久賀理世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「王子と乞食」を女性にして、さらに王位継承争いを加えて描いたようです。
王女は責任感が強くて、成り代りになった子は自分で生き抜いてきた度胸があるというどちらも良い女の子でストレスなく読めました。とりかえばや物語は大好きですし。
王女と女の子は自分の意思で入れ替わったわけではなく、ただ王位継承争いの陰謀によってでした。王女が王女であることに「ただ責任感が強くて優しい」だけなので頑張って元の王女に戻ろうという意志が分かりづらかったです。野望でもなんでもいいからしたいことをして欲しかった…(責任とか立場ではなく…)
王女側に強い願望や目標がなかったのでそこがちょっと物足りなく、さらっとした歴史小説 -
Posted by ブクログ
1・2巻は短編連作だったが今回は長編。
ミステリー要素強めだけれどこのシリーズらしいオカルト要素もちゃんとある。
パトリックのアイルランド帰省に同行したオーランド。
パトリックの乳母つながりでバンシーの出る家の話を聞く。
森に囲まれた古い館、歴史のある一族に訳アリそうな人々。
不思議なものを見る、パトリックと同じ名の小さな少年。
真相はかなり重いがパトリックとオーランドのコンビ芸だけでなく、ゴシックホラーの要素も楽しめた。
最後にオーランドの家庭教師が母の恋人だった話に同意した、小さなパディの家庭教師・リーガン。
恋人は最初は憎んでいたはずのエイダン?と思ったが、彼女だったのかな。 -