山中ヒコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世の中には嫌なことがいっぱいあって、最低な人間もいっぱいおって、いい人の中にも最悪な部分はあって、そういうものばっかりぶつかる人生もやっぱりあるとは思うんよ。
人の人生は、ビックリするほど不公平じゃけえの。
けど、それが全部じゃない。しょせん一部じゃ。
自分にとっての価値は人や人の前ではいともあっさり無価値に成り代わる。
その逆とまた然りで、どちらにも正義があり、あるいはどちらにも正義がない。
知らない言葉をどうにか発しようとあがいていた。
傲慢だったことは重々承知している。大抵の事柄は、言葉にしなければ伝わらない。
それなのにわかってくれと、思うほうが傲慢なのだ。
わかってもらえないと、 -
購入済み
壮大
500年経っても、変わらない想い。
誰かを好きになるって、なんてすごいことなんだろうと思った。
何年かけてでも会いたい人がいるって、苦しくて素敵だなぁ。 -
Posted by ブクログ
病院からの指示で、期間限定で医療刑務所の配属となった精神科医の工藤。そこでは、受刑者ながらも、民間と同等の医療行為を受けている光景に工藤は複雑な感情を持っていた。
さらにそこには、かつての友達だった滝沢が受刑者としていた。蘇ってくる昔の記憶、工藤が抱える「ある罪」に対する罪悪感。工藤は、様々な受刑者とどう向き合っていくのか?
医療刑務所を舞台にした物語でしたが、医療刑務所自体あまり知らなかったので、その実態やそこでの事情などについて知らないことだらけでした。
民間と同等の医療行為を受刑者が受けるということについて、さらに税金が使われていることに複雑な気持ちがありましたが、それも含めて難し -
Posted by ブクログ
この作品の見所は、とにかくカツヤのトオルへの気持ちだね!それに胸が締め付けられたり心配したり。この作者の全二巻て程よい。
クロダというトオルの元彼の八つ当たり的な行動によって、トオルとカツヤの日常が元に戻ったとも言えるかな。
カツヤって、許した…とまでいかなくとも、クロダを助けたりトオルを屈託なく好きでい続けられたりなんて大人だな~と思った。
でも、お母さんの記憶があんまなくて、トオルと過ごした幸せな日々が全てだってわかってたから、それでカツヤはいいんだろうな。お母さんが不憫すぎるけど。
本編ではクロダって考えが浅くてやってることも不合理だから、違和感があったけど、番外編で背景とかトオルへの想 -
Posted by ブクログ
まよぱんシリーズ6冊目。最終巻。
帯に「ついに完結!」とあるのが、読む前から寂しい。
本作は前作の午前4時から5年が経過している設定になっている。
前作からの仲間たちのその後、という感じ。
みんなのことを知ることができて嬉しい反面、なかなか希美が出てこないので、希美はどうなっているのだろう?と気がせいてしまった。
子供の頃から様々な我慢をし、悟りを開いたかのような少女だった希美。
その彼女がブランジェリークレバヤシへ転がりこんだことで、クレさんやヒロキはもちろん、集まったみんなに優しくされる事を受け入れ、自分も誰かに優しくしたいと思うようになった集大成が本作には描かれているように思う。