【感想・ネタバレ】真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者のレビュー

あらすじ

東京・三軒茶屋。真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。 それが店を揺るがす大騒動の幕開けだった。 一方、母親である律子と久しぶりの対面を果たした希実だったが、その隣にいたのは実に意外な人物で・・・。 ほっこりじんわりと心の中が温まる、「まよパン」シリーズ第5弾!!

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希実の父親は誰なのか?最後の最後までどっち??な状況が続いたけど、それすらも違っていて、この人か!!と分かった瞬間に、美和子さんと希実の関係に納得できた。
律子さんの件は衝撃だった。いつものほほ〜んと「のぞみ〜ん」とか言ってそうな人が……。自分も実生活で別れを経験しているから、心にっぽっかりと穴が空いたような感覚になった。

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2023年11月03日

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内容(「BOOK」データベースより)

真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。それが店を揺るがす大騒動の幕開けだった。一方、母親と久しぶりの対面を果たした希実だったが、その隣にいたのは実に意外な人物で…。人気シリーズ第5弾!!

和4年12月2日~5日

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2022年12月05日

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希実の出生にまつわるお話。シリーズ最長編。
いつも使ってるブックカバーに収まらないくらいの分厚さ。読み応え充分の1冊でした。
毎回、様々なかたちの家族のストーリー。心の奥の方に、ずーんとくる。でも悲しいだけじゃない。明けない夜はないということなのかな。
また朝がやってくる。おいしいパンを食べたいな。

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2020年03月22日

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ネタバレ

希実の出生の秘密。
子供は大人のしがらみの被害者。
そして母との別れ。
とんでもない母親だと思うけど、それでも母は母で。
重い話だった。

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2018年11月10日

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ついに希実の母が登場と思いきや、お家騒動やら父親は誰か?といった騒ぎにバタバタと巻き込まれていく。高校生にはとても背負いきれない事に直面しながらも健気に力強く前に突き進む希実がとてもいじらしかった。それを見守る暮林や弘基の距離感がめちゃくちゃ優しい。これでついに一件落着かと思ったら、またまた不穏なラスト。まだ山はあるようですが、次はついに最終巻。希実にどんな幸せが待っているのか楽しみです。

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2018年06月21日

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ネタバレ

事実上最終回
23-29h真夜中だけ開店するパン屋
ブランジェリークレバヤシに謎のマジシャン
(手から白いハトを出す)参上
希実と母の律子には秘密がある
実の父「樹たつる」の実家である株式会社トガノ
その兄「榊さかき」や親族が遺産相続を絡めての
しゃれにならないドタバタ騒ぎ、
個々の登場人物の心理描写が優れているから、突
拍子もないストーリーさえ必然性が・・・(納得)

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2021年12月27日

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シリーズ5作目。
今回は美和子の幼なじみとされる怪しい男。
彼を中心に起こる騒動。
希実の父親と家系の問題。
ブランジェリークレバヤシの危機。
そして終盤には…。
ページ数に比例して内容の濃い1冊でした。
次から起こる事件と謎が畳みかけるように。
次で最終巻。楽しみに読もうと思います。

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2021年11月08日

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世の中には嫌なことがいっぱいあって、最低な人間もいっぱいおって、いい人の中にも最悪な部分はあって、そういうものばっかりぶつかる人生もやっぱりあるとは思うんよ。
人の人生は、ビックリするほど不公平じゃけえの。
けど、それが全部じゃない。しょせん一部じゃ。

自分にとっての価値は人や人の前ではいともあっさり無価値に成り代わる。
その逆とまた然りで、どちらにも正義があり、あるいはどちらにも正義がない。

知らない言葉をどうにか発しようとあがいていた。
傲慢だったことは重々承知している。大抵の事柄は、言葉にしなければ伝わらない。
それなのにわかってくれと、思うほうが傲慢なのだ。
わかってもらえないと、嘆くほうが怠慢なのだ。

僕は人生を棒に振ってなんかいない。
だって僕は最初から失敗してたんだから。
僕はあなたと母さんが作り上げた、生まれながらの失敗作だったんだよ。

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2021年10月26日

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大作!!いろんな秘密が出てきて、希実ちゃんやお母さん、美和子さん、ふたりの若い頃のことがわかって、それぞれに苦しんできたことがわかった。苦しみを断ち切りたい、大切な人を幸せにしたい気持ちが、大人たちから伝わってきた。悲しい別れを乗り越えて、いま自分を守ってくれる人と幸せに生きていってほしい!がんばれ、希実ちゃん。

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2018年12月25日

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母の帰還、父は誰なのか、美和子や榊、樹、律子の連む過去。希実に限らず母親という存在の大きさが印象的。拉致された母を必死に探したり結局許し受け入れてしまう、でも拒絶もしてしまう希実が、大胆かつ繊細な絶妙さで良い。今回は厚いけれど家族メインでパンケーキは美味しそうだったけれどパンの描写が少なかったなあ。

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2018年10月10日

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ブランジェリークレバヤシをちょっと離れて希実の生い立ちの謎が明かされる。
謎だらけの門叶兄弟の出現もあり、母律子、美和子さんとの関係も明らかになり、そうだったのねと思いきや、最後にはまた別の展開が。
謎が謎を呼びと最後まで引っ張られる展開だったが、希実はブランジェリークレバヤシに居ていいのよね!でほっとした読後感だった。

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2018年10月05日

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相変わらず アダルトチルドレンに容赦がない内容です

そうなんですよね。30歳越えようとどれだけ割り切ろうと親の呪縛から逃れられないんですよね。みんな

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2018年07月30日

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みんな過去にいろいろありすぎ‼変人キャラで軽く見せてるけどかなり重い内容だった。とはいえ美味しいパンは元気になるらしい。いいなぁ。

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2018年03月04日

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話としては面白かったし、話の続きが気になって早く読みたいと思わせる内容だった。テーマとしては母と子、父と子、の関係性なのかな。
今までのシリーズと違うのはパンが食べたいという気持ちにならなかったこと。クロワッサンとかフルーツサンドとか、ガレットデロワとかの描写が今までの本では、とてもおいしそうに、そして話の中でも大事な場面に出てくる部分が共通していた。でも今回はストーリーに重きが行って、パンの描写は後回しになってしまった感じがある。パン好きとしてはそれがちょっと残念。
今まで希実、弘基、美和子などの家族関係については描かれているけど、クレさんの家族については何も出てこないんだな。そこもちょっと気になる。最後のシリーズを読むのが楽しみです。

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2018年01月31日

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これまでの作品はスリリングな展開はあるものの、どこかほんわかしていた印象したが、今回はかなりシビアな内容です。
にもかかわらず、希実のまっすぐさと彼女を囲むレギュラー陣の優しさ、表現の面白さなどが相まって、とても温かい読後感の力作だと思います。

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2018年01月25日

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間が空きすぎて少々登場人物のキャラクターを忘れつつあったものの、やはり面白かった。大人になってきた(ならざるを得なかった)主人公の思いと周りの方の優しさはほっこり…次作はどうなるのか楽しみ

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2017年11月19日

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希実を自分の娘のように思い始めてきた。
しっかりしっかり前を見て。
手を伸ばすことを躊躇わないで。
君はずっと強かった。
でもそうばかりではなかったことを知った君はこれからもっともっと素直にしあわせになれるだろう。

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2017年09月05日

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ネタバレ

読み終わりました。



第一章
父親の登場に驚き
会いたくないと言っておきながら、母とは会っている
やっぱり心配なのでしょうか。。
いつか修復したらいいなあと最初の方は思ってたけど、
だんだん読み進めていくと
それは誤解だということが分かり。。

誤解は、やっぱり解いた方がいいよね
誤解のままは駄目だよね…と悟ったり。。


お母さんとの距離もだんだん変わってきて
最初は戸惑うけど
希美ちゃん、今後どう変わっていくのかが楽しみですね(*^^*)


お母さんとお父さんの馴れ初めが素敵。。
こういうのいいなと思いました。。



相変わらず、
どのパンも美味しそうで(私も常連さんになりたい!笑)

暮林さん弘基さん斑目も変わらずにいて、
あぁ~また皆に会えた。。と思った一章でした。
まよパンの本読んだの
ほんと久しぶりなので!
それにしても
斑目、すごいな。。

相棒の米沢さんを思わずにはいられない。。(笑)



そして幼なじみの登場にも驚き。。


最初、美和子さんの幼なじみが現れたときもビックリしたけど、
最後はもっと驚いた。。
その正体に……


最後の展開を読んじゃうと、幼なじみはほんとなのか、嘘なのかとつい思ってしまうほど、
色々なことが起きすぎて驚きの連続でした。。


第2章
なんか最後の展開。。
すれ違いみたいな感じで終わって、
希美ちゃんはお店のために勇気を振り絞って進もうとしていて、
でも弘基たちも色々と調べてその推測が
何だか裏があるようで……

希美ちゃんまた危ない橋を渡ろうとしているみたいで
心配になりました(^o^;)



お店のために自分に何が出来るのか
いっぱい悩んで動こうとしているから、あまり怒らないでほしいなとつい思ってしまいました。


あと希美ちゃんの父親のこと……
ビックリしました。。
美和子さんのことも


真実は。。と気になりました。


第3章4章・・・

物語もクライマックス。。
色々なことがあって



まさかの展開が待ち受けていて
あまりに色々なことが起こりすぎて
思いもしなかったという最後。。



希美ちゃん。。







ラスト。。私も暮林さんみたいに、
もしかしたら……と思った

事故にあって、足、悪いと


もしもそうだったら、次の巻で色々と明かされるのかなと思ったり

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2017年08月09日

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読めば読むほど、弘基の不器用な優しさに惚れる。

今回ようやく、希実が母に対して抑え込んでた気持ちを吐き出せてよかった。

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2017年07月23日

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今回はあまりパンの事は無かったが、これまでボンヤリしていた人間模様が深く描かれていた。

最後の最後にググッと込み上げて来るものがあり、電車の中で読んでいたので我慢するのに苦労した。

今後の展開もあるのかな?
楽しみです。

2度目読みました。

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2022年01月26日

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真夜中のパン屋さんの起源があきらかになってきはじめた。女子校生 希実を起点としたドロドロとした関係性
ドロドロを美味しくパンでまとめる男性陣の活躍に期待して 午前5時を読み始めよう

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2022年08月31日

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まよぱんシリーズ5冊目。
他の巻よりかなりのボリューム!
次の完結6冊目も読み終わったので思うのだけど、作者さんはもしかしたらこの午前4時を本当の意味での最終巻にと考えていたのでは?と思ったりした。

これまでのまよぱんシリーズでは、ブランジェリークレバヤシに何らかの人物が事件を持ち込んできていたが、今回は希美本人が事件の主軸となっている。

莫大な遺産や跡継ぎという設定は都合よすぎな感じがしないではなかったが……。
希美の父親は誰なのか?を中心として、2転3転していく様は興味深かった。
律子さん、母親うんぬんは置いておいて、すごく良いキャラだと思う。

律子さんには悲しい思いをさせてしまったかもしれないけど、希美が抱えてきた本心をぶちまけられてよかった。
あれがなければ、あんなに静かに看取ることは出来なかったのではないかと個人的に思う。

悲しいことがあった午前4時だけど、とてもあたたかく、みんなが希美を大事に思っていることが伝わって、嬉しい。

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2021年08月04日

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シリーズ5作目。
面白いんだけど、好きなんだけど、560頁超もあり色々てんこ盛りすぎて冗長な感じがした。
本作では、律子や美和子やその周辺の人々の過去が次々と明かされていく。その過程で、希実がお家騒動に巻き込まれてんやわんや、というストーリー。希実の本当の父親は誰なのか、最後まで読むと明らかになる。
みんな、希実のことを大事に思ってるのが分かってほっこり。

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2021年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し間を空けての、第四弾。
一瞬設定を思い出すのに苦労した(笑)(もちろん主要人物は覚えているが、はじめに、昔登場したはずの脇役人物が結構出てきたので)

まぁ、面白かったは面白かったけど、今までほどのドラマ感もニヤニヤ感もないかなぁ、という感じ。

つーか、樹さん、いい人過ぎるなぁ。そして美和子氏が、なんというかはすっぱな女の子だったというのは意外だなぁ。さりげなくのぞみのお母さんは死んでしまって、なんか残念な感じも。
普通、二重に父親が隠されているなんて思わないし、そういう意味ではさし当たっては落ち着いたか。  
ブーランジェリーも、何気に、ある種、のぞみの扶養義務あんな(笑)。

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2019年12月09日

Posted by ブクログ

相変わらず突拍子も無い人物が出てきたなあ、榊氏。
手品のために白い鳩常備してんのかな?
希実が病気の母との対面で、しめっぽくならなくてほんとよかった。
ちゃんと自分の気持ちをところどころでぶつけることができてほんとよかった。
幼少期の思い出をあっさり許せるような人間でないから、主人公として人間的で共感できる。
暮林さんの静かにキレるとことか、ヒロキの心配性やナイーブな優しさに癒される。。。パンケーキ食べたい。。。

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2019年09月07日

Posted by ブクログ

妹からの譲受本、ラスト2冊をまとめて。
分厚さにひるんで、しばらく読み始めることとをためらってしまいました。
内容も重め。希実さんの親たちが若い頃の話~出生のこと。
希美の父以外は皆、奇抜で、文章を読んでも、あまりすっと頭に入ってきませんでした

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2018年10月13日

Posted by ブクログ

もっとライトに読みたかったのに、父親のことで二転三転し複雑に話をこねくり回しすぎ。母親の今までの行動も病気で封じ込めたのだろうか。
みんな訳ありの人すぎで読んでいて疲れた。
ラストは感動できたのがせめてもの救い

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2018年08月24日

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ネタバレ

話が途中でわけわからなくなってしまった。誰もが誰かにやさしくありたい、というのはわかるが、わかりづらい。

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2017年09月23日

Posted by ブクログ

本の厚さにはびっくりしたけど
さらっと読めて面白かったです。

最後はちょっとだけうるっと来ました。
けど、なぜそこまでして??
なんか、腑に落ちない
感じでもありましたね

午前5時が最終話らしいので

どんな話になるのか楽しみです。

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2017年07月17日

Posted by ブクログ

あんなに待ちに待ってたのに1年以上も積みっぱなしにしてました。前巻から間があったうえにさらに1年寝かせてたものだから、細かい内容と前回出てきた登場人物と関係を忘れてしまってて、ちょっと大変でした。そうこうしてたら来月には新刊が!ある意味いいタイミングで読めました。希実の出生の秘密が3分の2ぐらい明らかに。う~ん…親世代たちが若者だったころのそれぞれの家族への苦悩はわかるんですが、結果、その業がすべて希美にきてるようで、どうなんだろ?という気持ちになりました。律子さん、この人には人を惹き付ける何かがあるんだろうけど、やっぱりいろんな人を巻き込み過ぎなような…。おかげで希美は今のみんなに出会えたのですが。モヤモヤしました。次で終わりなのかな?6時まであるのかな?

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2020年11月07日

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