山中ヒコのレビュー一覧

  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(上)

    購入済み

    心の痛みは治せない

    愛する人を失った悲しみや心の痛みは時には和らぐこともあるでしょうけど、忘れることはできないし、なくならないもの。死ぬまで痛みと付き合っていくしかないのだから、なるべく若いうちはそんなことを体験してほしくないですね。

    #切ない

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    2024年01月22日
  • 死にたがりと雲雀(1)

    匿名

    無料版購入済み

    朽木、どこからきた聖人君子だよと思っていたら、後続の巻のあらすじから過去を知り、驚く。細目との因縁も気になるところだ。

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    2024年01月02日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    特殊清掃…亡くなった跡を消す仕事。
    人が亡くなったら腐ってくるということはんかっていたが、腐敗液になるということや、死後に残された部屋がどうなるもんなのかはあまり想像したこともなかった。
    知らない世界を覗いたような感覚と、その仕事をしている人たちの話もよかった。

    個人的には楓ちゃんとの恋花とか、友人A武田の就活のその後とかをスピンオフで読んでみたいと思った。

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    2023年12月16日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    特殊清掃専門っていう仕事知らなかった
    でも ないと困る職種だなぁと
    自分がもし急に倒れたりして…
    仕事が休みで…
    連休だったら?夏だったら?
    その時猫たちは?
    とか死について色々考えさせられた

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    2023年12月15日
  • 真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒

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    今回は弘基の由井佳乃の救い方がかっこよくて、クレさん派なのに揺らぎそうになった。結婚しよう、俺は本気だなんて普通はサラッと言えない。また読み終わったあとジーンと心が温まる感じがして、好きな作品だなと改めて思った。一方で斑目がかわいそうな回でもあったから次は斑目も報われるといいなと思った。

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    2023年12月11日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    友達に勧められて読んだ本。夢中になって読んでいたので電車も乗り過ごした。
    どのキャラクターも好きだったけどやっぱり暮林さんが好きだったなぁ。柔らかいのにちゃんと芯があって、人の中にある毒を解毒してくれるような言葉をいつも周りの人にかけてて、自分の毒も解毒された感覚だった。でも完璧なわけじゃなくて不器用なところもあるのもより好きになるポイントだったのかも。私自身は希実ちゃんの素直じゃない感じが似てるのか共感するところが多くて希実ちゃん目線で読んでた。
    とても心温まるお話だった。続編も早く読みたい。

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    2023年12月11日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    真夜中の深夜帯のみに開店するパン屋。
    その店を切り盛りするのはパン職人の男性とオーナーの2人。
    深夜のみの営業という事で珍客が多い店ではあるではあるが、
    ある日、荷物を抱えた女子高生が転がり込んでくることになって
    予期せぬ日々が訪れ始める。

    登場人物は皆、中々に闇を抱えた人ばかり。
    特に親子の愛憎に端を発した問題が起きるが
    パン屋のオーナーが作り出す不思議な優しいオーラに絆されて
    事態は好転していく。

    こんなオーナーのような男性になれたらなと思わせるいい本でした。

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    2023年09月23日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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     特殊清掃。
     自殺のほか、孤独死などで汚れた部屋や現場を片付けることを専門とする仕事だ。

     東北から上京したものの、将来への展望も持てないままフリーターとして生活していた青年が、特殊清掃の仕事を通して成長していくさまを描いたヒューマンドラマ。
     第7回ポプラ社小説新人賞受賞作。
              ◇
     喪服姿の浅井航は疲れていた。故郷で孤独死した祖母の葬儀に参列し、東京に帰ってきたばかりだ。遅くに東京駅に着いた航は祖母を偲んで献杯すべく、以前から気になっていた小料理屋に入った。

     カウンター奥にいた喪服姿の先客に声をかけられ一緒に飲むことになった航だが、その先客こそ、特殊清掃専門会社デ

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    2023年08月19日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    この作家さん、看護師なんや…
    なので、医療の事詳しいんかな?
    医療刑務所って、複雑やな…
    何で、罪を犯した人を国民の税金使ってまで、治療せなあかんねん…とか…
    この主人公の精神科医 工藤さんもそんな感じ…
    でも、自分の罪と本当に向かい合うには、病に侵されたままではあかんのかもね。
    更に、精神科なんで…

    でも、主人公も、旧友の罪人も、同僚の先生方も他の人も何か訳ありな人ばかり…
    なんぼなんでも、こんなに辛い過去とかある人ばかりで構成したら、逆にそれだけで病みそうな気が…(−_−;)
    周りが闇過ぎて…
    自身の不幸とか、言えん…
    そんな事で悩んでんの!って怒られそう。
    刑務所には、そんな人ばかり集

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    2023年08月17日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(下)【特典付】

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    ネタバレ

    イキガミキラーな受け。自分的にそんなに惹かれる要素ある?って感じだけどそこは脳内補正しておいた(笑)

    未亡人になった受けが、新たなパートナーと…って流れで。しかしやっぱひとりめ(1巻)のパートナーとのエピソードを読んでると一途でいてほしかったという思いもあり複雑。ふたり目の攻めもいいやつなんだけどね。。

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    2023年06月04日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(下)【特典付】

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    終わり方が意味深で読者に委ねる系?だったからかなり余韻というか黄昏というかええーーーっとなった。久しぶりにストーリー重めな濃密なBL読んだかも。良い

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    2023年05月05日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(下)【特典付】

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    ネタバレ

    【再読 2023/04/11】
    初読時は感情が乱されすぎて言葉がでなかった……

    鬼道くんが、今までに柴田さんから受けた優しさのことを表現したセリフがとってもいとおしかったなあ
    素敵だなあって涙浮かべながらページめくったら、滝くんが宙に浮いてて笑ってしまった 笑

    春人くんのときには言えなかった言葉を滝くんには言えるといいですね

    というか、エピローグの送り火がさいこうすぎた……

    好きなひとのことを「好きだった」とか過去形で言ってほしくないマンなので、もう……なんかもう…………苦しくって苦しくって………………!!!!!!!!
    そしてそれを切ない顔で聞いている滝くん……………………!!!!!!

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    2023年04月11日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(上)

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    ネタバレ

    【イキガミとドナー】の柴田さんのスピンオフ

    「結婚したいな」「しましょう」ってセリフよかったなあ
    言葉にするのが容易でないくらいしんどくて苦しかったな、春人くんと柴田さんの話

    まだ死んだイキガミを想っている人を抱いている滝くんもしんどい……

    下巻へ続く
    (どうなるのコレーーー!!!!!!)

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    2023年04月09日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(下)【特典付】

    購入済み

    ツラ…。エンディングはわかっていたので覚悟していてもツライ…。迎え火がまた切なくて。
    鬼道がかわいい…。

    #胸キュン #切ない

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    2023年03月26日
  • イキガミとドナー(下)【特典付】

    購入済み

    めちゃくちゃよかったです!泣きそう!
    でも舐めるだけで腐りかけの足の傷が一瞬で消えるのに、背中の皮膚提供とかいるんだ…とかはありましたが、ハッピーエンドが本当に嬉しいです。

    #胸キュン #切ない

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    2023年03月26日
  • イキガミとドナー 二人のイキガミ(上)

    購入済み

    スピンオフ作品のようですが、前作を読んでいないので全くわかりません。とりあえず気になるので前作を探してきます。

    前作も読んできました。ツライ…。

    #切ない

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    2023年03月26日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    単に夜間営業しているパン屋とお客との人間模様を描いているのかと思って読んでいた。でも、そんな単純な話ではなく。色々な事情を抱えた人が愛とは何かを探している物語だった。親子の愛。夫婦の愛。人類愛。。。
    過去を乗り越えた未来が見えてきた。

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    2023年03月13日
  • 真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生

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    ネタバレ

    真夜中のパン屋さんシリーズ。前巻を読んでから、ずいぶん間が空いたが、楽しめた。

    希美の前に現れた、腹話術人形を操る転校生、幸太郎のせいで、普通の高校生では経験しないだろう事件に巻き込まれていく。
    希美の過去もまた少し明らかになり、残りの巻も読んでみようと思う。

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    2023年03月12日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    パンがすっごく食べたくなる!キャラ設定がとても面白く、読んでて楽しい。
    ただ細かい設定が雑な気がする。

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    2023年02月16日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    なぜ工藤はこんなに頑ななんだと、偏見に満ち溢れているのだと、思いながら読み進めた。医療刑務所という場所の異様さ、受刑者たちの事情、罪と向き合うということ、彼らを診る医者や看護師たちの思い。取材を重ねて描かれたであろう本作はリアルで、重かった。

    p.202 「私、思うんです。誰かと向き合う時って、愛情優しさだけじゃダメだって。ときには、嫌悪やもどかしさも必要です。この波と同じように、ときには近づいて、ときには離れて。その繰り返しの中で、相手を知っていくんです」

    p.322 「工藤先生が、滝沢さんに厳しい言葉を伝えている時、先生の瞳が少しだけ潤んでいるんですよ。誰かを本気で叱る時って、意外

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    2023年02月07日