上野正彦のレビュー一覧

  • 死なないための智恵

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    何はともあれ、冷静に対応すべし。
    って全編に渡って書いてある。
    そこんところが生死の分かれ目だ。

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    2014年08月25日
  • 死体の犯罪心理学

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     上野さんの作品で一番有名であろうのは『死体は知っている』『死体は生きている』であった記憶が。二冊とも読破済み。
     犯罪心理学、という観点から、この事件の裏にはこういった心理が見え隠れするものだ、というもの。
     たとえば、バラバラ殺人。多くの人は言う。
    「なんてむごたらしい。冷徹な犯人に違いない!」
     だが実情は違う。殺しはしたけれども、『生き返る』かもしれない。動き出すかもしれない。絶命していないかもしれない。多くの不安がないまぜになって、結局、二度と起き上れぬよう『過剰に』殺傷してしまうのである。
     所謂『普通の人たち』が考えるうる『犯人像』が違っている。それを理解してもらえないだろうか。

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    2014年07月17日
  • 死体は生きている

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    元監察医の著者が、検視にまつわるエピソードを綴ったもの。エッセイ集のようなものになっているので、著者が監察医だからこそ言いたい何かがいまいち伝わってこない。

    同性愛や女性の性倫理について書くときは、どこか現在のポリティカルコレクトネスからはみ出していそうで危なっかしい感じがする。

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    2014年06月23日
  • 死体は生きている

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    全く知らない世界の話で、内容も興味深かったが、特に印象的だったのは遺族との対話の部分。

    「説明には、論理だけでなく相手に対する思いやりが必要」 という内容。

    相手が本当に納得するとは、どういうことなのか。

    人に接するとき、大切にしたい視点だと思った。

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    2014年02月23日
  • 自殺の9割は他殺である 2万体の死体を検死した監察医の最後の提言

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    前半は道徳的な話だったのが後半に入り絞殺された際の自殺と他殺の見分け方などの教授など様変わり。まさにリアル版「臨場」
    この本で素人が偽装殺人してもすぐバレることが分かる。

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    2014年01月02日
  • 解剖学はおもしろい

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    上野先生らしく、難しい解説や医学書ではなく、初心者でもわかりやすく、解説されています。本書は、看護学生向けに書かれたものらしいですが、これなら、新入生も取っ付き易いですね。
    ただ、舌の味覚領域について、最近の学説は上野先生とは異なる見解が多く、その点について、ちょっと気になりました。(どちらが正しいのでしょうか?)

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    2013年12月06日
  • 自殺死体の叫び

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     死体は美しいものではなく、リアルそのものであるよと。とつとつと語られるエッセイです。上野さんはとても有名ですね。

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    2013年10月15日
  • 死体は告発する 毒物殺人検証

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    読書録「死体は告発する」3

    著者 上野正彦
    出版 角川文庫

    P139より引用
    “立派な哲学をもったうえで、医学を学ばなければ、道をあやま
    ってしまう。
     命にかかわる職業人としての、自覚が望まれる。”

     長年監察医として多くの死体を見続けた著者による、それらの
    死体の中から毒物による死亡例を取り上げた一冊。
     架空の毒鳥・鴆(チン)についてから毒物の人体への作用の仕
    方まで、豊富な経験を元に書かれています。

     上記の引用は、医師による殺人について書かれた項での一文。
    人の命を左右する立場にいるのですから、気持ち一つで相手の生
    命を奪うことも簡単にできるのでしょう。
    医師が足りないからと

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    2013年08月16日
  • 男と女の悲しい死体

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    上野正彦氏の本なので、もう少し、検死に関して細かい記述があると良かったと思う。
    もっとも、タイトルどおり、監察医が見た死体についての感想なので間違ってはいないが。

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    2013年08月04日
  • 自殺の9割は他殺である 2万体の死体を検死した監察医の最後の提言

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    上野先生のコメントが、最近の世相に非常にマッチしている。
    特に、いじめについて。
    いじめは無くなるものではない、あるものとして対応する。
    「わが校にいじめの事実はなかった」などという説明はありえない、
    には全く同感。

    本書で覚えておきたい事実。
    一人暮らしと家族と同居の老人を比べた場合、家族と同居の老人の
    方が自殺率が高いという事実。

    自殺の方法のトップは首つりで、60%超。

    扼殺は手や腕で絞めて殺すこと、絞殺はひもなどを使って殺すこと。

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    2013年03月21日
  • 死体論

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    語り口が柔らか。法医学の解説書よりも読みやすくざっくりとしている。そのため情報量はやや少なめだが、死亡者が発見された場合の流れについてや監察医の制度などについては要点を押さえておりいきなり法医学の関連書籍を読むよりは判りやすいか。

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    2013年02月21日
  • 死体は悲しい愛を語る

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    死後の体を、知識を持って調べると、いろいろな事が分かるらしい。
    その中でも、誰かの事を思って、亡くなった方の例が書かれている。

    誰かを思うと言っても、愛するが故だったり、憎しみや憎悪によるものもあって、後味が悪く、どうして?と思わずにはいられないケースも多い。

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    2012年10月15日
  • 「藪の中」の死体

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    法医学の目からミステリーを読むと、一致も差異もある。死体所見で偽装はわかる。

    死体が全てを語る、というアメリカドラマ、日本にはないと思ってたんですけど、あったんですねぇ。ドライな扱いはできませんけど。

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    2012年10月21日
  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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    元々そういう文章を書く人ではあったけど、これは特に感傷的というか科学とは違う視点で死体を語る部分が多かった。
    良く言えば長年の経験から得られた含蓄有る言葉ということになるのかもしれない。ただ率直な感想としてはありふれた老人の放言。主観的でロマンチシズムでやや一人よがりな部分に目を瞑れば面白いし言葉遣いも平易で読みやすい。

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    2012年09月12日
  • 自殺死体の叫び

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    あまりに有名ですが、元監察医である法医学者のエッセイ。
    例えば樹海で何か薬を呑んで眠るように……なんて考えても、
    過剰服薬だけでは
    なかなか死ねるもんじゃなくて(普通、呑み過ぎたら吐くよ)
    意識朦朧としたまま凍死するとか、
    あるいはフラフラの状態で縊死に漕ぎ着けるとか、
    第二段階に到達しないと死は訪れない、ハズ。
    で、そこを首尾よく超えたら乱歩の「虫」よろしく、
    後はジワジワ腐敗という名の死神に蝕まれるワケで、
    自殺に妙な美しい幻想など抱くべきではない、
    死体は皆、無惨なもの――という一貫した主張には深く頷いた。
    ただ、現場を捌く人の苦労や遺される者の悲しみを考えたら
    自殺なんか出来ないだろう

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    2012年07月13日
  • 死体は切なく語る

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    元解剖医上野氏の2冊目
    普通は死ぬと穏やかな死に顔になるが、死ぬ瞬間に強い怒りやらがあるとそのままの形相で死ぬということくらいしか覚えていない。

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    2012年06月25日
  • 死体は語る

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    言葉を使って話すことのできない死体からいろいろな状況や思いを汲み取っていく仕事を淡々と語っている。
    全く生々しくないのでさらっと読める。

    昔、「きらきらひかる」というドラマが好きだったので、興味深かった。

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    2012年05月27日
  • 女だけの死体ファイル

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    女性が加害者・被害者の事件をまとめた本です。
    昭和から平成にかけて、事件のタイプに変化がみられるとのこと。

    昨今の事件は、我の身勝手で知識を駆使してまでも、尊い命を失わせてしまう。
    金欲のために母性愛を失ってしまう人間がいることに哀しくなった。

    それぞれに事情があるにせよ、決してやってはいけないこと。
    せつなくなった。

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    2015年02月19日
  • 死体は知っている

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    ネタバレ

    死体の状態から、どのような状況で死に至ったかを知ることができる。
    それによって真相が明らかになる。

    「死」と向き合う仕事はすごく怖そうだと思うが、著者は真正面から向き合っている。
    死と向き合うことで、亡くなった方を尊重できる。
    わかっているけど、怖い。そう思う人が多いんじゃないかと思うだけに、著者はすごいという月並みな感想が出てくる。

    なかなか考えさせられる本だった。

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    2012年04月25日
  • 解剖学はおもしろい

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    人体のふしぎ

    長年監察医として働いていた著者が書いた解剖学の入り口。
    著者の仕事柄きな臭い話題も多いが、死後の体について読むのは新鮮で面白かった。
    死んだ後は関係ない、と考えがちだが、
    なぜ死んだのか。そこに他者の干渉はあったのか。
    それを解明することが死者や遺族の人権を守ることだと著者は言う。

    物言わぬ死者の代弁者

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    2012年03月31日