上野正彦のレビュー一覧

  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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    自殺は絶対やめておきな!
    (って自殺しようと思う人は少ないと思うけど……)

    この本で自殺者の死体が死後どうなるのか読むと、本当に自殺は悲惨だと思う。
    やっぱり布団の上でなくなるのがいいと思うようになるよ。

    死体のすごさに圧倒され続けるけど、同時に生きていることの素晴らしさを見直すこともできる。
    そんな本です

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    2009年10月04日
  • 死体に聴け

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    監察医とは何か? 一般的には生→死へと向かう考え方を持つが、著者の場合は逆説的な見方をもって、わかりやすい解説を行っている。
    監察医のシステム、法律なども交えて、死体とどう向き合うかをかかれている。
    参考資料としても、いい本だろう。
    偽装自殺、偽装事故死をいかに見破られるか、非常にわかりやすく、納得出来るような文章になっている。

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    2009年10月04日
  • 死体は生きている

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    監察医が明かす、衝撃のノンフィクション。
    時間が経つのも忘れ読み入ってしまった。
    口も聞けない死体が語りたかったことを、一生懸命分かろうとしてあげる、監察医は奥が深いんだって思った作品。

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    2009年10月04日
  • 自殺死体の叫び

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    京大合格発表の日に淀屋橋で買って読んだ本。府立大から京大まで暇だったから・・・

    美しい死に方なんて、ひとつもない

    人は自然に生まれてくるのだから、死ぬときも自然でありたい

    自殺死体を数多く見つめ声を聞いてきた上野先生の言葉。

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    2009年10月18日
  • 死体は切なく語る

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    死体監察医としてテレビ等でも拝見する機会が多い著者の新刊です。タイトル通り、読むと切なくなる話ばかりでした。印象的なのは「今までで印象に残っているものを3つ」といわれて、著者があげた3つの死体の話です。犯人を最後まで追い詰めようと殉職した刑事の話や、交通事故で子どもを亡くした母親の話などあげられていたと思います。

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    2009年10月04日
  • 死体は生きている

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    タイトルに惹かれて買ったもの。筆者の考えが好きで、今では単行本を見かけると思わず購入してしまうようになった。

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    2009年10月04日
  • 死体は生きている

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    物言わぬ死体の言葉を聴くのが監察医である、という内容ですが、私が買ったのは初版のハードカバーでした。一気に読めます。

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    2009年10月04日
  • 死体は語る

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    本当に専門的な知識が沢山載ってました。
    難しすぎて私にはまだ早いみたいなので数年後にまたリベンジしたいです。

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    2025年12月06日
  • 死体は語る

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    ネタバレ

    昔法医学系の本を読みあさったことがあって、こちらもハードカバーの段階で読ませて頂きました。
    法医学、面白い。
    全然知らない世界の話だけど、本当に読みやすくて分かりやすい。
    また、法医学系の本読みたい。

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    2025年10月18日
  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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     本書は多発する猟奇殺人事件の真実を解き明かす法医学の視点から綴られた書である。著者は監察医、元東京都監察医務院長として、退官までに約2万体の検死を行った経験を持つ。浅沼稲次郎暗殺事件、三河島事故、吉展ちゃん誘拐殺人事件、全日空羽田沖墜落事故、ホテルニュージャパン火災などの検死に携わり、法医学の第一線で活躍してきた実に経験豊富な専門家である。

     本書では、死体は嘘をつかず、多くの情報を語る存在であると主張している。猟奇殺人事件は今もなお多発しているが、昭和時代のバラバラ死体の背景には、多くの場合、衝動的な殺人とその隠蔽のための死体切断であった。追い詰められた加害者の心理が死体を切り刻む行為を

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    2025年05月04日
  • 死体は生きている

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    ホント興味深い。
    普段の生活で死体を目にすることが無い私にとっては、ただの死体でしかない。
    だけど、元監察医の筆者には全然違うものが見えているんだよな。
    死因を特定するための解剖、か。
    これを読むと、自分が突然死するような事があったら、ぜひとも死因を明らかにして欲しいなあと思う。

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    2024年12月15日
  • 死体は語る

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    自分の仕事に近く内容に興味がある本でした。人間をみる著者のあたたかな眼差しが感じられ、時代は進むけれど大切にしていきたい事が自分と同じだと感じた。何年かぶりにまた手にとった本でした。

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    2024年11月26日
  • 死体は語る

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    この本面白かったわ、って言ったら不謹慎かな。
    死体がこんなに雄弁だと思わなかった。
    事実は小説よりも奇なりというが、本当にこんな事が起きるのかと驚かされる。
    それに監察医も医師であるということに、今更ながら気づいた。
    知らず知らず「医者は生者しか診ない」と思い込んでいた。
    これはちょっと恥かもしれない…。
    確かにそうだよな、だって法“医学”だもんね。
    それにしても元監察医の筆者が綴る経験は、どれも興味深くて人間(人体?)の勉強になる。
    溺死の研究や脳死と植物状態の違いなんて、もはや学問だと思う。

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    2024年11月16日
  • 死体は語る

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    ネタバレ

    殺人事件を扱うミステリよりある意味面白いと言ったら語弊があるかもしれないが、実際にこんなことがあったのかと思うと興味深い話が多かった。
    テレビでも紹介されたなというのも思い出しつつ。

    まだDNA鑑定のない時代の話なので、今にしてみれば時代遅れの話や価値観も出てくるけれども、それを抜きにしても興味深いと思わせてくれるのは、上野先生の文章の読みやすさ、それと先生の想いが一貫して作中に散りばめられているからだろう。
    それに、今に繋がる発見も啓発もしてくださっているのも分かるので。
    歴史的事件にも関わっていて、とにかく先生すげえ……と小並感漂う感想しか抱けなくなっていくという。

    それにしても、一番

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    2024年09月25日
  • 死体は語る

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    死体は語る★4
    1989年発行の非常に古い本だがとても有名で読みやすい。
    上野先生が経験した興味深い症例をエピソード事に紹介する本。
    今の医療技術で可能なDNA鑑定も当時はなかったらしく、子が誰の父かの判定を血液型と人間関係から法医学者が決定していたというのは驚いた。
    本の中で紹介されいた著者上野先生の心に残っている言葉をメモしておく。「一人の生命は地球よりも思い」「心正しからざれば、剣正しからず」

    泳ぎが得意な人や足のつく浅瀬でも溺死する理由が特に興味深かった。
    呼吸のタイミングを誤り口や鼻から水を吸い込むと耳管内に水が入りその結果三半規管を傷害し平衡感覚が失われるから泳げなくなるという

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    2024年06月21日
  • 死体は悲しい愛を語る

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    まさに【事実は小説より奇なり】
    この本では、どんなドラマより真実が1番
    怖くもあり、悲しくもあり。切なくもあり。
    考えさせられました。
    自ら死を選ぶ人の心の内面まで死体から読み取る監察医としての洞察力、思考力は、
    反論する本人が居ないので仕事として凄い事だよなぁ~としみじみ思いました。
    上野先生の人情味あふれる
    死体の事実に対するコメントが
    私には救われました。
    この仕事は勉強が出来るだけの人には、無理な仕事ですね。

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    2024年03月18日
  • 監察医が泣いた死体の再鑑定 2度は殺させない

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    まさにミステリー!
    監察医が事件で亡くなった人々の死因を探る過程は、名探偵が事件の真相を探る過程と相似していて、まさに高度でリアルな謎解きを読んでいるようだった。
    満足な一冊だった。

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    2024年01月06日
  • 死体が教えてくれたこと

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    死体を見る仕事と言うと、何か変な偏見を持っていた自分であるが、その人の人生 心情などを汲み取り、心から祈ってくれる人であると言うことがわかり、感動しました

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    2023年07月02日
  • DEATHペディア(1)

    無料版購入済み

    ニコチンや風邪薬の服用での致死量は実際のことなんですかね。よく分からないけど幻覚を見させる能力怖かったです。

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    2023年06月28日
  • 死体は語る

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    今を去ること30余年前、職場の回覧文書の中に『厚生福祉』があった。業界紙で、厚生省(当時)の動向や、福祉施設などの紹介がされる中で、著者の連載が異彩を放っていた。法医学、監察医制度、行政・司法解剖がどのような意義を持っているかを、著者の経験を交えた具体的な文章で知ることができた。この読書経験が、現在まで医療系や警察小説を読み続けてきたことを支えている。しかし、現実世界では、著者が願った監察医制度は充実していない。海堂尊氏の提唱した死亡時画像診断は、死者の人権を守る意味で有意義だと思う。

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    2023年05月20日