上野正彦のレビュー一覧

  • 死体は生きている

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    「法医学は、死者の声を聞く学問でもある。」

    これまでに解剖5000体以上、検死20000体以上の死体を見てきた死体の専門家。(wikipediaより)
    上野正彦さんによるノンフィクション
    また読みたい

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    2014年12月14日
  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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    死体は雄弁である。

    昭和を現役に30年間監察医を務めた著者の経験則から記述される、様々な死体の言葉と真実。

    昭和と平成での死体の在り方の移り変わりから始まる。
    様々な事件、事故、自殺によって生み出された死体の遺す声から導き出される真相からは、犯人像が割り出されることもある。

    入水・縊死・樹海・飛び降り・飛び込み自殺における死体の損傷や経過の詳細が記述されていたが、どれも惨たらしいものばかりだった。

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    2013年06月14日
  • 監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く

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    [作品]
    2010年。朝日新聞出版。

    元東京都監察医務医院院長
    ベストセラー「死体は語る」著者 上野正彦

    [感想]
    本書は東京で30年間監察医を勤めた著者が語る、検死における「8何の原則」

    1.いつ(時間)
    2.どこで(場所)
    3.誰が(犯人)
    4.誰と(共犯)
    5.何ゆえ(動機)
    6.誰にたいして(被害者)
    7.いかにして(方法)
    8.いかにした(結果)

    を、具体的な検死例を挙げながら一章ごとに解説する著書である。本書で書かれている病死でない場合の人の死に存在する背景は、不謹慎ではあるのだがやはりとても刺激的で面白く感じた。

    弁慶の立往生に存在する科学的理由、バラバラ殺人の犯人に

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    2013年05月20日
  • 自殺の9割は他殺である 2万体の死体を検死した監察医の最後の提言

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    「いじめ」や「体罰」による「自殺」が社会問題になっているが、東京都監察医務院長を勤めていた著者の経験から出されていてこの本は、タイトルも衝撃的だが、的をついた提起だと思う。
     やや著者の思いが先行し、いじめの問題では、教育関係者などと深く討議をするとよいとも思うが、そうしたことを割り引いても、自殺においこまれてしまう状況まで、遡って明らかにしていくことが、癌などの主要疾患よりも死亡原因で多くをしめる「自殺」大国の日本で、求められることは明らかであり、重要な視点であると思う。
     ただ私は、警察が教育現場にどんどん入っていくようなことには同意できないが、「いじめ」や「体罰」は常にありうることであり

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    2013年01月27日
  • 神がいない死体 平成と昭和の切ない違い

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    面白い。検死官ならではの、一般人じゃ知りえない、終末の数々にそれぞれドラマがあることを思い知らされる。数々の死にまつわるエピソードを紹介されるだけで、自然と自分の生き方死に方を考えさせられる。

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    2012年12月27日
  • 男と女の悲しい死体

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    死に優劣はない、ということを述べておられた。
    死んだ人をみて、幸せだったろうとか、なんて死に様だ、などと
    講釈するのは生きてる人の勝手なんだな。

    終わりのほうにもあったが、死を語ることが
    おおっぴらで無い風潮だが、等しく誰にもやってくるんだから
    それについて考え、上野氏のような死の在り方を
    よく知る人の言葉を知るのはいいことだと思った。

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    2012年12月17日
  • 温かい死体と冷たい死体

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    とりあえず、家を出る時、寝る前の整理整頓はしっかりしようと思った。
    そのまま目を覚まさない可能性は普通にごろごろ転がってる。

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    2012年12月10日
  • 自殺死体の叫び

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    政治が悪い、行政がだめだ、教育がなっていないなどと他人のせいにするのではなく、社会的最小単位は家庭なのだから、各家庭から一斉に出直さないと日本は立ち直れないのではないだろうか。人は無限の力を有しているのだから、やればできるのである。

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    2012年10月12日
  • 監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く

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    土曜ワイド劇場の裏側を読んでいるようなそんな感じ。

    リアルで監察医の執筆したものを読むのは面白かった。

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    2012年08月05日
  • ずっと死体と生きてきた

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    監察医だった人のエッセイ。監察医がどうやって死因を特定していくか分かる。監察医の仕事って探偵に近いんだな。死体だけでなく血痕の向き、現場の状況、生前の環境からも情報をつかんで死因を探る。著者の推理自慢がちょっといけすかないけどすごく興味深かった。法医学に興味を持つ医学生は増えてるけど依然として死体を専門にしたがる人は増えない。当然だとは思う、私も法医に進もうとは思わないしな…でも少し考えさせられた。

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    2012年03月05日
  • 死体は生きている

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    なんだか、アリアドネの弾丸にかぶる感じはありますが、やはり死因が確実ではないまま…というのは、ある種の人権侵害なんでしょうね。

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    2011年09月18日
  • 死なないための智恵

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    世を震撼させた事件を例に挙げて、もしも生命の危機にせまった人がいたのなら、どう対処したらいいのかを教えてくれます。

    ひとりの命が救えるのであるのなら、あっても良い知識なのではないか。

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    2015年02月19日
  • 死体の犯罪心理学

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    実際に起こった事件の被害者の殺害状況を元に、犯人の心理や事件の真相を読み解いている。経験をもとにいろいろなことが浮かび上がるんだな、っていうことが分かった。

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    2011年04月10日
  • 死体の犯罪心理学

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    東京都監察医務院監察医であった著者が、世間を騒がせた惨殺事件を犯罪心理学や法医学の側面から犯人像を浮き彫りする本。

    著者のこれまでの検死解剖の実績は本書の中のコメントにリアリティを与えている。 ちょっとした刑事ドラマや推理小説はあくまで作者が考えた人物背景や舞台をベースに犯罪が行われるため、プロの目から見て整合性があるものなのだろうか?という疑問を常に持っていた。 人を殺すという極限の状態というものは、一般人には馴染みが無いので、作者の虚構をさもありなんと受け入れてしまうが、実際その場に立つと本当は違った心理が働くということを本書は教えてくれる。

    特にバラバラ事件は残忍な人間の仕業との

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    2010年10月14日
  • 死体の犯罪心理学

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    「犯罪心理学」だけあって、バラバラ殺人の話が多かったかも。法医学に興味津々!
    有名そうな事件がたくさん書いてあるのに、あまりよく知らない私。もっと新聞読むべきだとおもった。

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    2010年09月20日
  • 温かい死体と冷たい死体

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    昭和と平成・・同じ死体でも死に方が変わって来ている という上野さんの言葉を読んで、なるほどと思いました
    確かに最近は非道な事件が多すぎます・・

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    2010年07月31日
  • 死体の犯罪心理学

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    監察医が語る犯罪心理学。面白い。
    一時期、テレビに出ずっぱりだった上智大学の福島章教授はどこにいったんだろう。

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    2010年05月15日
  • 男と女の悲しい死体

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    腹上死は春が多いんだって。

    皆さん、気をつけて。

    腹上死のカップル。

    男性が死ぬときは平均46歳(相手の女性は33歳)
    女性が死ぬときは平均42歳(相手の男性は41歳)

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    2010年04月15日
  • 死体に聴け

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    死に対する法律知識ってあります?例えば自然死と変死の違いをきちんと知っていますか?

    誰にも訪れる死。監察医という立場から一般人にもわかりやすく書かれています。

    文章から著者の人柄がにじみ出ています。多くの方におすすめします。

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    2009年10月24日
  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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    文面は至って読みやすく死体解剖学に携わる上野先生からの忠告、のようにも感じられる本。

    自殺は実は自殺じゃない
    事故に見せかけられた他殺

    死体は色々なことを語ってくれる
    貴方が殺されても、それは語られずに終わっていくのかも…

    日本の死体解剖学に不安が!
    死体も生きています。

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    2009年10月04日