【感想・ネタバレ】男と女の悲しい死体のレビュー

あらすじ

ダイナマイトをふたりで抱えて爆死した男女。
セックスをしたまま心中をしてしまった男女。
奥さんの下着をつけたまま自慰の途中で心臓発作で亡くなった夫……
。隠蔽されることの多い男女が絡まる死を、東京都監察医務院での30年のキャリアをもつ著者は冷静に見てきた。
心中、無理心中、殺人、自殺……。
どれをとっても、美しい死体などないと断言しているが、死ななければならなかった彼らの人生に思いを馳せずにはいられない。

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Posted by ブクログ

死に優劣はない、ということを述べておられた。
死んだ人をみて、幸せだったろうとか、なんて死に様だ、などと
講釈するのは生きてる人の勝手なんだな。

終わりのほうにもあったが、死を語ることが
おおっぴらで無い風潮だが、等しく誰にもやってくるんだから
それについて考え、上野氏のような死の在り方を
よく知る人の言葉を知るのはいいことだと思った。

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2012年12月17日

Posted by ブクログ

腹上死は春が多いんだって。

皆さん、気をつけて。

腹上死のカップル。

男性が死ぬときは平均46歳(相手の女性は33歳)
女性が死ぬときは平均42歳(相手の男性は41歳)

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2010年04月15日

Posted by ブクログ

これも読んでみたい本。  ヤフーでちょっとだけ読んだけど、なかなか面白かったです。どんな理由があれ、人はそれぞれの人生を歩んで、死んでいきます。その中でこれは男女関係を中心に、なぜ彼らが死を遂げたのかを書いてあるみたいです。きみぃの中の生物学はここでも息をしています(笑。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

法医学者による主に情死に絡んだ死体の本。
昭和の時代は離婚が少ない代わりに心中が多いとか、水死体になると顔が風船みたいに膨らむとかのトリビアが得られる。

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2014年09月13日

Posted by ブクログ

上野正彦氏の本なので、もう少し、検死に関して細かい記述があると良かったと思う。
もっとも、タイトルどおり、監察医が見た死体についての感想なので間違ってはいないが。

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2013年08月04日

Posted by ブクログ

題のまんまですな
男女の死体に関わった監察医が
どんなストーリーがあったのか
というのを
ドラマチックに紹介してくれるオムニバス形式です

男と女の死体・・・
でもねー
私としましては幸せな死に方なのでは?
と思うんですね
愛し合っているものどうしが
一緒に死んであの世で一緒になろう
もしくは
この人なくして私は生きられないと
後追いをする・・・
まぁ自殺というのは罪深いことなのだと
教えられてきたけれども
これはこれでありなんじゃないかね

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2010年08月04日

Posted by ブクログ

2万体の死体を見続けた監察医の著者が
男女の性について綴ったドキュメント本。

きれいに化粧をした心中死体。
商売道具を使った男と女の結末。
夫婦の秘められたSMプレー死。
指を切りとらせたマゾヒスト。
オナニー中の窒息死。
体から出てきた信じられないもの。
貪欲なおばあさんの腹上死。
身元不明の売春婦たち。
あの有名人たちの検死ファイル。

などなどこれは↑一部だけど
中のタイトルは興味を惹くものがたくさん。

面白かったです!面白いというのもどうかと思うけど(-_-;)
確かに悲しい死体の話ですね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

愛する人と一緒に死ねたら本望ですよね〜でもひとは生まれる時も死ぬ時もひとりなんだよ。
理不尽に他人に奪い取られた命(死体)はなんとか犯人をあばいてほしいと監察医に語っているのでしょうね。

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2009年10月04日

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