上野正彦のレビュー一覧

  • 死体が教えてくれたこと
    死から生をかんがえる。

    元々「死ぬ」ということに興味が強い私。
    10代向けの棚に置いてあったが、勝手に手が伸びた。
    読み進めるにつれて、上野先生の経験談にどんどん引き込まれていく。
    90歳の著者が語る戦争体験や子ども時代の話は、現在30代の私にとって刺激的なものばかりだ。
    監察医という職業も恥ずか...続きを読む
  • 死体が教えてくれたこと
    子どもが大きくなったら読んでほしい。戦争を経験し、その後監察医としてたくさんの人の死と向き合ってきた著者のメッセージが、たくさんの人に伝わりますように。
  • DEATHペディア(1)

    秀作

    人が死にたいと思う時は正常に物事を考えられない時、ある意味、うつ状態の時だという気がする。死ぬ手段を考え、しかし本当に実行した場合どうなるかを知っているならその恐ろしさに怯え、うつ状態から覚めることができるのかもしれない。美しく整った顔立ちの教授と若いアシスタントたち。まるで脚本を読んでいるかのよう...続きを読む
  • 死体は語る
    実はこんな本を探していました。もともと犯罪心理とかに興味があったのですが、進路的には法医学かもしれません。
    この本の初版は2001年のものですから、今はもっと法医学も進歩しているでしょう。
    不謹慎かもしれませんが、死後硬直とか科学的なことももちろん面白いのですが、死体から浮かび上がってくる人間模様も...続きを読む
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    司法解剖の詳細が載っています。なるほど、こうやって犯人逮捕に至るのか…と感動しつつ読みました。やっぱり罪(殺人罪)からは逃げられないと実感させられる素晴らしい本です。
  • 死体鑑定医の告白
    死んだら最後、死体は喋らない。そんなことを思っていたけど、死体はどうして死んでしまったのかをちゃんと語ってくるのだなぁ。「何故亡くなったのか」を知ることは遺族にとっても大切な事だろう。
  • 死体は語る
    久々に1冊本を読んでよかったな〜って思った!
    死後も名医にかかれ
    その通り。死んでも死者の声に耳を傾け尊厳を大事にする姿勢とか死者の声が今を生きているものに活かされるのね。
    死体は語るタイトルもすごく好き
  • 死体が教えてくれたこと
    10代へ向けて書いたとあったからか、すごく読みやすかった。小学生の時、ドラマ「きらきらひかる」に憧れて監察医になりたいと思ってた(笑)監察医の苦悩、死とは何か?そして生きるとは何なのか?人生とは……。大切な事を教えてくれる素敵な本でした。
  • ヒトは、こんなことで死んでしまうのか

    死について考えた

    おすすめ本の中から見つけてあっという間に読み終わってしまいました。色んな死に方、そして知らなかった知識も得られました。
  • DEATHペディア(1)

    おもしろい

    こんな死に方をしようとしたら、こうなるというのが客観的に分かる。
    主人公みたいな人が身近にいたら、楽しそう。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    死体解剖保存法第8条に基づき、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5大都市において施行されている(監察医)制度。と、『死体は語る』の感想に私が引用記載していたが、本書『死体は語る2』のあとがきでは、横浜が廃止され、全国4都市のみで施行されているとあった。法医学専攻する医師不足と予算配分の影響とのこと。残...続きを読む
  • 監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く

    最初から最後まで釘付け

    上野先生の本はこれまでに三冊読ませて頂いています。くどい表現がなく、個人的にサスペンスドラマを見ている感覚ですいすい読めました!検死の知識を学べる他、上野先生自身の検死に対する考えや倫理観が分かって読み応えのある一冊でした。
    ただ、他の著書に記載されている事件と被る内容もいくつかあるため、上野先生の...続きを読む
  • DEATHペディア(1)

    法医学の話

    少女漫画としては異色の法医学の話。死を扱う話だけにグロテスクなものになりがちだが、少女漫画特有の美しい絵柄でさらりと描き出している。
    いじめや 失恋 等の話と死に方 法医学の話をうまく絡めてストーリーを展開している。ストーリー構成力がずいぶんある作家だと感じる。
    絵柄も丁寧に美しく描き出されてい...続きを読む
  • 死体が教えてくれたこと
    普段馴染みがない監察医とはどんな仕事なのか?なぜ必要なのか?命の大切さ。
    忘れられないエピソードなど、とても興味深かった。
    若い子に読んでもらい、何かを感じ取って欲しい。
  • 死体は語る
    小説やドラマなどでは遺体の死因を特定する人の背景にはスポットライトがあまり当てられない印象だが、この本は実際に監察医としてキャリアを積んだ方のエッセイということで興味を持った。監察医制度というものをこの本を読んで初めて知ったので、監察医制度の知名度向上という点からも有意義であると感じた。
    実際の業務...続きを読む
  • 死体が教えてくれたこと
    14歳の世渡り術シリーズ。
    思春期に入る子供のために、平易な語り口で人生やその職業について書かれたシリーズ。
    とても読みやすい。

    本著は、元監察医の話。
    監察医とはどんなことをするのか、忘れられないエピソードなどを通して、生きることとはなにかを語っている。

    「親子心中」の話は、とても興味深かった...続きを読む
  • 死体は語る
    監察医制度という言葉を聞いたことがあるだろうか?
    死体解剖保存法第8条に基づき、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5大都市において施行されている制度。検視のみでは死因がわからない場合、行政解剖というものを行う。病死か犯罪死か、自殺か災害死かを明らかにするために。
    (少し昔の本なので、現在も同様か調べな...続きを読む
  • 死体は語る
    死体は語る。上野正彦先生の著書。見る人が見れば死体は全てを語る。自殺か他殺か、病死か事故死か。全ての人が幸せな最期を迎えられるような素敵な社会であってほしいと改めて思いました。
  • 死なないための智恵
    監察医の上野先生ならではの知ってると生きるか死ぬかの差がでる知識。
    とっさの時には頭が働きそうもないけど…
  • 死体は語る
    とても勉強になった。検死の件ももちろんだが、それを通して人生観や思いが伝わり、何度も読み返したいと思った。だがたまに話がずれることもあり、なんの話かわかりにくい時もあった。他の著書も読みたい。