上野正彦のレビュー一覧

  • 死体は語る
    身近にそんな状況でも起こらない限り、調べることはないだろう。
    解剖の種類、監察医制度。
    自分が原因不明で亡くなる時、きちんとした専門家に触って欲しいと思う。
  • 死体は語る
    単行本として本書が世に出たのは1989年、文庫化されたのは2001年。

    多くの重版を重ねてきた本書、読めば納得のノンフィクション作品でした。

    法医学、監察医、臨床医、検死、司法解剖、行政解剖...言葉としては見聞きしたことはありますが、無知故に違いは何か?と問われればわからないと答えるしかなかっ...続きを読む
  • 死体は語る
     
     確かに内容は時代的に古い部分は多々あるが、作品の根幹である、死者の人権を擁護することは今の時代にも通ずる重要なことであり、それがさまざまな事例を通して伝えられていて非常に読み応えのある作品だった。
  • 死体は語る
    上野さんの「死体が教えてくれたこと」で監察医というお仕事を知り(ドラマのなかの世界だと思っていた。)著者の代表作である本書も手に取りました。歯が痛ければ歯医者、お腹が痛ければ内科に診てもらうように、死んだら臨床医ではなく監察医に診てもらうべきだということがよくわかる事例がたくさん紹介されていました。...続きを読む
  • ザ・モルグ 1巻
    あのテレビドラマみたいな作品

    モルグもドラマにならないかな

    保険金殺人、医療事故、安楽死、遺体は死者のメッセージを必ず遺していると事件解決が鮮やか。
  • 死なないための智恵
    ちゃんとタイトル通りの内容が書かれているが、雑学以上智恵未満の知恵って感じ。読み方が浅かったかな。静脈血と動脈血の見分け方、人間の急所とその守り方なんてのは散歩する時から使える知恵だし、この本を頭に装備したことで防御力が2ぐらい上がったかもしれない。ダガーナイフの傷口の形えぐすぎる。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    「死後も名医にかかるべし」。死体は嘘をつかない、死体は語るとして、監察医であった著者が実際に担当した検死をベースに様々な遺体の状態から法医学を繙く。どんなに証拠隠滅を図ろうとも、そこに遺体がある限り、犯罪は全て露呈する。まさしく「死体は語る」のだ。終盤に記された尊厳死、安楽死については考えさせられる...続きを読む
  • 死体は語る
    面白かったが、いかんせん情報が古い。文中の有名な事件も今となっては大昔の出来事で、知らない人も多いかもしれない。続編も出版されているようなのでそちらを読みたい。
  • 監察医が泣いた死体の再鑑定 2度は殺させない
    筆者が検死して、その結果がもとに事件が解決した実例を挙げていく。検死の結果は素人にもわかりやすく説明されており、なるほどねという感じで、司法解剖や行政解剖の違いなど勉強になる内容も多い。
  • 神がいない死体 平成と昭和の切ない違い
    昭和と平成の死体の違いについて、書かれてあった。

    初めから性についてのことが書かれてものすごく驚いたが、監視医という仕事の流れや、様々な病気や体の反応について書かれていて

    監視員という身近にない仕事をしることができた。
    また、少し興味を持った。


    最後に、神がいない死体という題名の意味が書かれ...続きを読む
  • 死体は語る
    「法医学は未来のための学問」某ドラマの台詞をきっかけに興味を持ち、読み始めた。
    死者の人権について、今まで一度も考えたことがなかった。けれどこの本の中で繰り返し使われていたこの言葉を、今後も忘れないでいたいと思う。死んだ人は戻ってこない。死んだ理由が解明されたところで。と、本書を読む前の私なら思って...続きを読む
  • 死体鑑定医の告白
    エピソード自体は興味深いけれど自慢話という印象を受けて読みにくかった。強調したいのはわかるけど長い文章を繰り返したり、「え、ここで終わり?」というエピソードが多い。最後まで読むか少し迷っている。
  • 監察医が泣いた死体の再鑑定 2度は殺させない
    監察医の著者が過去の事件・事故の死体再鑑定について語る。
    自分自身、死体を見る機会がほとんど無いので興味深く読んだ。非日常の世界。
    正直、著者の仕事を生で見るのは辛いと思う。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    首吊り自殺と絞殺の違いは?「砂を吸い込んだ溺死体」は何かおかしい?物言わぬ死体から真相を明らかにする上野法医学の決定版。
  • DEATHペディア 分冊版(1)
    パターンとしてはよくある感じで新鮮さはないんだけど、ラスト、教授のパソコン画面の下りが面白くてよかったです。
  • 死体が教えてくれたこと
    「14歳の世渡り術」シリーズの一つ。
    監察医の上野先生の著書。
    『金スマ』で放送された内容とだいぶ重なっていたので、☆3。だが、とても興味深く読むことができた。一生をかけられる仕事につけるのは、幸せなことだな。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    何度か同じことがでてくるけど
    それだけ生者の浅はかなたくらみを
    死体の声に耳を傾ける名医は聞き取ってしまうのだろう。
    逆に、耳を傾けない(経験が不足している)と
    まんまと。。。
    お世話にならずに言葉少なに死にたいものです。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    法医学者で監察医の著者が、警察官向けの雑誌への連載の文庫化作品。
    やはり、一般向けの他の著書に比べてやや専門的か。
  • 死体は語る
    客観的な話というより主観的な語りが多くいまいち。
    LGBTのかたに対しての扱いが不愉快だった。
    仮にも医者ならそこは人間として平等に扱っているという姿勢を記載して欲しかった
    それが無理なら書かなくてよかったなと…
  • 女だけの死体ファイル
    上野正彦 著「監察医が明かす女だけの死体ファイル」、2005.10発行。著者が江利チエミ(名前は書かれてないですが、状況でわかります)の行政解剖をしたんですね。「泥酔状態の吐物吸引による窒息」と。お兄さんは病死(脳出血で嘔吐)にして欲しいと言われたそうです。マリリンモンロー(ケネディ大統領の愛人?)...続きを読む