上野正彦のレビュー一覧

  • 死体は語る

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    少し怖いのかと思ってたけど全然普通だった。
    むしろひたすら淡々と事例紹介されてる感じで一つの話もすごく短いから読みやすいっちゃ読みやすいけど所謂小説みたいに盛り上がりとかがあるものではないから途中ちょっとだけ飽きがくる…
    でもミステリでもそうだけど、死体が出る事件事故が発生した時、残された生者からの情報収集や捜査が主として書かれがちだけど当然死体の方もしっかり調べた上でだもんね。あまり書かれないだけでめちゃくちゃ重要な仕事なんだよなぁと今更ながらしみじみ。
    生者は嘘をつくけど死者は嘘をつかない。故に死体の所見から事件が解決した例はただただすごいなと感心した。
    私の場合だけど、検死をする医者とき

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    2024年11月28日
  • 死体は語る

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    監察医制度のこと、死んだ人の人権を守ることの大切さなど、考えたことのない世界が知れて興味深かった。それにしても、そういう事例が集約されてるからだと思うが、昔の事件の惨たらしいこと、、

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    2024年11月26日
  • 死体は語る

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    古い作品なので
    んっ?その表現って大丈夫?
    というところはありますがなかなか興味深い話が多く面白かったです。

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    2024年11月07日
  • 死体は語る

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    事実は小説より奇なりというがやはり実際に起こった出来事を題材にしている法医学の検死事例ということでリアルで面白い。人の数だけ、死体の数だけ人生がある。その一つ一つに向き合い、死者の声なき訴えを形にしていく。生きている人間がいくら偽装工作しても死体は真実を語るということは、少なかず死んでいった魂たちにとって救いになっていることだろう。

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    2024年08月02日
  • DEATHペディア(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    死にたがっている人に本当に体験しているかのように、催眠術をかけて思い止まらせる事が出来る生田准教授。初めて知る事ばかりで興味津々で読んだ。ただ、みゆきのキャラが好きじゃない。

    #タメになる

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    2024年03月31日
  • 死体は語る

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    元監察医によるベストセラー。
    35年前に書かれたものなので今読むと倫理的にどうなんだろうと思う箇所もちょいちょいある笑

    「死者の人権を守る」「死者にも医師を選択する権利がある」という視点には驚かされると共に、著者の強い信条を感じた。

    死後解剖を拒否する遺族がいることは知っているが、ただ単に死者の尊厳を保つ為の拒否ならば、それは本当に死者のためを想った発言ではないということを遺族は理解しなければならない。

    執筆された当時でも監察医制度は五大都市でしか施行されていなかったみたいだが、現在でもそれは変わってない。「監察医制度を全国的制度に」という著者の願いはなかなか実現されそうにないようだ。

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    2024年03月20日
  • 死体は語る

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    何時死んでもええかなw (嘘)

    ってな事で、上野正彦の『死体は語る』

    死体に纏わる短編集(笑)

    警察24時や未解決事件簿、謎の殺人事件等を観てるみたいw

    昔の本じゃけど今でも通じる死体が語る死に方、殺され方、死ぬ事殺される事によって家族や周りの人々に与える影響、利益、損害等が分かる内容。

    もしかしたら周りの人間の死は自然死じゃないかも……って考えさせられます

    2018年26冊目

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    2024年02月12日
  • 死体は悩む 多発する猟奇殺人事件の真実

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    様々な事件や事故、病気等で日々多くの人々が亡くなっている。凡そ4000人弱の人が日本の1日あたりの死者数で近年は長らく少子化が進んだこともあり、生まれてくる人数の2500名を大きく超えて、1日あたり1500人程度人口が減っていく計算だ。死亡者の大半は犯罪や事故ではなく病気や老衰であろうが、中には自殺などもあり、特に高齢者の自殺は増加している。
    本書はそうした人が亡くなった際に、死因を特定する職業として、監察医の著者の体験や監察医の必要性についての著者の考えを記載している。死体は語ると言われるが、死者の見た目(外傷)からだけでなく臓器や骨などの状態から死因を特定していく職業が監察医の役割だ。わか

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    2023年10月22日
  • 死体鑑定医の告白

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    上野先生の「自殺の9割以上は他殺」というTVインタビューを思い出して読んでみた。
    なんせ実際の事件だから小説に比べればあっさりというか尻切れ蜻蛉なんだけども、事件の背景や心理描写もなく死体が示す証拠から事故自殺他殺を判断する過程を淡々と書いてるんだからまぁそりゃそうですよね。
    文章が「人間の本性(攻撃性とか悪意とか)」を半ば呆れ気味に撫でたよう。
    鑑定医とか刑事とか弁護士とか、大変なお仕事だなぁ。自分も含めてだけど、人間って本当に悪質だなぁ。
    あと字がデカいけどなんで?小学生向けじゃないんだから。

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    2023年08月27日
  • 死体は生きている

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    元東京都監察医務院長が、現役時代の貴重な経験を記したエッセイ。20数年ぶりに再読。
    著者の著作は興味深く、数冊読んでおり、他の作品もこれを機会に再読をしてみるか。
    「監察医制度は、変死者の検視、解剖をしているだけではない。データは必ず、生きている人に還元される。そして、予防医学にまた衛生行政に役立たせている」
    「監察医は人間の終局の姿を直視する仕事でもある」
    「法医学は死者の声を聞く学問である」
    著者の法医学という研究及び仕事に対する矜持、自負が表れる言葉である。

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    2023年08月10日
  • 死体は語る

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    変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、法医学ノンフィクションの大ベストセラー。

    元監察医の上野正彦さんによる、法医学ノンフィクション・エッセイ本です。
    ドラマ化もされたと書いてあったので調べてみた所、そのまま『監察医・篠宮葉月 死体は語る』というタイトルで2001年からドラマシリーズが放送されていたみたいですね。

    私の手元にある文庫本で19版目、何度も重版されたベストセラーだけあって、それこそドラマや小説の中でしか知らなかった監察医という仕事が、くっきり輪郭を持った気がします。
    偽装殺人や親子鑑定、外から見ただけでは分からない、死体に秘められた真実を明らかにする監察医という仕事。ときには

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    2023年05月17日
  • 死体は語る

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    法医学、監察医をテーマにしたドラマを見たことがきっかけで興味を持って読んでみました。
    夜、眠れなったらどうしようと思いましたが、そんなことはありませんでした。
    昔昔の出来事からニュースで知ってるぞという大きな事件まで、死因を導き出すための『死者との対話』、そこから浮かび上がる人間模様が綴られています。死因というものは一般人が思うよりもかなり重要なものらしい。
    死者の人権を守る、社会的最小単位である家庭のあり方を見直す、という言葉が繰り返し出てきますが、元々は役所の厚生福祉や保健などの衛生業務にかかわる人が読むための情報誌での連載だったそう。なるほど。

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    2023年02月16日
  • 自殺の9割は他殺である 2万体の死体を検死した監察医の最後の提言

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    タイトルで選んだので、求めていたものとはちょっと異なった。
    自殺者の9割が他殺というのは、「それってあなたの感想ですよね?」と読んだ誰もが思ってしまうくらいに9割の根拠がデータで示されていない。
    元監察医が検死について職務上経験したことをエッセイにした、くらいで読むのがいい。
    タイトルが大袈裟すぎたかな。
    最後の死生観についての文は、ちょっとガッカリ。「自殺する人には理由があり、社会的に死を選ばなければいけないような背景があった。社会的擁護がもっと必要ではないか」くらいの言葉が欲しかった。
    内容とタイトルがずれている。

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    2023年01月03日
  • 死体は語る

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    身近にそんな状況でも起こらない限り、調べることはないだろう。
    解剖の種類、監察医制度。
    自分が原因不明で亡くなる時、きちんとした専門家に触って欲しいと思う。

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    2022年12月07日
  • 死体は語る

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    ネタバレ

    単行本として本書が世に出たのは1989年、文庫化されたのは2001年。

    多くの重版を重ねてきた本書、読めば納得のノンフィクション作品でした。

    法医学、監察医、臨床医、検死、司法解剖、行政解剖...言葉としては見聞きしたことはありますが、無知故に違いは何か?と問われればわからないと答えるしかなかった。

    故意に死体を傷つける事(死体損壊)が罪になる事は知っていましたが、死体解剖保存法なる法律のことなど、全く知りませんでした。

    監察医としての実体験。

    偽装殺人、自殺を装った他殺、またその逆、一見すると見落としてしまう死の本当の原因。

    死体と向き合い、そこの残された僅かな痕跡から故人がどの

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    2022年10月22日
  • 死体は語る

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     確かに内容は時代的に古い部分は多々あるが、作品の根幹である、死者の人権を擁護することは今の時代にも通ずる重要なことであり、それがさまざまな事例を通して伝えられていて非常に読み応えのある作品だった。

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    2022年09月30日
  • 死体は語る

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    上野さんの「死体が教えてくれたこと」で監察医というお仕事を知り(ドラマのなかの世界だと思っていた。)著者の代表作である本書も手に取りました。歯が痛ければ歯医者、お腹が痛ければ内科に診てもらうように、死んだら臨床医ではなく監察医に診てもらうべきだということがよくわかる事例がたくさん紹介されていました。出版から30年以上経ちますが、残念ながら監察医制度は縮小の一途です。自殺とされた人も監察医制度がある地域だったら実は他殺だったことがわかるかも知れない。死者の人権という考え方を初めて考えさせられました。

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    2022年09月25日
  • ザ・モルグ 1巻

    購入済み

    あのテレビドラマみたいな作品

    モルグもドラマにならないかな

    保険金殺人、医療事故、安楽死、遺体は死者のメッセージを必ず遺していると事件解決が鮮やか。

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    2022年02月28日
  • 死なないための智恵

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    ちゃんとタイトル通りの内容が書かれているが、雑学以上智恵未満の知恵って感じ。読み方が浅かったかな。静脈血と動脈血の見分け方、人間の急所とその守り方なんてのは散歩する時から使える知恵だし、この本を頭に装備したことで防御力が2ぐらい上がったかもしれない。ダガーナイフの傷口の形えぐすぎる。

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    2021年10月10日
  • 監察医が泣いた死体の再鑑定 2度は殺させない

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    筆者が検死して、その結果がもとに事件が解決した実例を挙げていく。検死の結果は素人にもわかりやすく説明されており、なるほどねという感じで、司法解剖や行政解剖の違いなど勉強になる内容も多い。

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    2021年03月20日