真堂樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ー 日々の憂さを忘れて、まずは一服。ー
オレンジ文庫なので、ラノベ小説の軽い読み物になります。お寺が舞台になっているのに惹かれて手に取りました。(説法好きです。)個性的な登場人物と、テンポの良いストーリーで、面白く読めました。
会社をクビになり、行くあてもなく空腹で禅寺に迷い込んだ、お人好しの青年三久(みつひさ)。その孤月寺(貧乏寺)のクールで真面目な優等生タイプの空円と、対照的で夜のバイトをする派手な雰囲気の覚悟和尚の元で、三久は居候させてもらうことになります。
タイプの異なる三人が、いい感じにまとまっていて心地良く読み進められます。
ご近所で起こる日常の謎・問題があったり、近寄り難い真っ直ぐな空円の過去や、タイプの違う空円を慕うような覚悟、そして頼り無いけど一生懸命な三久の成長が気になります。お寺で飼われている猫たちも登場しますよ〜(=^ェ^=)
ほっこりと愉しめるシリーズですね。(*´︶`*) -
Posted by ブクログ
ネタバレ若さまやキヨが支那への憧れや彼の地で散った恋人への思いを抱いているのに対し、虎弥太が終始冷めた目で眺めている点にリアリティを感じました。支那に滞在していた過去があるとはいえ、虎弥太は支那文化に明るいというわけではありません。料理人としての腕も、あくまでも生きるために身につけたものでしょうし、彼が作るメニューも地に足のついたものの印象。支那に流れ着きそこで生きていた虎弥太にとっては、崇拝するような特別な場所ではないのでしょうね。
支那かぶれと揶揄され、一見ふわふわした若さま。野良犬としての矜持を保つ虎弥太。お互い見るべきところは見ていて評価し合っている関係性がよかったです。
キャラクターや世界観は素敵でしたが、連続殺人事件や黒幕の謎が解決されず、やや消化不良な印象を受けました。発売されてからかなり時間が経っていますが、続きが出て諸々が明らかになることを祈っています。