【感想・ネタバレ】お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮はじめての客のレビュー

あらすじ

日々の憂さを忘れて、まずは一服。お人好しで要領の悪い三久は、勤め先をリストラされ路頭に迷ってしまう。行き倒れた先は、猫まみれの貧乏寺・孤月寺だった。クールな美形僧侶・空円と、謎の水商売風男・覚悟の二人が営むこの寺で、三久は僧侶見習いとして居候することに。慣れない清貧生活(?)に四苦八苦していた三久だが、突然、近所で起きた強盗傷害事件で犯人扱いされてしまって…!?

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Posted by ブクログ

猫屋敷?の貧乏寺の前で行き倒れた三久さんが見習いで加わって、夜のお仕事もやってしまう破天荒?な覚悟和尚と、沈着冷静で美しい空円和尚の3人での生活。
地元商店街?との接点があったり、でこぼこコンビが何とも絶妙にマッチしていたり、味があって、ほっこりした気分になれる本でした。
続編も出るのかしら。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

修行大変そうですね。仏教用語が三久くんと一緒で頭に入ってきません。空円さんと覚悟さんの過去が気になるので続きも読みます。

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2020年09月23日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて。
三久がとっても、とってもお人好しで、見てるこっちがハラハラしてしまう……(笑)
あと何処と無く漂う、彼の間の悪さってのも、ハラハラさをプラスしている。でも、それが面白かったりする。

この巻は、三章からなっていて、基本的にはちょっとした謎があって、それを解いていく、という感じ。
最後の話は、なんとなーくオチが見えてくるけど、ああいうのは嫌いじゃない(笑)

教養として仏教を学んでみたいと思った。
間接的に、何か大切なことを教えてもらえたような気がする。
心が澄むような、そんな読後感でした。

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2020年08月20日

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最初はどんな物語なのか恐る恐る読んでいたのですが、ほっこりしたおもしろい物語でした。続きも楽しみです。

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2016年02月23日

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いい本なのに帯詐欺すぎる…!
寺カフェは話題に出ただけで全く関係ない。
お坊さん探偵とか日常の悩みを問答で解決みたいな感じの方がいいんじゃないかなー?
サンキュウや猫達が可愛い、あと覚悟のつけた猫達の名前凄い。
餓鬼道名前の通り食いしん坊なのはワロタ

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2016年01月23日

Posted by ブクログ

タイトルからして、お坊さんがらみのカフェかなんか?と思ったがまったくそんな下りはありませんでした。帯には坊主カフェってそれっぽい事書いていたのに

良い人すぎて寺の前で行き倒れになった三久、お寺の孤月寺の空円、ちゃらちゃらした覚悟の三人にのお寺で起こった事件、問題を解決していく話。
空円と覚悟の正反対さ、三久のおたおたする様は読んでいて愉快。そして、時折入れられるお寺での生活の描写や仏教用語もわかりやすくなっており、
お寺に興味を持つきっかけになるかもしれません。

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2015年05月06日

Posted by ブクログ

人が良すぎて損をするタイプの三久くんが赤字寺に転がり込んで始まる物語。
クールビューティー鬼の空円さんとどう見ても夜職の覚悟さんと、3人で檀家さんから持ち込まれるゴタゴタに巻き込まれたり解決したり。

タイトルから勝手に安楽椅子探偵的な穏やかなお坊さんが出てくるのかと思いきや、空円さんは厳しいけれど苦手なものもあるちょっとかわいい人でした。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

ー 日々の憂さを忘れて、まずは一服。ー
オレンジ文庫なので、ラノベ小説の軽い読み物になります。お寺が舞台になっているのに惹かれて手に取りました。(説法好きです。)個性的な登場人物と、テンポの良いストーリーで、面白く読めました。

会社をクビになり、行くあてもなく空腹で禅寺に迷い込んだ、お人好しの青年三久(みつひさ)。その孤月寺(貧乏寺)のクールで真面目な優等生タイプの空円と、対照的で夜のバイトをする派手な雰囲気の覚悟和尚の元で、三久は居候させてもらうことになります。

タイプの異なる三人が、いい感じにまとまっていて心地良く読み進められます。
ご近所で起こる日常の謎・問題があったり、近寄り難い真っ直ぐな空円の過去や、タイプの違う空円を慕うような覚悟、そして頼り無いけど一生懸命な三久の成長が気になります。お寺で飼われている猫たちも登場しますよ〜(=^ェ^=)
ほっこりと愉しめるシリーズですね。(*´︶`*)

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

タイトルから、お坊さんが、カフェに訪れたお客さんの悩みを禅の教えから解決するのかなあ、と思っていたら全然違った。

禅を知りたくて読んだので、少し物足りなかったが、修行の様子は興味深かった。

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2019年07月08日

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クールな空円、水商売風の覚悟の二人の青年僧侶が営む寺で行き倒れた三久が、和菓子屋でアルバイトをしながら見習いとして寺に居候する。三人の暮らしが微笑ましくそれぞれも立っていて特に中性的な空円が良い。二十三歳らしからぬ少女染みた三久に段々少し胸焼けしたけれど慣れなさにあたふたと謝りまくるところに親近感。

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2018年10月10日

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空円和尚の高尚な人柄を想像するだけで静謐な空気を感じる。ユーモラスだけど。早起き苦手、怠惰な私には寺の生活は無理。でも三日も修行すれば5キロ痩せそう。

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2018年06月16日

Posted by ブクログ

空腹で行き倒れたお寺で、どうにか居候する事に。
しかし決めた次の日、主人公に事件がやってきた。

3つ分の事件が入っていますが、最初の事件は
まったく犯人が分かりませんでした。
これこそ、あるのにない、という状態。
固定観念は捨てましょう、でした。

お寺もそうですが、見守る地域の人達もほんわか。
悪い人はいませんよ、という感じです。
あの人以外、というのが付きますが。
言葉を交わせる内に交わしておかないと、いつか後悔する。
そうならないようにせねば、と思います。

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2017年09月13日

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