真堂樹のレビュー一覧

  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    「白い花のホテル」は一捻りあってよかった。こんなホテルがあるなら、私も会いたい猫はいます。「縁切りにゃんこの縁結び」はただただ読みにくかった。ごちゃごちゃでキャラも視点も整理できてないし、商業小説の体をなしてない。
    生まれ変わりがあったり、人に化ける話があったり、意外に猫を愛でる系の話はない短編集でした。

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    2018年01月31日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(2)ちょー聖霊と四龍島

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    ネタバレ

    四龍島シリーズぐらいか?ちゃんと全部読んだのは。他のシリーズは未読だったり、途中までだったり。
    他のも今更ながら読んでみようか…

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    2017年11月06日
  • お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮ふたりの世界

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    お墓になぜか揚げを備える老人に、郵便局の女性の話。
    最後は唯一の金銭を稼ぐ人の視点の連続短編。

    いい方向にぼけて良かった、とは思いますが
    周囲からみていたからこそ、の話。
    いなくなって焦るのも、文句を言いたくなるのも家族です。
    たとえそれが、分かってもらえなくても…。

    次の話は次の話で…勘違い男、と言えばいいのか
    ばれずに済むと思っているのか、と突っ込みたいです。
    そもそも、自分がばれそうな状態の相手に手をつけるのも
    煽ってしまってる自分に気がつかないのもどうかと。

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    2017年09月17日
  • お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮はじめての客

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    空腹で行き倒れたお寺で、どうにか居候する事に。
    しかし決めた次の日、主人公に事件がやってきた。

    3つ分の事件が入っていますが、最初の事件は
    まったく犯人が分かりませんでした。
    これこそ、あるのにない、という状態。
    固定観念は捨てましょう、でした。

    お寺もそうですが、見守る地域の人達もほんわか。
    悪い人はいませんよ、という感じです。
    あの人以外、というのが付きますが。
    言葉を交わせる内に交わしておかないと、いつか後悔する。
    そうならないようにせねば、と思います。

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    2017年09月13日
  • 姫なのに王子 ~ドラゴンの森へ!の巻~

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    シリーズ3

    つい最近までレマイユの吸血鬼シリーズをよんでたので、振り幅の大きさに
    ちょっと驚いた(笑)

    お姫さま!ドラゴン!陰謀!
    幼なじみの騎士!
    冒険はいよいよこれからだ!
    って回でしたな


    イジワルそうだけどプリシア姫が
    結局のところ好きなリリアンヌと、
    おつきの侍女のスピカが
    いい味だしてる(笑)

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    2016年11月22日
  • 薔薇の接吻 ~レマイユの吸血鬼~

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    フランス中世、ヴアンパイア
    魅惑の麗人


    薔薇の騎士、お忍びの皇太子…

    ゴシックな雰囲気で
    美々しく繰り広げられる
    レマイユの吸血鬼シリーズ1巻

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    2016年10月30日
  • お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮三人寄れば

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    畏敬の念を抱いているのだと思っていた。誰かが空円に近づいて気を揉むのも、恐れ多い! という感情なのだと。
    だというのに突然弧月寺を尋ねた、空円と覚悟の和尚は「愛」と表現。え? これってブラフとして匂わせていたんじゃなくって本当にそっち方面なの? と疑問が噴き出す。
    あらすじの内容が内容なので完結も近いし、同性的なあれも本格的に!? なんて覚悟を決めたけど杞憂だったような、違うような……。3人は分かりやすく成長し、前に突き進んでいるけど一作品のファンとしてはモヤモヤしてしまった。
    匂わせるのはいいけど方向性は示して欲しいなー、なんて。レーベル的にないとは思うけどどうなんだろう。
    空円の壮絶な過去

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    2016年07月07日
  • 魔術が貴方を抱き締める

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    シリーズ6

    大魔術師シャルロックは復活するのか?

    捕らわれのアルウィンは?



    ウォルター公が男前で、
    渋くてカッコいいっす

    そして、クリストフェルが!!
    脇腹を刺されて瀕死のアルウィンを
    抱きしめる姿が…
    壮絶よ…

    そして、さらに続く!
    次巻もさっそく読まなくちゃ!

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    2016年06月30日
  • 魔術は君を染め上げる

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    シリーズ5巻

    いよいよ物語も大詰め!

    クリストフェルの正体も明らかになったし、敵の大将もいよいよ登場!

    闇の魔術師の聖櫃は開いたし、
    ワクワクワク~(≧∇≦*)

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    2016年06月26日
  • 魔術は甘く美しく

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    シリーズ1巻

    中世ヨーロッパテイストの
    光と闇の騎士と魔法のお話

    清廉潔白なアルウィン、ブルーロータスに見参の巻

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    2016年06月21日
  • ラストオーダー ~そのバーには、なくした想い出が訪れる~

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    だんだん引き込まれていった。
    かけがえのない人を失うのって辛い。
    二人の息がぴったりな分だけ切ない。
    ラストが好き。

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    2016年04月27日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(2)ちょー聖霊と四龍島

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    短編集3つと、さらに短編1つ、という感じです。
    最後にある女神さまは、1の続きと言うか
    何があったか、の内容説明?
    別段何かが起こった、というわけではないです。
    厳密に言えば、主人公だけが不幸な小話?

    四龍島は、また遊ばれているな、というだけ。
    聖霊は、元々しらないので、へぇというだけ。
    ちょーシリーズはこの二人の時と
    半分ぐらい2代目ヒロイン読んでました。
    ものすごく悪人、はいないので
    相変わらず読みやすかったです。

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    2015年12月23日
  • 春王冥府

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    学生時代に読んだ本で、印象深かったので十年ぶりに再読。覚えていたよりももっと、すごいホモの痴情のもつれだった。表現がふだん触らないタイプというか、耽美で豪華。けばけばしいくらい。内容はなんかちょっと、うわあ、という感じだけど。

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    2015年02月17日
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(2)ちょー聖霊と四龍島

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    ちょー目当て。
    独特の優しさが心地よい。

    読んでいないシリーズのものもあるのでその点では少々割高。

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    2014年01月08日
  • 龍は麾(さしまね)く

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    ネタバレ

     ついに月亮が、白龍を攻めるための人手を集め始めた。
     黒龍全体が不穏な空気に包まれ、黒龍市民の中にも、月亮のやり方を疑問視するものも現れつつあった。
     飛は、何とかこの争いを納めようと、雷英の手引きにより、黒党羽の根城に忍び込み、現状に不満を抱く若い党羽たちに協力を求めた。
     だが、その時、雷英が、飛こそが月亮の嫡子であると、明かしてしまう。
     はからずも次期『黒龍』の名を背負うことになった飛。
     何としてでも白龍の元に帰るために、黒龍の平穏を取り戻そうとしていたはずなのに……

     という話でした。
     こじれにこじれた黒龍がようやく光が見え始めた、と思いきやその光が飛であるという状況に陥って

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    2013年03月15日
  • 龍は飛雨に惑う

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    そうそう第2部ってこんなんやった!と思う。黒党羽のみなさんただの変態やから。
    万里大人の出番の多い巻が好き。ていうか万里大人が好き。
    冬眠様の今後の活躍に期待。

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    2013年02月26日
  • 龍は飢える

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    こんな「いかにもプロローグ」だったのか。2部はあんまり読み返してないから覚えてること少なくて楽しみ。

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    2013年02月25日
  • 花街恋夜

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    ネタバレ

     一つ目はBLではない話。
     今年から春を売ることが決まっている娼妓の恋の話。
     飛をだしにしたものの実は、相手は羅漢で――
     なんというか、彼女の心根がまっすぐなのが伝わってきて、なかなかに読んでて面白かったです。

     自分の初恋にどうやってけりをつけるのか、きちんと考えて行動した彼女はそれはそれで偉いなー……と思いました。
     それにしても、羅漢もこんなにいい人がいるんだから、そんなに鈍感でいないでもうちょっと気がついてあげればいいのに、とは思わなくもないです。

     そしてもう一つが、万里の弟・遠里の話。
     まぁ、弟の話と言っても万里の弟なので、万里の過去の話も多分に盛り込まれています。
     

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    2012年12月09日
  • 龍は暁を求む

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    ネタバレ

     飛が冬眠に組み敷かれている間に、マクシミリアンは何やら花路にけんかを売りに行く様子で。
     まさかのマクシミリアン対花路のがちんこ勝負が展開される。
     一対一とはいえども、正直、マクシミリアンがこんなに強いとは思わなかった。
     怪我をしているのにも関わらず、花路の下のほうから順番にばったばたとなぎ倒して、挙句、羅漢とも五部の勝負をしてしまうのだから、相当強い。
     まぁ、飛と互角にやり合ってるんだから、当然といえば当然なんだけど、一体全体、お前はいつ、そんなに剣の腕を磨いたのか――と問いたい。
     だってどう考えても、マクシミリアンが剣の修行をしている様子なんて想像ができなくないですか……?
     で

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    2012年12月09日
  • 龍は希(こいねが)う

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    ネタバレ

     散々迷って、散々フラフラした飛が辿り着いたのは、「もう一度マクシミリアンに会いたい」という思いだけで。
     その想いだけで、マクシミリアンに会いに行く。
     けれど、再会も束の間、マクシミリアンと共にある未来のために、事態の収束を目指して再びマクシミリアンの下を去る。

     一方のマクシミリアンは、飛が現れたことにより正気を取り戻し、事実を確認するために大龍の正妻・尊夫人と面会をする。
     まるで腑抜けてしまっていたマクシミリアンが、本領発揮して復活してくれて、個人的にはすごく嬉しいです。

     マクシミリアンと別れた飛は、自分の望みを叶える手助けをしてくれた雷英の望みに手を貸すために、今度は黒龍へと

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    2012年12月02日