真堂樹のレビュー一覧

  • 龍は飢える
    こんな「いかにもプロローグ」だったのか。2部はあんまり読み返してないから覚えてること少なくて楽しみ。
  • 龍は暁を求む
     飛が冬眠に組み敷かれている間に、マクシミリアンは何やら花路にけんかを売りに行く様子で。
     まさかのマクシミリアン対花路のがちんこ勝負が展開される。
     一対一とはいえども、正直、マクシミリアンがこんなに強いとは思わなかった。
     怪我をしているのにも関わらず、花路の下のほうから順番にばったばたとなぎ倒...続きを読む
  • 花街恋夜
     一つ目はBLではない話。
     今年から春を売ることが決まっている娼妓の恋の話。
     飛をだしにしたものの実は、相手は羅漢で――
     なんというか、彼女の心根がまっすぐなのが伝わってきて、なかなかに読んでて面白かったです。

     自分の初恋にどうやってけりをつけるのか、きちんと考えて行動した彼女はそれはそれ...続きを読む
  • 龍は希(こいねが)う
     散々迷って、散々フラフラした飛が辿り着いたのは、「もう一度マクシミリアンに会いたい」という思いだけで。
     その想いだけで、マクシミリアンに会いに行く。
     けれど、再会も束の間、マクシミリアンと共にある未来のために、事態の収束を目指して再びマクシミリアンの下を去る。

     一方のマクシミリアンは、飛が...続きを読む
  • 龍を春天に放つ
    番外編より本編の方が好きかなぁ。
    冷淵と槐はそういうことなんでしょ?許されて2人はどこへ行ったのか。
    千雲と李とかぶる。

    「おまえは俺を名前で呼ばない」は黒龍編につながるのかな?


    銀水晶の方は、マクシムも人間だったんだなぁと思うよね。
    天使のようなマクシム。
  • 龍は嵐に遊ぶ
    読み返してると前後の巻の「つなぎ」感が否めない。
    飛は走りっぱなし。この子、いつ寝るんだろう。
    無茶で始まって無茶で終わる。
    文海カワイソス。
  • 龍は彷徨(さまよ)う
     ようやく煮詰まりきった飛が歩き出しました。

     師父の刃に倒れた飛が、次に目が覚めたのは、青龍の高楼街。
     未だに敵かみ方かわからない、雷英と猫が飛が死んだと偽って、そこまで担いできたのだった。

     一方のマクシミリアンは、飛が亡くなったと信じてるのか、信じていないのか。
     一時的に避難場所として...続きを読む
  • 龍は酔い痴れる
    マクシムは本当にろくなことをしないな!
    孫はおつかれおつかれ。
    万里大人の胃が溶けそうなことばかり。
    前半に比べて後半は展開早いなぁ。
  • 龍は縛める
    シリーズ随一エロいシーンがあって、シリーズ随一女子率高いっていう。
    最初っから最後まではらはらはらはらしっぱなし。辛い。
    樹林房関連がカタついたかと思いきや最後に思いっきり玲泉が悪い男に引っかかって、引っ張る引っ張る。
    飛とマクシムもお互いを突き放したまま。
    だんだん面白くなってきたなぁ。
  • 龍は炎帝を追う
    燕くん登場。憎めないから困る。
    烏大爺ガンガレまじガンガレ

    ずっとぐずぐずしてた樹林房関連がやっと大きく動き出す模様。
    みんな役者だなぁ。
  • 王立魔法士アカデミー ~性悪ドラゴンと禁断のスペル~
    新たに、ルームメイトのレイモンドとモーリス、司書魔法士フィスカーとモルトロが登場。
    相変わらず、けんかばかりのウィーとちびドラゴンのルドヴィックのコンビだが、いざとなるとやはり頼りにするのはお互いというところが、ほほえましい。
  • 龍は闇に堕(お)つ
     飛の出自を知った羅漢たちは、マクシミリアンを廃し次期『白龍』の座に就くよう飛に迫った。
     急進派の羅漢と、飛に花路離脱を勧める葉林とが対立し、仲間たちの間でも争いが起きる。
     守りたいと願っていたものを自らの手で壊していくことに耐えられず、追い詰められた飛は、ついにある決意を固め、白龍屋敷へ乗り込...続きを読む
  • 龍は落陽を咬む
     本土からマクシミリアンが帰省すると、街は様相が一変していた。

     気に「半龍」と書いた板を割る遊びが流行り。
     白龍屋敷と花路との不仲の噂は街中へと広がり。
     もはや、確定事項のようになってしまっている。
     おまけに、花路が大龍の子供を隠している……という噂までも広がり始めていた。

     マクシミリ...続きを読む
  • 龍は濡れ濡つ
     ついにぷっつんしたマクシミリアンが、飛を連れて本土へと出かけてしまった……。

     読んでる側としてはそれだけのことなんですが、街の中の人にとってはそうはいかない。

     領主である『白龍』が、白昼堂々花路の頭を拉致した……ということになってしまい、街は騒然とする。
     羅漢と葉林の二人の大兄は、白龍屋...続きを読む
  • 龍は乱れる
     飛は、大龍と尊夫人の間に生まれた子供ではないのか……?
     その疑惑に気がついたマクシミリアンは、確証を得るために、過去の書類を探り始める。
     一方の飛は、自分とマクシミリアンの因縁から、何とか白龍から距離を置こうとする。
     それを許せないマクシミリアンが、いくら呼んでも来ようとしない飛の代わりに、...続きを読む
  • 龍は夜を抱く
     無事に助け出された万里と一緒に、青龍の後見について、『黒龍』と対面したマクシミリアンだが、当代『黒龍』は、のらりくらりと返答を避けるばかり。
     先触れの使者の件を引き合いに出して、返事を促すも、その『黒龍』の様子からマクシミリアンは、無能を装っているだけではないかと疑いを抱く。
     一方、一足先に白...続きを読む
  • 王立魔法士アカデミー ~ウィー・バレンタインと俺サマな竜~
    小さいドラゴンはかわいいです。主人公も魅力的。ただ、
    まだ、ストーリー的にこなれていない感が…。
    次巻に期待します。
  • 洞天茶房菜単 ~中華奇譚品書き~ 美男の供す佳き仙茶
    このシリーズ、どれが一巻なのかよくわからない罠。
    これ一巻だったのだろうか。

    文体が美しい真堂樹作品なら、なんでもいいや!と手にとった。

    主人公、李子春は仙骨を持った気の優しい少年。
    鬼市巷という街の幽霊道にある茶房「洞天茶房」を切り盛りしている。
    客桟には空から堕ちてきた神仙女が居候中。
    従者...続きを読む
  • 王立魔法士アカデミー ~ウィー・バレンタインと俺サマな竜~
    うん、まあ、そこそこに面白そうなスタート。ただ、始まったばかりなので、まだどうなるかは不透明かな。
    次に期待。
  • 龍は飛雨に惑う
     さてさて、何とか朱龍から同意を取り付けたマクシミリアンの今度の狙いは、黒龍です。

    『青龍』からの承諾を得るため、今度は黒龍へと使いを送る。
     黒龍に使いとして送り出したのは、執事の万里。
     ところが、万里は、黒龍へ向かう途中で、何者かに襲われ、拉致されてしまう。
     飛は、万里を救出するようマクシ...続きを読む