糸井重里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私にとって、時々ふらっと寄る場所である「ほぼ日刊イトイ新聞」。
いつ行っても、最近の無沙汰を責めるでもなく、
「いらっしゃい。今日はこんなのがあるよ。」と
さっと出してくれるものの中には、
「じゃ、コレ、読んでみようか。」と
知識欲や好奇心をそそる読み物や企画が必ずある。
いつ行っても、手にとってみたいモノ、持って帰りたいモノがある
雑貨屋さん。
もう十数年も常連で通っているのに、行く度にあっと驚くような
(そしてもちろん美味しい)ものを食べさせてくれるレストラン。
私にとって、このサイトは、
そんな「何かがウマイ店主が営む店」のイメージだ。
その「何かがウマイ店主」にして、このサイト -
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Posted by ブクログ
5人の小説家の短編と、2人のクリエイティブディレクターのアンソロジー
テーマは九州の特別列車「ななつ星」に乗り込む乗客の物語だ
列車はたくさんの人を一度に運ぶけど、乗客の一人一人はそれぞれ特別な想いを持って列車に乗り込む
5人の作家さんが寄せたとても短い物語には人生という長い長い想いが乗っていることに気が付く
恩田陸さんの「お姉さん」が仕組んだ、複雑で切ない物語も時間の長さと、生きようとする想いの深さが音楽に乗ってやってくる
個人的には小山薫堂氏の言葉が圧巻だった
人から人へ繋ぐ想いが言葉となって、香り高く温かみを持って伝わってくる
「共感」という到達点はその気持ちを理解しようとする意識の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み進めるのに時間がかかってしまったけど、証券会社で働いていた自分が読むと、面白い視点が多かった。
「上場を、企業が強くなるためのエクササイズのようなものだととらえることができないか」という糸井さんにびっくり。テストなら「まず解ける問題60点を先に解答してから、残りの問題を解く」というやり方ではなく、誰にも解けない1%の難問に突っ込んでく姿勢とか。
『できるかどうかはわかりませんが、「幸福」を基準とした資本主義のようなことができないか』という糸井さんの言葉にグッと来たし、それをほぼ日の皆さんの世界でコツコツ実践されてるんだなーと感じて面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ通勤にはいつも二冊本を持っていきます。
小説とそれ以外の二冊を
気分や疲労度合いで読み分けてます。
疲れてて頭が働かないときは、小説を読んでます。
本書は、朝の出勤時間(一番頭が元気なとき)に読んでました。
きっかけは、たまたまYouTubeで糸井さんのインタビューを見て、久しぶりに糸井さんの言葉を読みたいと思い。
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まるで、予言の書!
話題の名著、文庫化
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2001年に新書で出版されたものが文庫化。
インターネットがもたらす効果と、周辺について。
面白かったのは
消費にもクリエイティブが必 -
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