糸井重里のレビュー一覧
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(今さら読んだのだが、、)このデジタル・ソーシャル時代、今となっては当たり前に声高に言われていることを、10年以上も前にここまでイメージしてインターネットを捉えていたとは、さすが糸井重里さんだ。いつもの“素直な天邪鬼”節だが、「リンク・シェア・フラット」そして「グローバル」などにきれいに整頓して考えられていてとても読みやすい。そしてツールやプラットフォームに捉われず、その上にあるべきコンテンツや人間としての楽しみの本質を見抜いた洞察である。
拡がってきているコミュニティ経済、評価/信用経済、ファン経済などのポスト資本主義へ活かせる思考である。
「インターネット」と『インターネット的』というタ -
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ネタバレ・インターネット的のキー要素はリンク、フラット、シェア
・only is not lonely
・出し切ること。冷え切ったとこに熱を入れても仕方がない。冷えを追い出すことが熱を入れることより先にあるはず
・正直は最大の戦略 by山岸俊男氏
・プライオリティの決め方 やりたければやる。選びたいものがあればもっといいものを待つよりもすぐにやる。
・話すように書く。わかりやすいように。
・わからないことは言うな
・本当に大事なことは、しかもやりがいがあって難しいのは問題を発見すること。次に面白いのは問題に最初に答えを出すこと
・無意識に感じている不自由を見つける
・休みかたの上手な人になる。消費に -
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ほぼ日の経営について。
ほぼ日が上場したニュースを見た際、
その意外性に驚きました。
なんか逆じゃない?と。
それで読んでみたこの本。
事業、人、組織、上場、社長。
企業の根幹のそれぞれについて、糸井さんが
ぐるっとまるっと語られています。
しかも、たまにダジャレつき。
(わたし、「すいません経営」で吹きましたw)
謙虚で俯瞰されてる姿勢が、重たくイヤミにならないのが
糸井さんのすごいところ。
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・「人がうらやましがるようないい考えをだして、実行すること」がかっこいい。
・消極 -
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【由来】
・新書がベスト
【要約】
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【ノート】
・糸井重里と言えば「ほぼ日手帳。使っていた家内の影響で自分は昨年からWEEKSの使用者となり、2年目の今年は愛用者の域に入ってきた。
・ほぼ日とは「ほぼ日刊イトイ新聞」の略で、サイト名である。ほぼ日サイトについての文庫が出ており、なかなか慧眼だなあと思った印象があった。
・本書を読み始めるにあたって、もちろん、タイトル通り、インターネットについての糸井さんの見解を、読みやすく手軽に吸収させてもらおうということだった。だが、第2章では、全然別の反応だった。45歳の時に、現状のままでは尻すぼみだということに対して色々と逡巡した経緯が書かれ -
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フリーミアム、バイラルマーケティング、
シェアリング、CGMといった概念を
グレイトフル・デッドの辿った成功の軌跡を通して伝えている。
著者二名は相当なデッドヘッズであり、本文中からも愛が溢れている。
60年代から活動していたバンドが
今から見ても先進的なマーケティングを行っていたというのは興味深いが、
AppleをはじめとしてITの巨人たちが多分にヒッピーカルチャーを土壌としていることと無関係ではないだろう。
2018年現在の日本でいうと「オンラインサロン」が活況を呈しており、ますますもってビジネスのグレイトフル・デッド化が進行しているように感じる。 -
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ネタバレ東日本大震災が起きた日、自分は愛犬の待つ家に早く帰りたくて
職場から歩いて帰りました。
携帯のバッテリー消耗が不安でセーブしつつ使って、帰宅してからはテレビをつけっぱなしでずっとTwitterを見ていました。
だから、糸井さんが「ぼくはテレビをつけっぱなしにして、ツイッターに一日中張り付いてました。」というのにはとても共感しました。
なにが本当なのか、自分には知識がなさすぎてわからない。
いろんな人がいろんな立場からいろんなことを言っている中で、
冷静に事実だけをツイートしているというのは心強く感じます。
「安心して」というのではなく事実をひたすらツイートするというところが信頼されたのでしょう -