糸井重里のレビュー一覧

  • インターネット的

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    『ほぼ日』の糸井重里氏が約10年前に出版した書籍。
    一通り読み終えたが、とりたてて新しい視点は感じられなかった。
    しかしこれは著作内にてありきたりなことが述べられいたからではない。寧ろ、糸井重里氏が云う『インターネット的』な生き方、関わり方が現在では”普通な”ものとして浸透しているからである。今でこそ当たり前のことが当たり前ではなかった時代の言説なのである。そのような意味において、本作品は読む価値に値すると思う。

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    2012年10月29日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

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    今のほぼ日ができるまでの道のりを、糸井さんの口から。
    裏ではこんな苦労があったのか~から、ふむふむそんなことを考えていたのね、まで。
    面白いです。

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    2012年08月22日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    お金のこと、を考えることは

    決してお金だけのことを考える訳ではない。

    お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたということは、
    自分の人生を考えることから逃げ回っていたのかもしれない。

    基本はお金の話ですが、正確には人生の本、かもしれません。

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    2012年06月20日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    人に力になってもらうためにはお金が必要、というのは自分も同じ考えだが、実際トップにならないとお金が動かせないのがつらいところ。自分にはQさんや糸井さんのような人間的な魅力がないので、人を惹きつけられない。自分に自信がないからだよな~。自身のもてる自分になろうとこの本を読んで思った。本筋からは遠ざかっているとは思うけど。さりげないコトバが随所で心に響いた。読んでよかった。

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    2012年05月26日
  • インターネット的

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    生産と消費 消費のクリエイティブ ピカソ殺すにゃ刃物はいらぬ。世界が目隠しすればいい。人生観、世界観を提示。立候補しよう。

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    2012年05月22日
  • インターネット的

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    ネタバレ

    大学時代に読んでた本の再読、つまみ食いならぬ、つまみ読み。
    (ミシマ社の三島さんの編集した本らしい)

    「パブリック」「シェア」「フリー」って言われる昨今だけど、「糸井さんはずーっと前に、そんなコト言ってなかったっけ?」と思ったのが、そのきっかけ。

    その正解は「リンク」「フラット」「シェア」でした。

    「情報はたくさん出した人のところに集まる」とか、津田さんが「情報の呼吸法」で強調してたことも出てくるし、レシピサイトが「インターネット的」だとか、クックパッドを予感させることも書かれてる。

    これは「予言の書」だ。

    (残念ながら、「インターネット的」のいいところだった「フラット」さは、失われ

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    2012年04月08日
  • インターネット的

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    読み終わった後に、頭の中にこれだけ多くの著者の言葉が残り続けているというのは、久しぶりなことかもしれない。
    この本を読んでいて、すごく印象的だった言葉をいくつか紹介してみる。
    “お金を持っている企業なり団体なりが、金銭的な利益を生まないことにお金を使うことが、結局、企業のためになるということを僕は考えています。これからの社会では、企業の「考え方やセンス、モラル、理想」などという個性に、消費者が賛成するというかたちで商業活動が行われる可能性は、おおいにあり得ると思うのです。”

    “つまり、自分の「やりたいこと」は何なのかを探すことが、実は一番難しいことで、それを探したらもう失敗なんてあり得ないと

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    2012年04月03日
  • インターネット的

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    ● また、実は、情報はたくさん出した人のところにドッと集まってくるんだ、という法則があるのです。もらってばかりいる人は、いつまでたっても「少しもらう」ことを続けることになります。おすそわけをたくさんしている人や企業には、「これも、あなたが配ってください」という新しい情報が集まる交差点のようになっていきます。

    ● ぼくは、インターネット的とは“Only is not lonely”ってことだよ、と言いたい気持ちです。

    ● 悪いやつほど成功する、という考えもイヤだけれど、善き人は貧乏である、などという考えも、同じくらい怪しいものだと、ぼくは思っています。

    ● 依頼には、諾と否が返事としてある

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    2012年02月13日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    「フリー」や「ソーシャルネットワーク」など一度は聞いたことがあるようなトピックが、グレイトフル・デッドというアメリカのジャムバンドの活動を元に解説されています。
    自分も野外フェスに行くのが好きなため共感できる部分が多く、すごく納得できました。

    文章が読みやすく、1ページの文字数も少ないなのでさくっと読めます。
    普段はサラリーマンやってるけど、プライベートでは野外フェスが大好き!なんて人は読んでみると面白いと思います。

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    2015年06月28日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    お金をちゃんと考えることから逃げまわっている
    今のぼくにピツタリの一冊。

    年末に見つけて、新年初買いでお買い求めました。

    更に昨年から「ほぼ日」の虜になってしまったぼくにしてみたら、
    糸井本はまずハズレ無し。

    普段あまりドッグイヤーをつけることは無いですが、
    この本はもう犬まみれ。

    単行本から10年越しの文庫化ですが、
    10年経った今なお新鮮に読める人生のエッセンス満点の一冊。


    タイトルがそうであるように、共感できるポイントも多くて、
    新しい知識を得るというよりも、より強固な自信に繋がる内容でした。


    タイミング的には
    「飽きない商い」というフレーズを知ったその2時間後に
    この本

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    2012年01月03日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    お金のことはもちろんだけど、生き方のこと、働くことなど、幅広い対談になっていました。お金っていうのは大事で決して軽んじてはいけないものだけど、お金をすべての基軸に生きてしまうと結局うまくいかなくて、何より大事なものは、やっぱり楽しいとかおもしろいって自分が思えることなんだなあ、と感じました。

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    2012年01月02日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    いたってまっとうな、お金の話に関する対談。なにがまっとうかというと、お金を汚いものとして扱うのでもなく、神聖なものとして扱うのでもなく、がむしゃらに恋焦がれればいいというのでもない、自然なスタンス。お金を大事に扱えばよい、大事に扱うとは誠実に相対峙することと説く。納得。

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    2011年12月20日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    邱永漢さん、すごい
    ほぼ日の三年後を、“ほぼ”正確にあてている

    なるほど、、、

    「唯一からわないのは『世の中は常にかわる』っていうことぐらい」

    なるほど、、、

    まだまだ、僕には「なるほど」としか言えない
    「あっ!やっぱり!?そうだよね!」
    と言える知識のレベルに達していない
    中には「ん?」と思う事もしばしば
    知識の蓄えがまだまだ乏しいなと思う

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    2011年12月09日
  • インターネット的

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    発行は10年前だけど、インターネットそのものじゃなく、インターネットで何ができるかとか、インターネット的価値観(リンク、フラット、シェア)について語られてるので、今でもというか今こそよくわかる。
    「消費のクリエイティブ」を考えたらもっとおもしろくなる。

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    2011年11月06日
  • インターネット的

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    インターネットの世界ってなんなんだろう、どんな可能性があるんだろうということを、この2001年の段階で看破してさらに未来も見通していて、それをインターネット的なものという視線で、新たな概念として紹介し、ヒントをくれる良書です。ちなみに再読です。

    本が出版された当時からみると進んだ「web2.0」の時代になりました。
    この本が、どうインターネットの方向性や性質、もたらすものを表現しているか、
    楽しみにして読んでみました。

    一度読んだ本なのに内容はほとんど覚えていませんでした。
    やさしい言葉でとくとくと語っている文章なのになかなか頭にひっかからないところ
    があるんですよね。これは僕個人の問題な

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    2025年05月05日
  • ピーコ伝

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    ピーコの自伝的な内容で、その語られている内容もかなり面白いのだけれど、何といっても、糸井重里氏の話しの引き出し方が素晴らしいと思った。文章にも話し言葉の特徴がはっきりと残っていて、その場で直接、本人同士の会話を聞いているような臨場感がある。

    自伝というのは、自分自身が書いてしまうと、内容によってはイヤミな感じが出てしまうと思うのだけれど、この自伝は、ピーコ自身がそういうイヤミを感じさせないキャラクターであるということもあるし、心から面白がってその話しを聞いている「聞き手」という存在があることで、ものすごく素直にこれまでの生い立ちが語られているような気がする。

    この本の内容は、聞き手と語り手

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    2020年07月15日
  • インターネット的

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     現代文の問題集でこの本の文章を読んで、その抜粋部分がいいなあと思ったので、一冊全部読んでみたくなった。インターネットの時代だからこそ出来ること、ひととひととの関わり方の可能性をさっぱりした口調で語っていて面白かった。
     やっぱり問題集で見た部分が一番好き。第七章の一番最後、「消費のクリエイティブを育ちにくくさせているもの」の段。あらゆる場面でクリエイティブでいられるひとになりたい。すごく難しいことだけれど。

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    2022年11月20日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

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    流行が終わると、ぼくは流行っていない人間として、何かの表現の場を持つことが、とても困難になっていった。(p.37)
    哲学にかかわるような問題が、忙しい時にはすっぽり抜け落ちていることが多い。「それどころじゃない」「そんなこといってられない。だって忙しいんだから」。
    ひとりの人間として考えていたさまざまな問題を、こんな決まり文句で放り出してしまうようになる。(p.181)
    自分自身がこの世に生まれたことを「あぁ、よかった」と思えるためには、結構、真剣にやっていかなきゃならない。ぼくはこんないい年になってから、ほんとにそう思っている。だからこそ、いま必死になって仕事をしているのだ。(p.194)

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    2020年07月15日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

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    インターネットが一般に普及していなかった時代にビジネスの匂いを嗅ぎ取り
    インターネット新聞、ほぼ日刊を公開するまでの流れが書かれた本
    糸井重里の埋蔵金関連はあまり関心なかったが、初めて見るおもちゃを見つけたような糸井重里の喜びとアイデアと周りの巻き込み方は読んでいて面白かった

    少しだけだがMOTHERについても書かれている
    この人はアンテナがすごいなあ
    ただせっかくMOTHERに触れたなら
    このまま作ったら1年後に作り直すことになっていつ発売できるかわからない、あなたが頼むと言えば私が全て作り直し半年後に完成させる
    と大言を放った後の任天堂社長、天才岩田(故)について触れて欲しかったかな

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    2025年09月07日
  • インターネット的

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    息を出し切るとちょうど良いところで勝手に吸う、というヨガの考え方。アウトプットも同じ。

    相手の期待値をいつも高く答えていくしかない。

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    2025年06月10日