糸井重里のレビュー一覧

  • 知ろうとすること。

    Posted by ブクログ

    津波は人ごとではないと思った。海辺に住む人間だから。けれど放射能のことは、身近に感じていなかった。
    3.11 あの津波を忘れてはいないけれども、原発のことは考えてもわからないから、考えるのをやめていた。
    あれから6年。もう一度確認してみたいと思った。読んで良かった。

    0
    2017年09月16日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    バイラルマーケティングやフリーミアムなど最近持て囃されているマーケティング戦略を、半世紀前から実践しているバンドかいたというお話し。大事なことはいかに忠誠心の強いファンを獲得するか、なのだと思った。

    0
    2017年06月25日
  • 混ぜる教育

    Posted by ブクログ

    立命館アジア太平洋大学。
    恐らく、日本で唯一無二の大学であるような気がする。

    別府の山の中にある大学。
    そこの半数の学生は留学生であり、残りの半分の日本人学生も英語でコミュニケーションを図らねばやっていけない。入学試験はもとより、授業も英語で受けることが出来る。
    なんというか、パワフル。高度成長期の日本のにおいがする。ゆるやかに下降していく今の時代とは少し違うを
    返済不要の奨学金を企業からの寄付で賄ったとあるが、その下りがものすごい情と義理の社会である。
    まだ日本は頑張れる国なのかなぁと思った。

    0
    2017年06月12日
  • 知ろうとすること。

    Posted by ブクログ

    東日本大震災に起因する福島原発の事故の影響についてはこれまでセンセーショナルに扱われてきた側面も強い。しかし、事実はどうなのか、ということについてこの本を読むと、「そうだったのか」と目を開かされる部分が多くあった。文中でも述べられているが、当事者の知識は前に進んでいるものの、離れた地域にいるわれわれは事故が起きた当時とそれほど事実認識が進んでいないというのが本当のところなのだろう。

    とりわけ早野先生は、この問題に専門ではないにもかかわらず、当初から基本的な知見やデータ分析のツイッターによる拡散や、その後も福島の人々に対する内部被ばくの調査など深くかかわってきた人だが、研究者として事実を誤りな

    0
    2017年05月07日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    対談本なので、素材そのまま頂いてる感がとてもよかった!

    お金に対して、
    変わりゆくネットビジネスに対して

    御高齢のはずの邱永漢さんが鋭く的確に語っているのがすごい。
    「邱さんより若者の俺がやらずにどうする?」

    と胸に突き刺さる感(ありがとうございます。)



    なによりも今後の人生に大きく影響を与えそうな
    言葉




    糸井 「俺はもうダメかもしれないとか思うことは、ないんですか?」


    邱 「あ、それはもう、しょっちゅう考えますよ。 」


    糸井 「え!? しょっちゅうですか? 」


    邱  「ええ。 」


    糸井 「ぼくも「面白いからです」といってきたんですけど、そういっていると、

    0
    2017年02月07日
  • 賢人の手帳術

    Posted by ブクログ

    二度目。飛ばし読み。
    一人一人にじっくりとお話を聞いているので、同じ手帳を使っている人がいたらとても参考になる。
    ジブン手帳を知りたいときはまた借りる。

    0
    2016年11月10日
  • 混ぜる教育

    Posted by ブクログ

     別府にある立命館アジア太平洋大学(APU)は、学生の半分が留学生(80カ国以上から約3,000人)、教員の半分が外国人で、ほとんどの授業が日本語と英語の2本立てで用意されている。そこでは、教室や寮や地域を通じて、日本人と外国人が混ざり、上級生と下級生が混ざり、教員と職員が混ざり、学生と地域が混ざり、そして別府と世界が混ざっていく。
     混ざることで、「化学反応」が起こり、創発が起こる。そして日本人学生は異文化を正しく肌感覚で理解して英語でもコミュニケーションできるグルーバルな感覚とスキルを持った人に成長していき、外国人学生は日本のマインドと日本語でもコミュニケーションできるスキルを持った人とし

    0
    2016年11月03日
  • 知ろうとすること。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    きちんと根拠を持って恐れなければならない。
    知ろうとする努力を怠ってはいけない。

    例えば、週刊誌を買う場合、一番上にあるものではなくて、ついその下の2冊目を手にしちゃうことがある。一番上の本が汚れていれば別だが、明らかにきれいな本があるときにも、2冊目をとってしまう。これは誰でも経験があることだと思う。また、絶対切れない振り子で、10m先までは届かないような振り子の先に包丁をつけて振り子を揺らし、その10m先にたつ。なんだか立ちたくないと感じる。地上に置いてある20cm幅の平均台はどうってことなく渡れるのに、地上100mのところに20cm幅の平均台をおかれると、やはり渡りたくない。
    これら、

    0
    2016年09月29日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    グレイトフル・テッドというヒッピー・バンドのユニークな取り組みからマーケティングに役立つ考え方を学ぼうという趣旨の本である。糸井重里さんが制作に関わっていたので、興味を持った。内容は、かなり面白い。

    グレイトフル・テッドというバンドは知らなかったが、昔から常識にとらわれないユニークな活動を行っていたようだ。それが彼らを有名にしてきたようだ。実際に彼らが意識してマーケティングを行っていたのかは謎だが、彼らの数々の取り組みは確かに先進的でユニークだし、ビジネス上でも参考になる部分がたくさんある。

    サラリーマンだと特にそうだが、1つの常識や考え方、方法論に染まってしまうと、中々それ以外のものが目

    0
    2016年05月12日
  • インターネット的

    Posted by ブクログ

    今より15年も前に書かれたとは信じがたい。今を予測しているようなインターネット界のいろいろ。
    wwwは、まさに革命だったのだ。その革命を、冷静に分析してうまく波にのっている糸井さん。
    私はこの波にどうのっていこうか…、これからも何度か読み返すことになりそうな一冊。

    0
    2016年04月16日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

    Posted by ブクログ

    「ほぼ日」の「早過ぎる社史」。スタートアップ時の熱量の高さが伝わってきて面白かったです。個人的に感じた18年前と現在の大きな違いは、ネット文化の「フリー」から「有料化」へシフトチェンジや、被雇用者の労働環境や待遇への意識向上でしょうか?それにしても「ほぼ日」のマネタイズの模索は時代を先取りしているなあと再認識させられました。

    0
    2016年04月12日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    新規のファンデはなく、最も応援してくれるファンがさらに楽しめるよう施策が作られるグレイトフル・デッド。戦略もあっただろうが、それよりもファンへの感謝の気持ちが彼らを突き動かしていたような気がする。

    そしてまた、この本もグレイトフル・デッドへの愛が詰まっ待った本なのである。

    0
    2016年02月27日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    文字通り、グレイトフル・デッドの常識外れな運営からマーケティングを学ぼうという一冊。

    事例はドットコム企業(アメリカのIT企業)ばかりで参考にならない。
    でも、グレイトフル・デッドが時代を先取りというよりは、あえて常識外れなことをやって、それでも形を変えつつも今もバンドとして継続しているというのが素敵だった。

    0
    2015年07月12日
  • 賢人の手帳術

    Posted by ブクログ

    春から新社会人としてデビューします。
    しかし、社会人必携のスケジュール帳の使い方を学生時代に確立できず、悪戦苦闘の日々でした。
    この本を読んでだいぶ使い方がわかった気がします。
    自分の問題点はスマホと手帳をグチャグチャにして使用していた点でした。
    これからは、何事も手帳を主体にしたスケジュール管理にしていきたいと思います。

    0
    2015年03月24日
  • インターネット的(PHP文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ベストテンとかチャートとかが、なぜ人々の関心と興味引くかといえば、安定しないことでのスリルがそこにあるからでしょう。「勢い指数」のようなものがそこにあるとして、その基礎になる情報というものは、何なのでしょうか。これがまたあんまりよくわからないものなのです。とりあえず「露出」と「売り上げ」という要素で計りましょうと、いうような感じで、無意識の申し合わせができているようですね。売り上げ×露出=勢い(評判)…という図式は成り立つのですが、、CDでいえば出荷枚数が売り上げだし、主にテレビの登場頻度が露出でしょうから、どちらも「勢い」の指数を上げるために、CDを大量に買ったり、政治的力関係でテレビの登場

    0
    2017年09月22日
  • 知ろうとすること。

    Posted by ブクログ

    物理学者の早野龍五さん×糸井重里さんの福島第一原発をテーマにした対談集。
    一度持った疑いを晴らすのは本当に難しい。でもその疑いの種はどこから来たものか。その種は自分の考えを動かすほど信頼に値するものか。根拠のない声に踊らされないようにしなければと思う。
    「大丈夫です」「安心です」その言葉も、いつか科学的に覆るかもしれない。お二人の会話でもっても明確な結論は出ないけれど、情報に常に更新していくことが大切だという。情報が溢れすぎて何が正しいのか分からずつい蓋をしてしまっていただけに、少し踏み込んで自分のなかの原発関連の情報を更新してみよう。

    巻末の糸井重里さんの「もうひとつのあらすじ」は近年の情

    0
    2017年05月02日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

    Posted by ブクログ

    コピーライター糸井重里だからこそ、手弁当でほぼ日の運営ができ、薄謝どころか0円報酬でも執筆依頼ができたのだろう。メディアとしてのインターネットを上手に活用したコンテンツに成長していくのが読んでいてヒシと伝わってくる。そして自分の中で起業心がムクムクと首をもたげているのを強く感じた。

    0
    2015年03月05日
  • インターネット的

    Posted by ブクログ

    インターネット自体がどうこうじゃなく、それをどう使うか。「別にそれって普通のことじゃない?」と思いながら読んでいたけど、そういえばこれって10年以上前に書かれた本じゃないか。糸井さんの想像力にただただ感心。

    0
    2015年02月14日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    伝説のバンドをマーケティングの視点で捉えた本。著者のグレイトフルデッドへの情熱が半端でないことが伝わって来る。
    これらの手法を誰もがそのまま鵜呑みにして成功するかは分からない。このバンドが伝説となり得たのは、様々な幸運が重なった面もあり、何より類稀な演奏センス、コンテンツメーカーとしての才能があっからこそ成し得たことだと思う。
    しかし、あらゆるマーケティング理論は後付けだということを前提としても、この本にはニヤニヤしながら面白く仕事をする為のヒントが溢れている。

    0
    2015年01月24日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    ★自分の好きなこと(音楽)とファンを何より大切にする。そのために業界の常識にはとらわれない、ということだと思います。

    0
    2014年12月14日