糸井重里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロックバンド、ヒッピーとかサブカルチャーを通じてマーケティングを語ってるとこが面白ろくて読んだ。
こういうバンドとマーケティングを掛け合わせて本を書こうとした発想自体かっこいい。
もともとデットヘッズな人なら読んでて興奮するんだろうなー
著者のひとりにHubspotのCEO。日本では糸井さんの推薦。
”Lessons from the Grateful Dead”というよりも、演繹的にマーケティングを解いてる感じ。
こういう説明の仕方の方が頭に入りやすい人には、とっても読み味がすっきりする本だと思う。
特に第二章、ファンについての内容。
気前が良くて、何よりも自分達のこと大事にしてくれる人 -
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Posted by ブクログ
「ちくわぶ」「東京大学」「坊ちゃん」「とにかくデートにこぎつけるための口説き文句」「一夜を共にするための口説き文句」「銭湯」「女」「雑種犬シロ」「やきいも」などなど…
糸井さんが家元になり、毎週テーマを変えて宿題を出し、読者から送られてきたコピーを採点する。
言葉は生き物である。私が生まれる前に流行った言葉は今や、もう死語。だからなのか、家元が松、竹を付けたコピーにも良さがわからないものもあった。佳作の中から個人的にツボったものをいくつか。
「鼻にかけているのはメガネだけです」「さりげなくディスコで学生証を落としてみる」(お題:東京大学)
「……な…。」(お題:一夜を共にするための口説 -
Posted by ブクログ
話が二転三転するように見えて、気になる話題を的確に質問する糸井さんの名聞き手っぷりは健在ですが、それよりも本作は話し手である邱永漢さんの返しが面白かったです。
この人そもそも知りませんでしたが、才能の塊のように見えてどこか抜けた感がありとても好印象。
何となく鼻につくタイトルですが金の話だけでなく、ビジネスにおける成功者とは何たるか、のような話題に拡張されています。
「自分にとって面白い仕事は何かを発見する時期は27歳です」
「朝になって考えたことは、それでも実行のできることなんです」
「これだけ財産を持っています、といわれるよりも、ちゃんと約束を守るかどうかのほうを重んじます」
「あなたは大 -
Posted by ブクログ
きっかけはライフネットの出口さんのTwitterから。
「ほぼ日」を立ち上げるきっかけからその黎明期の活動と
インターネットというメディアについて著者の接し方が
記してある。 重松清のあとがきにあるように組織論 経営論
インターネット論でありドキュメンタリーでもある。
面白いことをいろんな人を巻き込んでビジネスにしていく
著者のセンスに改めて脱帽。
別の本と並行してこの本を読んでいたが、第一次 第二次 第三次
産業のあと 情報産業の第四次 更には精神産業を五次と呼ぶことが
できるという。まさにこの本で言う「何か楽しそうだ」「幸福感を提供する」
はこの第五次産業を具現化したものだ。 -
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