糸井重里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロックバンド、ヒッピーとかサブカルチャーを通じてマーケティングを語ってるとこが面白ろくて読んだ。
こういうバンドとマーケティングを掛け合わせて本を書こうとした発想自体かっこいい。
もともとデットヘッズな人なら読んでて興奮するんだろうなー
著者のひとりにHubspotのCEO。日本では糸井さんの推薦。
”Lessons from the Grateful Dead”というよりも、演繹的にマーケティングを解いてる感じ。
こういう説明の仕方の方が頭に入りやすい人には、とっても読み味がすっきりする本だと思う。
特に第二章、ファンについての内容。
気前が良くて、何よりも自分達のこと大事にしてくれる人を大事にして、良いと思うことをやって、大義はぶらさない、そんな性格が大事だと。
そうしたら着いてくる人たちも魅力ある人ばっかり。最近法人をひとりの人としてみる考え方を知ったけど、ビジネスでも、人間でも同じことかな。
そして最後のチャプターを書いたことに、著者の魅力を感じる。 -
Posted by ブクログ
「ちくわぶ」「東京大学」「坊ちゃん」「とにかくデートにこぎつけるための口説き文句」「一夜を共にするための口説き文句」「銭湯」「女」「雑種犬シロ」「やきいも」などなど…
糸井さんが家元になり、毎週テーマを変えて宿題を出し、読者から送られてきたコピーを採点する。
言葉は生き物である。私が生まれる前に流行った言葉は今や、もう死語。だからなのか、家元が松、竹を付けたコピーにも良さがわからないものもあった。佳作の中から個人的にツボったものをいくつか。
「鼻にかけているのはメガネだけです」「さりげなくディスコで学生証を落としてみる」(お題:東京大学)
「……な…。」(お題:一夜を共にするための口説き文句)
コピーライターの試験はまさにこんな感じで、その場で出されるお題に対し、思いつく限りコピー案を出し、採用が決まった。
職に就いてからも、抱える仕事とは別に、毎週ボスの出すお題に沿って宿題があった。明日までに100本、コピーを考える…というの、きつかったなぁ。切り口を変え、口調を変え、リズムを変え、対象を変え…言葉遊びは面白い。やわらかアタマで臨みたい。 -
Posted by ブクログ
話が二転三転するように見えて、気になる話題を的確に質問する糸井さんの名聞き手っぷりは健在ですが、それよりも本作は話し手である邱永漢さんの返しが面白かったです。
この人そもそも知りませんでしたが、才能の塊のように見えてどこか抜けた感がありとても好印象。
何となく鼻につくタイトルですが金の話だけでなく、ビジネスにおける成功者とは何たるか、のような話題に拡張されています。
「自分にとって面白い仕事は何かを発見する時期は27歳です」
「朝になって考えたことは、それでも実行のできることなんです」
「これだけ財産を持っています、といわれるよりも、ちゃんと約束を守るかどうかのほうを重んじます」
「あなたは大きな仕事がしたいのですか?それとも大きな金が欲しいのですか?と聞きます」
といった簡潔な発言ですが、なんとなくひっかかって自分と照らし合わせたくなる。
27歳まであと2年、やりたいことが大きな仕事なのか大きな金稼ぎなのか、夜にくよくよしてる真逆の人間ですが、とりあえず約束は守れる男でいたい。 -
Posted by ブクログ
きっかけはライフネットの出口さんのTwitterから。
「ほぼ日」を立ち上げるきっかけからその黎明期の活動と
インターネットというメディアについて著者の接し方が
記してある。 重松清のあとがきにあるように組織論 経営論
インターネット論でありドキュメンタリーでもある。
面白いことをいろんな人を巻き込んでビジネスにしていく
著者のセンスに改めて脱帽。
別の本と並行してこの本を読んでいたが、第一次 第二次 第三次
産業のあと 情報産業の第四次 更には精神産業を五次と呼ぶことが
できるという。まさにこの本で言う「何か楽しそうだ」「幸福感を提供する」
はこの第五次産業を具現化したものだ。 いまの日本は第二次産業を
ベタで行く中国 韓国との競争に疲弊しているが 成熟した社会の中に
住む我々日本人は少し土俵を変える必要があるのかもしれない。