糸井重里のレビュー一覧

  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    キーワードは「コミュニティ」。MBAでマーケティングを学んだわけでもないであろう彼らが今日的にコミュニティマーケティングを実践できた背景には、コミュニティ運営にとって重要なことはスキルではなく「情熱」「もてなし」「気づかい」「遊び心」といった要素であるからだと思う。
    安易にコミュニティ論を語る書籍を読んで実装しても失敗に終わるであろう理由がここにある気がした。と同時に、だからこそこれを実現している企業の優位性は高いし、実装力のあるコミュニティマネジャーの希少価値もまた高い。

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    2019年02月27日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    すこし前の本ですが、色褪せず今でも通じる内容でした。
    お金の話のはずが、邱さんの人となりへ話が展開されることも多く、楽しく読めました。
    お金から解放されるとお金が儲けられる様になる(世の中にとっても、おもしろいことを追求できる)という感覚があるのですが、彼らはそれを体現しているのだと思います。
    今日のほぼ日を既に想像できているかの様な邱さんの言葉もちらほら。
    糸井さんも70歳。次の世代にバトンを渡す頃合いかもしれません。
    いまこの様な本を出せるなら、誰と誰だろう、という様な想像をして楽しんで読みました。笑

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    2018年12月20日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    現在のインターネットでの商売で成功している手法に相当する方法をとっくの昔に実践していたというのは、感慨深い。成功しているのはやはり理由があるのだなと思った。また成功には思い切った常識破りが必要なことも。ライブ録音を許可するとか、ロゴの使用をライセンス料をとって、道ばたの露店の人々に許可するとか。発想の転換というより、発想の縛りから如何に自由になるかが大切と思った。

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    2018年11月12日
  • インターネット的

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    糸井重里のインターネット論。インターネットの本質に踏み込み、それをてこにして、様々な事象を考えていく本。ほぼ日を始めたきっかけなどもおもしろい。

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    2018年11月12日
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本

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    【読書ノート】
    ・ニーモシネ1-27

    【要約】


    【ノート】
    ・PHP新書の「インターネット的」を読んだ時から糸井重里の知見には教えられることが多い。最近は「ほぼ日手帳」が大ヒットしており、家内がユーザーということもあり、自分もほぼ日WEEKSを使ってたりする。

    ・本書はタイトル通り、ほぼ日サイトの誕生から形成期までの期間が対象だが、もっとも心に残るのは最後の章のラストに記された次の文章だった。「つまり、ぼくは『あらゆる不幸は、全力を尽くせないという悲しみにあるのではないか?』と考えているのだ」
     これは、例えば中村天風師が「人生はこころひとつの置きどころ」と言っているのに通じる(天風

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    2018年10月28日
  • 賢人の手帳術

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    5名の著名な皆さんの手帳の使い方を記した1冊
    手帳を買って最初にすることはなんだろうと考えたときに、
    1年mン間の予定の複写、k誕生日や記念日の複写
    これよくやりますね。

    賢人の皆さんも同じようなことをしているよう。

    手帳には、思ったことや考えたことを書き留めることを重視するために
    常に持ち歩くという側面があります。

    メモの習慣がビジネスへ

    賢人のみなさんの使い方は参考になるため、自分の手帳に生かしていく。

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    2018年10月28日
  • インターネット的(PHP文庫)

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    糸井重里さんがインターネットにまつわるビジネスや人々の行動について語ったもの。初出は10年ほど前ということであるが、現在の状況を言い当てていることもあり、今読んでも楽しめる。哲学的というか、本質は何であるかを軽やかに考えさせられる記述が豊富で、タイトルとは異なり、人付き合いとか、人と欲望の関係など、糸井さんの考えや価値観がうまく表現されていると思う。「息を吐き続けると、出し切ったところで自然と息が入ってくる」「飛行機がどうやって飛ぶかは知らなくても、それに乗ってどこかへ行くことはできる(=つまり、どこへ行くかが重要)」「位置(演歌)ではなく勢い(AKB)が価値の時代」「技術が発達し、便利になり

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    2018年10月09日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    フリーミアムという言葉が出てくるずいぶん前から、それを実践してきたバンド。
    「グレイトフル・デッドは、40年以上前から、ファンのみんなに自分たちの音楽を無料で開放していました。ツアーの音楽は録音してコピーし放題。」
    名前は覚えていなかったが、たまに事例として見かける。ほぼ日でこれまたフリーミアムを実践してきた糸井重里氏が監修・解説しているのも興味深い。

    以下、引用。

    「機能よりも官能。快楽原則をなによりも大事にして創り続ける。」

    「当たり前とされている常識に挑戦したり、一見すると奇妙な製品を開発したりする発想が、マーケティングの戦略として大成功をもたらすことがある。他者をまねした商品ばか

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    2021年08月08日
  • インターネット的

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    インターネット黎明期の作品だけに、今の頭で読んでもな、ってのはある。インターネット利用して遊ぼうぜ、っていうのが骨子で、いかにもらしい本。

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    2018年08月06日
  • インターネット的(PHP文庫)

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    ヨガの呼吸で息を吐き続けると、出し切ったところで吸う息が自然に入るように、何かを吸い込むにはすべてを惜しまずに出し切らないといけない。というところはなるほどなと思った。

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    2018年07月16日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    糸井重里さんと邱永漢さんのお金をテーマにした対談。お金にまつわる、仕事や結婚、生活、子育て、人付き合いの諸々を語っているもの。邱永漢さんの発言は、一つ一つ達観したところがあり面白い。本を読んでみたくなる。「人生はサイコロ。2が出ることも5が出ることもあるし、6や1がいいとは限らない」「人間はもともとどっちつかず。善悪の判断すら明確にはできない」「約束を守ることほど大事なことはない」「今のインターネットは座敷牢」「答えを早く知りたがることが、答え以外のものをみることをなくしてしまう」

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    2018年07月13日
  • インターネット的(PHP文庫)

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    「驚き」を求めて本を読む若い自分には、新鮮味が感じられなかった(笑)それだけインターネットネイティブなのかもしれないな〜。インターネットの価値、思考の粘り強さと勘の鋭さはスゴイな、と感じた。ここまで見抜いてポジションを取れる人は中々いない。また読んで深く味わいたい。

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    2018年07月07日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    グレイトフルデッドは60年代から続くアメリカのロックバンド。グレイトフルデッドのビジネス展開は、実は現在のネット中心のビジネス状況を先取りしていた。
    という内容。

    あくまでビジネス本だということだが、ビジネス本としては、あまり目新しいことを語っていない。現状のSNS等の興隆により既存のビジネスが大きく変動していることは、いまや、常識となっているためだろう。

    どちらかというと、グレイトフルデッドを知らない人たちに、こんなロックバンドがいたんだ!という驚きというか、トリビア的情報を伝えられることが本書の今の魅力ではないだろうか。

    グレイトフルデッドは、デッドヘッズという、ツアーにキャンプカー

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    2017年12月03日
  • 賢人の手帳術

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    習慣とは努力の無意識化。

    毎月の目標と結果を月間カレンダーに記録する。
    月間カレンダーが自分史になる。

    締め切りよりも前の日に記入する。

    ジブン手帳のLIFE。

    予定だけでなく感情も記入する(ジブン手帳のダイアリー)。

    地図に痕跡を残す

    年間月間週間カレンダーの使い分け。
    年間=計画的な休暇。プロジェクトなど。
    月間=1ヶ月の目標、達成記録。2ヶ月を一覧できるもの。
    週間=タイムスケジュール、今日の気分(感情)、食事の記録、睡眠時間など。

    デジタルとアナログ

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    2017年07月31日
  • 知ろうとすること。

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    ネタバレ

    我々の体には、138億年前の水素が入っている。それから地球誕生前にできたか理由も40も入っている ウランは半減期が44億6,800万年。つまり長い時間をかけて最終的には鉛になる 遠くにいて、ニュースだけでしていることと、実際の現場は全くかけ離れていることもある 人というのは、面白いもので、野次馬と言うやつを心の中に飼っています

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    2017年02月15日
  • インターネット的(PHP文庫)

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    非常に文系的な本。インターネット黎明期の1ユーザーの感想文。10年以上前に出版された本なのに、古さを感じさせないところが糸井さんのセンスか。

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    2016年12月08日
  • 混ぜる教育

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    Visionを形にする。形に魂を吹き込む。その仕事に携わった方々の熱意に感服する。思いつきはするけど,実行し続けるのはしんどいことだから。
    APUの話。

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    2016年08月02日
  • 賢人の手帳術

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    糸井さんも、小室さんも、ほとんどの方が手帳に関する雑誌とかに登場されているので、
    そういう雑誌が好きで読んでいる方にとっては重複してしまう内容かもしれません。

    改めて工夫頑張ろうと思ったのは隂山さんの記事
    習慣は無意識の努力…みたいな内容。

    私の今使っている手帳には、各月の縦軸目標項目、横軸日付…になっているものはないので、そういうのをノートに設けようかな、と思いました。

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    2015年11月15日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    長い間積読だったもの。今更ながらようやく読んだ。

    割とよく言われるような内容のビジネス書のような気はするけど…その根拠をバンドに求めているので、仰々しいビジネス書よりもライトに読むことができる。

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    2015年11月01日
  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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    「お金との関わり方はこうだよ」ということではなく「お金との関わり方を自ら学ぶための姿勢や仕組みはこうなんじゃない?」を説く本だと思います。特に邱氏の子供に対するお金の学ばせ方(学費を1年分渡してそれ以降は仕送りを一切しない)は言われてみれば当たり前だが、企業経営にも通ずる重要なプロセスだと感じた。

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    2015年02月12日