和田はつ子のレビュー一覧
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第十七弾
登場人物に何ら変化が無いのが寂しい
しかし、構成はいつもの感心するパターン
3話に分かれているが、全体として繋がっており
最後、悪を断つPosted by ブクログ -
前巻に出てきた料理がキーワードになっている。
今回は武家に関わる話なので、普段よりも緊張感に溢れた内容だが、全く先が読めず、早く早くと先を読みたくなる。Posted by ブクログ -
シリーズ第10弾。刊行が早いので、江戸の季蔵達と同じ季節を過ごせるのがファンとしては嬉しい。裏稼業で暗澹としていた季蔵が「料理は救いだ」と 心に灯を点す場面、仮の姿などではない料理人としての誇りが伝わる。肉抜きの治部煮、牛乳を使わない明日香鍋、食べてみたいなあ。Posted by ブクログ
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季蔵シリーズ第9弾。 庶民の客を喜ばせようと季蔵が知恵を絞った松茸尽くし。 料理人として誠実である程、裏稼業が切ない。 今巻は派手な展開はないけれど、禁じられた悲恋にさえ心添わせる季蔵に惚れ直してしまった。Posted by ブクログ
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真夏の江戸が舞台。食が進むよう季蔵が作る「汁かけ飯」「イナ尽くし」 「田楽七種」美味しそう。病の許婚がいる季蔵への想いを悟られないよう振舞う 看板娘おき玖ちゃん、江戸っ子らしい潔さ、女らしい心遣いが切ないなあ。Posted by ブクログ
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短編連作で読みやすい。
意図せず、裏稼業に力を入れざるをえない出来事か次々起こるが、一巻よりも料理の描写も増えて面白くなってきた。
暴力的なシーンや刀を使うシーンの描写はほとんどなく、血生臭い感じはないので女性でも読みやすいと思う。
面白い。Posted by ブクログ -
一巻から立て続けに起きてきた事件の、黒幕が明かされます。
全ての事件がつながって一つにまとまるところはスッキリします。
1シリーズ一区切りってとこでしょうか。
似た名前の登場人物が多くてちょっと頭が混乱したけど、面白かった。Posted by ブクログ -
シリーズ1作目。
みをつくしのような料理の話かと思ったら、料理人と裏稼業の二面を持つ捕物の話だった。
話の展開が早いので驚いたが、飽きずに読めて面白い。Posted by ブクログ -
第十五弾
江戸から磐城平藩へ料理とお菓子に関係する謎を求めて
お助け小僧(泥棒)とコンビを組み事件解決へ
1つが解決しても次が、藩内部に潜む暗部を暴きだしたのは!
元藩主のあまりにも大欲な女関係?
兄妹での恋愛が背後にPosted by ブクログ -
江戸時代から入れ歯はあったのか。知らなかった。中3編は入れ歯師の話で非常に興味深かったです。そのあたりに力を入れすぎて「五臓花」の事件がだいぶ雑だったような気はしますがまあご愛嬌ということで。Posted by ブクログ
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ストーリーは相変わらずおもしろいのですが、登場人物の心理描写があまりうまくないのが目について、いまひとつのめり込めません。「冬瓜患い」をはじめ、非常に趣向を凝らした話ばかりなのにもったいない。Posted by ブクログ
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疑惑を受けては晴れ、受けては晴れ…おゆうさんの行動はことごとく裏目に出てたなあ。「南天うさぎ」を読んだ時はもう少し平易なシリーズだと思っていたのですが。いやおもしろいんだけど。Posted by ブクログ
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面白いシリーズを見つけた。
江戸時代、虫歯で命を落とす事も多々あるご時世。
役者さながらの男前な藤屋桂助は商家の出ながら蘭学を修め
歯痛に苦しむ人々を救うべく「いしゃ・は・くち」の看板を掲げ
日々奮闘している。
幼馴染でずば抜けた美貌と賢さを兼ね備えた 志保と
江戸時代の歯ブラシ、房楊枝職人の鋼次は...続きを読むPosted by ブクログ -
第十三弾
4篇の料理に、江戸の悪(闇)を取り除く
これまでの続編の感じがかなり強い、豪助とおしんの結び
奉行烏谷と悪党佐平次(抜け忍)の因縁、そして佐平次の娘(母の敵)非常に盛りだくさんで一気に読めるPosted by ブクログ -
第十二弾
全店主の過去を含め、係わりのある事件を解決
派手さはないが料理にかこつけて背後の悪を暴きだす
登場人物の恋模様も気になるころかPosted by ブクログ -
第十二弾
豪助と甘酒屋の姉妹との係わりから、悲しく残酷な展開、
お上の裏に跋扈する悪人、
意外な結末と、豪助と妹との結果はハッピイPosted by ブクログ -
3時間で一気に読みました。
このシリーズの他の作品と同じように事件に関わる人々はばったばったと死んじゃうけど、今作はいつもより後味がいい感じ。予想してた人がしななかっからか?Posted by ブクログ -
季蔵はもとは武士だったが、「塩梅屋」の料理人になって5年。
28歳の長身、引き締まった体つきのかなりいい男。
銀杏長屋に住み、棒手振りの三吉が売りに来た納豆を買う平和な朝。
朝飯のためではなく、料理の研究のためだった。
ところが、仕込んでくれた恩人の店主・長次郎が亡くなる。
大川端でおろくが上がった...続きを読むPosted by ブクログ