和田はつ子のレビュー一覧

  • 涼み菓子 料理人季蔵捕物控
    2001/06/21:冷茶が手間をかけたつくり方でとても美味しそうでした。また西瓜糖の青臭い香りなどの描写でいつもより想像しやすかったです。もっともこの時代甘い西瓜が普及していたのかは分かりませんが。
  • おとぎ菓子 料理人季蔵捕物控
    次々新刊が出るので、読むのが間に合いません。けっこうあっさり人が死んでしまうので、悲しくなります。江戸時代ってそんな感じだったんですねー。
  • へっつい飯 料理人季蔵捕物控
    第八弾
    メインの流れは元岡っ引きの娘の仇討ち(?)が底辺に
    塩梅屋での怪談噺と料理の組み合わせがもう一つの流れであり、各四話の構成であるが最後まで繋がりを持っている。
    娘お美代が同心田端の妻となるところで終わるが、事件の真相はまだ引きずっている展開
  • おとぎ菓子 料理人季蔵捕物控
    第七弾
    六巻を読んでかなり時間がたつ。最初登場人物の思いだしに戸惑う、更に、料理の方法がくどく感じられたが読み進めていくに従って、都合良くと言えばどうにもならないが噺の展開が見えてくると面白くなる。
    結果が闇捌きなので結論は仕方ないか
  • 菊花酒 料理人季蔵捕物控
    第九弾
    前巻からの続きからの始まりか?
    最初は塩梅屋・李蔵に新たな仲間がと少しは思わせるが、読み進むにつれて、疑問が湧いてくる。
    今回も一件落着とは一応なっているが、噺の解決には至っていない
  • 思い出鍋 料理人季蔵捕物控
    第十弾
    これだけよく話を引っ張れるのか、という感じ
    李蔵に係わる話も、今回で終了か?
    今回で一応これまでの話に区切りが付く感じ
  • 悲桜餅 料理人季蔵捕物控
    描かれている料理を想像するだけで
    わくわくがいっぱいになる
    どんな味わいだったのだろう
    おなかがグーとなった
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控
     高田郁の作品を読んで、このシリーズにも手を出してみた。各エピソードが短いとか、料理とも関わりが弱いなどのコメントもありますが、そもそも高田作品ではないので、別個の作品として考えれば、とても読みやすく、エピソードも面白いと感じました。シリーズものなので、この後の展開が楽しみ。面白かった。
  • 口中医桂助事件帖2 手鞠花おゆう
    お江戸の歯医者シリーズ2作目。同じく連作が続くも大きなテーマが流れていて読み応えあり。全体的にちょっと淡泊なところがやや不満を憶えつつももなかなか良い感じ。
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ
    現代と同じく歯医者は金がかかり、庶民はおいそれと掛かることが出来ず、大道芸人に飛び入りして歯を抜いてもらったりして、むしばや歯槽膿漏が悪化して熱で衰弱して亡くなる人が多かったという江戸時代、呉服屋の長男にして少々変わりものの桂助は蘭学を修め庶民のために<いしゃ・は・くち>を開いています。幼馴染の志保...続きを読む
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ
    ずっと気になってた小説。たまたま持ってる友達がいて借りた。江戸時代の歯医者さん事情を絡めながらのサスペンス。面白いし興味深い。ドラマにしても面白そう!!
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ
    江戸の歯医者を舞台に、そこに舞い込むさまざまな事件が続くシリーズ第一弾。江戸時代の人たちの「口の中」の事情がいろいろわかって興味深い。現在のような歯科技術がなかった時代歯の治療といったら抜歯ぐらいしか有効手段は無かったし、虫歯が命取りにもなったと聞くと歯医者嫌いとしてはゾッとなるが、ここに出てくる口...続きを読む
  • 新・口中医桂助事件帖 志保のバラ
    2024年3月23日
    新しい切り口。
    幕末から明治初期の設定はなんか華やか。
    どうやらシリーズものの2巻目らしい。(とんでもない、17巻目だったのね)
    結婚に至るところ、アメリカ留学に繋がるところが読みたかった。
    落ち着いた桂助、甲斐甲斐しい志保、ちょっとケンカ早い鉱次、幼い口調の金吾などの会話が面...続きを読む
  • さむらい魚 料理人季蔵捕物控

    不気味

    珊瑚を巡る密貿易。実際に、有ったのか?無かったのか?桃色珊瑚の、木のように大きい物、見てみたい。今回の黒幕は、人心を繰る妖術使いの僧で、とても不気味だった。また、料理が、政治的な意味合いを持たせて作られていて、美味しそうに感じられなかったのが、残念。
  • さむらい魚 料理人季蔵捕物控
    新章?というわりには話が進んだ気はしない。
    どこが新章なの?
    何か読み落としているのか?
    瑠璃や寅吉の状況も変わってないよねぇ。
    お奉行や常連さんたちも。
    化け猫騒動の顛末は苦かった。
  • さしみ朝膳 料理人季蔵捕物控
    日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋では、アジとイワシの刺身朝餉膳が人気となっている。
    かつて落語家だった廻船問屋の主・五平から泉水寺という寺で行われる幽霊画鑑賞会のおりの料理を出すよう依頼された。しかし当日、泉水寺で恐るべき事件が起きる。
    といった内容なのだが、ちょっと考えるとなんで・・・と思うとこ...続きを読む
  • 時そば 料理人季蔵捕物控
    塩梅屋に元噺家で、今は廻船問屋の主・長崎や五平が頼み事を携えてやってきた。
    これから毎月行う噺の会で噺に出てくる食べ物で料理を作って欲しいという。
    目黒のさんま・まんじゅう怖い・蛸芝居・時蕎麦の全4話
    シリーズ第6弾
  • お宝食積 料理人季蔵捕物控
    季蔵は、豪助から「船宿の主人を殺した犯人を捕まえたい」と相談される。
    一方、塩梅屋の食積に、ご禁制の貝玉(真珠)が見つかった。
    一体誰が何の目的で、隠したのか?シリーズ第4弾
  • 旅うなぎ 料理人季蔵捕物控
    病気の妻のためにと「旬の筍の田楽」を土産に塩梅屋を後にした浪人だが、翌日、怖い顔をして再びやってくる。浪人の態度に季蔵たちは不審なものを感じるが・・・
    シリーズ第5弾
  • おとぎ菓子 料理人季蔵捕物控
    塩梅屋の主人が先代の書き残した春の献立を試行錯誤していた。
    そのさな香の店から梅見の出張料理を頼まれる。
    市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍するシリーズ第7弾