和田はつ子のレビュー一覧

  • 旅うなぎ 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋にある一膳飯屋“塩梅屋”で毎年恒例の“筍尽くし”料理が始まった日、見知らぬ浪人者がふらりと店に入ってきた。病妻のためにと“筍の田楽”を土産にいそいそと帰っていったが、次の日、怖い顔をして再びやってきた。浪人の態度に、季蔵たちは不審なものを感じるが…(第一話「想い筍」)。他に「早水無月」「鯛供養」「旅うなぎ」全四話を収録。美味しい料理に義理と人情が息づく大人気捕物帖シリーズ、待望の第五弾。

    平成31年1月8日~10日

    0
    2019年01月11日
  • 口中医桂助事件帖5 すみれ便り

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ
    永久歯が生えてこないという娘おてるを診ることになった桂助。彼女は桂助とともに長崎で学んだ斎藤久善の患者で、その見たては間違いなかった。斎藤のところには患者が多数詰めかけ、〈いしゃ・は・くち〉は閑散としていた。そこに、同心の友田からの依頼で、桂助は傷のない女性の死体を診ることになった。すみれの花の汁が付いていたことを見つけ、その真相に迫っていくのだが……。新たに入れ歯師が仲間に加わることになる、大人気シリーズ第5弾。

    平成30年11月20日~22日

    0
    2018年11月22日
  • あおば鰹 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    初鰹で賑わっている日本橋・塩梅屋に、頭巾を被った上品な老爺がやってきた。先代に“医者殺し”(鰹のあら炊き)を食べさせてもらったと言う。常連さんとも顔馴染みになったある日、老爺が首を絞められて殺された。犯人は捕まつたが、どうやら裏で糸をひいている者がいるらしい。季蔵は、先代から継いだ裏稼業“隠れ者”としての務めを果たそうとするが…。(「あおば鰹」)義理と人情の捕物帖シリーズ第三弾。

    平成30年11月6日~8日

    0
    2018年11月08日
  • 口中医桂助事件帖3 花びら葵

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ
    桂助の患者だった廻船問屋橘屋のお八重が、突然亡くなった。そして、橘屋は店をたたむこととなった。その背後に、かつて桂助の家族とも関わりを持っていた岩田屋勘助の存在が浮かび上がる。岩田屋は、汚い手を使って自分の商売を広げていた。そして、桂助の出生の秘密が明らかになる。それは将軍家のこれからをも左右することだった。その秘密をかぎつけた岩田屋が桂助の前に忍び寄ってきた! 急展開の書き下ろし時代小説シリーズ第3弾。

    平成30年10月18日~20日

    0
    2018年10月20日
  • あんず花菓子 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    これで、第一幕が完結とのこと。
    寂しい~。
    第一幕と言っているし、内容的にも第二幕があると
    信じているけど。

    0
    2015年03月28日
  • 恋しるこ 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    恋しるこの意味、切ないなぁ。
    今回は、瑠璃が出てこなくて気がかり。
    季蔵の想いが彼女に伝わって幸せになる日が
    くるといいな。
    みんな、みんな、幸せになりますように。

    0
    2014年12月29日
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    p16
    人は誰でも心にずしりと重みを抱えているもんさ。

    重さが辛くなったら、身の回りを眺める。考え過ぎない。まずは、食べて寝て働く。この繰り返しが生きてるってこと。人生のいい塩梅。

    とっつあん、ありがとう。

    0
    2014年09月09日
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    口中医桂助事件帖シリーズ1巻。虫歯で命を失うこともあった江戸時代、日本橋随一の呉服問屋の若旦那で江戸の名歯科医・藤屋桂助と幼なじみで薬草の知識を持つ志保、江戸の房楊枝職人の鋼次が、ともに力を合わせ庶民たちに歯の大切さを説き、虫歯で悩む者たちを長崎仕込みの知識で次々と救う。「料理人季蔵捕物控」シリーズと同じく、歯科医・料理人という職業からの着眼点で、主人公の周りで起こる事件を解決していく事件帖。女性作家らしくきめ細かな心理が描かれ江戸時代の歯科状況がわかる。「白牛酪」に興味アリ。次巻「手鞠花おゆう」

    0
    2014年03月21日
  • 青子の宝石事件簿

    Posted by ブクログ

    書店にて気になったので購入。作者が時代小説を多く書かれてる方だからか登場人物の性格が面白い、続編出たら再度面白く読めそうです。しかしネックレスとかアクセサリーが欲しくなったなあ

    0
    2014年03月05日
  • 青山骨董通りのダイヤモンド 青子の宝石事件簿2

    Posted by ブクログ

    楽しく読めました。ただ、専門家の設定であるはずの小野瀬さんがトリートを見抜けないってあり得ないと思いますがね。私でも読んでてすぐトリートでしょ、って思いましたよ?あと帯に付いてる先着でジュエリープレゼントって、たった7個じゃちょっと応募しにくいです。抽選にして欲しい・・・。

    0
    2014年02月15日
  • 口中医桂助事件帖13 春告げ花

    Posted by ブクログ

    こういう締め括りの話はいいなぁ。
    人死にが出る話でも、めでたい話でオチがつくと最後にほっこりできる。
    次巻以降も楽しみだ。

    0
    2014年01月14日
  • 青子の宝石事件簿

    Posted by ブクログ

    野間美由紀の宝石シリーズみたいなのを想像してたら、殺人などはなく、お仕事ミステリ系でした。美味しそうな食べ物も出てくるし、面白かったです。続編がありそうな感じですね。

    0
    2013年11月10日
  • 冬うどん 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    冬になり昼げを始めた一膳屋。
    暖まる鳥団子うどんとねぎづくしが何とも美味しそう。

    今回はタルトやクッキー、そして炒飯などの異国料理も登場。

    瑠璃さんの容態も気になりどころ。

    春の料理が楽しみ

    0
    2013年03月23日
  • 料理侍 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    このシリーズは本当に素晴らしい。登場の烏賊の塩辛チャレンジしてみたい!新登場の料理侍氏の今後の活躍も楽しみ。

    0
    2013年03月22日
  • 口中医桂助事件帖3 花びら葵

    Posted by ブクログ

    前の2冊は伏線だったのか!こんな大きな話になるとは思わなかった。これからどうなっていくんだろう。それにしても桂助の言動は完璧だなあ。

    0
    2012年04月12日
  • おとぎ菓子 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    料理人季蔵捕物控は 捕り物のおもしろさだけでなく
    江戸時代の料理の 再現のみごとさが すごいと思います。

    0
    2010年09月05日
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ

    Posted by ブクログ

    スルスルッと読みやすい捕りもの帳。江戸の町を舞台にお上の悪事を紐解く遠山の金さん系(ただしスマート)でありつつ、根底に登場人物・関係設定にミーハーな部分が見られて(作者はそんなつもりじゃないかもしれないけど)、事件と登場人物の行方との両面から気になるシリーズ物。1章読み切りかと思いきや、1冊を通して事件がつながっていて、なおかつ全巻でつながっているというohスペクタクル!

    0
    2009年12月31日
  • 悲桜餅 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    塩梅屋李蔵シリーズの第二弾。いろんな食べ物がでてきて面白いです。
    字も大きいし、マンガみたいにさくさく読めて時間潰しに良いですね。

    0
    2009年11月03日
  • 時そば 料理人季蔵捕物控

    Posted by ブクログ

    季蔵、料理上手過ぎないか?という疑問も野暮というもの。料理を要に小気味よく展開する。市井の人達があまりに簡単に殺されてしまったり自殺してしまうのは確かに違和感も。もっと重みがあって欲しいとも思う。でも好きですね、このシリーズ。

    0
    2025年11月27日
  • 禁忌

    Posted by ブクログ

    民俗学や歴史の中で語られるカニバリズムにリアルを感じて、世界観に引き込まれた。本当にこういう儀式や風習が存在した時代があったのかな、と思わされたので調べてみたい。

    特に印象的なのは、ここで描かれる食人に対して嫌悪感よりもむしろ尊さを感じたことです。
    文化や風習という歴史的背景と、犯人の孤独心や愛に対する執着心が重なって生まれた行為であり、私の中では正当化されてしまった。
    食人に対して単にグロい、怖い、ではなく美学を感じさせるのはこの小説ならではだと思う。

    日常的な料理の温かく美味しそうな描写によって、犯人による食人描写の生々しさが際立っていた点も良かった。

    ただ、個人的には蛇足な部分も多

    0
    2025年08月16日