和田はつ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
和田はつ子『禁忌』ハルキ文庫。
『多重人格殺人』を加筆・訂正、改題、文庫再刊。
今でこそ時代小説を執筆している和田はつ子であるが、かつては猟奇殺人事件などを題材にしたホラー・ミステリー・サスペンス小説を執筆していたのだ。
親本の『多重人格殺人』は1996年に角川ホラー文庫から刊行されており、当時は猟奇殺人事件をテーマにしたサイコ・ホラー・ミステリー小説の全盛期であったことを思い出す。既読作ではないかと思ったのだが、どうやら未読のようだった。
この作品が刊行された1996年には、まだスマホが登場していなかったし、不同意性交という言葉も使われていなかったので、これらの描写が加筆されたのだろ -
Posted by ブクログ
「口中医桂助」シリーズの”明治篇”、『新・口中医桂助事件帖』三作目。(通算だと十八作目)
口中治療所〈いしゃ・は・くち〉を開業している口中医・藤屋桂助が、遭遇する事件の謎を解明していく連作四話が収録されております。
腕利きの口中医としてただでさえ忙しいのに、前巻で打診された医師試験の口中科部門の試験官を半ば強引に引受させられたり、大警視の川路利良から骸検視顧問に任命されたりと、相変わらず引っ張りだこ状態の桂助先生。
さて、そんな超多忙な桂助先生の元に、試験官を引受させた長与専斎から新たな虫歯削り機が勝手に届けられた為、元々"歯削り師"として機械での治療をしていた鋼次と -
Posted by ブクログ
「口中医桂助」シリーズのセカンドシリーズ”明治篇”・『新・口中医桂助事件帖』の二作目。(通算だと十七作目)
アメリカで最新の歯科医療を学んで帰国し、東京で〈いしゃ・は・くち〉を開業している藤屋桂助が、遭遇する事件の謎を解明する連作四話が収録されております。
・若い女性を狙った暴行事件と怪しい「金木犀屋敷」との関わりとは・・(第一話 「金木犀禍」)
・腹部を刺され、桂助の元に運び込まれた老爺と孤児の正太に因縁が?・・(第二話「バニラの花」)
・桂助と妻の志保、鋼次が招かれた実業家の晩餐会の最中に起こった、”毒入りワイン事件”の真相は?・・(第三話&表題作「 ほうれん草異聞」)
・落下死とされ -
ネタバレ 購入済み
不気味
珊瑚を巡る密貿易。実際に、有ったのか?無かったのか?桃色珊瑚の、木のように大きい物、見てみたい。今回の黒幕は、人心を繰る妖術使いの僧で、とても不気味だった。また、料理が、政治的な意味合いを持たせて作られていて、美味しそうに感じられなかったのが、残念。