和田はつ子のレビュー一覧
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先代の親方の時から長年懇意にしていたお店から、主人があろうことか父親を殺し、店も没収された。
また、おきくの師匠が後添えになるはずだった家が、主人が自死、大きな借金を抱え、店がなくなった。
長年懇意の薬種問屋が突然の火事を出し、罪に問われるという。そこで偶然に、実家の跡取りとなった弟と再開。
店の娘が許嫁という。
季蔵は、探りを入れてゆくと、そこには次期長崎奉行を争っての暗躍が。
時期は雛の節句を前にして、今回は練り切りを作るという。
ひなの節句を楽しみにしていた、孤児となった二軒の娘を慰めようと、今回も料理人として、裏の仕事人として活躍。 -
Posted by ブクログ
料理人でもあり、隠れ者でもある季蔵のシリーズ。
今作は表題の通りうに料理。
江戸時代はまだ冷蔵や運搬技術がなかったために、生のうにを食す習慣がなかった。
越前うにの塩漬けが主とされ、高級品として上の身分の人が食べていたと言う。
生うには、漁師やその子供たちが海で採り、おやつとして食べていたと言う。
その塩漬けのうにと、生のうにを使った料理を依頼され、それを作ることになったのだが、そこから事件に巻き込まれていく。
今回は、「隠れキリシタン」も絡んだ大掛かりな事件だが、組織などよくよく読んでいると現在のSNSを使った犯罪に似ている。
史実に似たような事件があったかはわからないが、現代と似ている部分