季節は冬。
年末から新年にかけての時期。
季蔵が生鮭料理を頼まれ、赴いた千田屋で、婚礼を控えた娘に赤いサンゴのかんざしが届く。
そのかんざしが届けられたことにより、死んだ父が実は生きているのかもしれないと言われ、調査を依頼される。
生鮭料理もかんざしも、家族の愛情の話につながる伏線。
一話目から最終話まで、人と人が絡み合い、どこかで繋がっていく、家族の話です。
今回は途中で、誰と誰が繋がっているのかわかりやすかった。
出てくる料理は、特にお節ではなく、正月料理に飽きた客向けの料理や、小豆を使ったお菓子など。