和田はつ子のレビュー一覧

  • 口中医桂助事件帖16 さくら坂の未来へ

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    シリーズ最終巻。

    横浜の居留地で虫歯の最新治療を目の当たりにした桂助達は、その後阿片の密売が絡む犯罪に関わる事になります。
    阿片密売ルートの真相とは、そして志保さんとの再会はどうなるのか・・。
    最終回というだけあって、なかなかの読み応えでした。
    そして希望あふれるラストに、爽やかな気持ちで本を閉じました。

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    2019年06月11日
  • 口中医桂助事件帖13 春告げ花

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    内容(「BOOK」データベースより)
    桂助のもとに人気絵師・喜代麿が訪れる。喜代麿が探しているという“呉服橋のお美”が、銘茶問屋芳田屋の娘・美鈴であることがわかり、それをきっかけに桂助のもとを訪れることになった美鈴。女手がなくなり、鋼次とふたりで慌ただしい日々を送っていた“いしゃ・は・くち”の手伝いに美鈴は通うようになる。当初は、名前を偽り装いも変えていた美鈴に、鋼次は厳しい目を向けていた。桂助は、彼女の回りで起きたいくつかの事件を解決していくうちに、美鈴の思いに気付くのだった。新たな恋の行方を描いて新展開のシリーズ第十三弾!

    令和元年5月9日~11日

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    2019年05月11日
  • 春恋魚 料理人季蔵捕物控

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    今回は季蔵、出張!
    ある藩の内紛を調べに、国元に出向く。
    藩主の信望厚い家臣が、変死を遂げる。剣術の腕のたつその家臣が、簡単に殺されるわけがなかった。
    調べるうちに。。。

    今回はアンコウの料理、味噌漬けなどを中心に、土地の美味しいものを脇役に、藩の中に救う悪を退治!

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    2019年05月05日
  • 口中医桂助事件帖12 江戸菊美人

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    内容(「BOOK」データベースより)
    志保が、父親の殺害をきっかけに桂助の元に来なくなって半年が経っていた。寂しくなった“いしゃ・は・くち”だが、歯の治療だけではなく、事件の解決を求めて訪れる人たちもいた。桂助は、湊屋松右衛門から後添えにする約束をしていたお菊がなぜ死体で発見されたのかを調べて欲しいと頼まれた。お菊の親友であるお奈津から、米問屋の山形屋につき合っている男がいたと言われる。その男佐吉から話を聞いた桂助は、悲劇の真相に迫っていく。表題作の「江戸菊美人」ほか全四編。鋼次や本橋ら仲間と奮闘する桂助の活躍を描く、人気書き下ろしシリーズ第十二弾。

    令和元年5月2日~4日

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    2019年05月04日
  • 大江戸料理競べ 料理人季蔵捕物控

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    お城への御用達をかけて、大江戸料理比べをすることになった。奉行から季蔵は、不正が起こらないようにと、見張りを頼まれるが、その中、毒殺される料理人が出た。

    調べていくと、次に高慢な料理屋の跡取り娘が毒殺される。
    そこには。。。

    大流行りの歌舞伎の役者と、その周りで起こる事件。
    人情あり、陰謀あり。

    季蔵の料理人としての知識や腕、武人としての気構えや勇気、洞察力が今回も光る。」

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    2019年05月02日
  • へっつい飯 料理人季蔵捕物控

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    内容紹介
    江戸も夏の盛りになり、一膳飯屋・塩梅屋では怪談噺と料理とを組み合わせた納涼会が催されることになった。季蔵は、元噺手である廻船問屋の主・長崎屋五平に怪談噺を頼む。一方、松次親分は、元岡っ引き仲間・善助の娘の美代に、「父親の仇」を討つために下っ引きに使ってくれ、と言われて困っているという・・・・・・(「へっつい飯」より。)表題作他「三年桃」「イナお化け」「一眼国豆腐」の全四篇を収録。涼やかでおいしい料理と人情が息づく大人気季蔵捕物控シリーズ、第八弾。

    平成31年4月28日~令和元年5月2日

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    2019年05月02日
  • 祝い飯 料理人季蔵捕物控

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    季蔵がたまたま出会った利うという名の娘。一見男だか女だかわからない風体をして、子猿を肩に乗せている。
    賭場で一人勝ちをして、ヤクザ者に追われていたのだった。

    そこから事件の色々な場所で利うたちを見たという証言が。
    気になる季蔵は調べ始める。

    伊賀の抜け忍が育てた二人の娘を守るため、悪を退治しようとするが、そこには。。。

    読ませるに十分な仕掛けの多い話の中には、美味しい料理が散りばめられて、、、一粒でなんども美味しいシリーズ。

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    2019年05月01日
  • 口中医桂助事件帖10 淀君の黒ゆり

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    内容(「BOOK」データベースより)
    側用人の岸田正二郎が治療に訪れ、大名家で起きた不可解な事件の調べを桂助に命じてきた。堀井家江戸留守居役である、金井が殺害されたという。金井の両手足には五寸釘が打ち込まれており、なぜか歯にはお歯黒が塗られていた。岸田の知らせで、次いで善石寺を訪れた桂助は、毒殺された女性の骸と白いゆりの花を発見する。これを聞いた志保は、「絵本太閤記」に記された淀君と寧々を巡る黒ゆりの話をした。そして住職から、闇に葬られた藩の不祥事があったことを聞き、桂助は真相に迫っていく。表題作ほか、桂助の推理が冴え渡る、人気書き下ろしシリーズ第十弾。

    平成31年2月13日~17日

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    2019年02月17日
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控

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    みをつくし料理帖がとても好きなので、江戸の料理人の話ということで読んでみた。料理の話と捕物の話の両方という感じで、捕物帳も好きな私にはとても読みやすかった。展開も早くて、余韻に浸る間もなく次の話にどんどん読み進めていったらあっという間に読み終わってしまった。人情的な話をもう少し読みたいと思いながら、おもしろそうなシリーズに出会えたので、次作以降も読んでみたい。

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    2019年01月30日
  • 時そば 料理人季蔵捕物控

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    商品の説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋塩梅屋に、元噺家で、今は廻船問屋の主・長崎屋五平が頼み事を携えてやって来た。これから毎月行う噺の会で、噺に出てくる食べ物で料理を作ってほしいという。季蔵は、快く引き受けた。その数日後、日本橋橘町の呉服屋の綺麗なお嬢さんが季蔵を尋ねてやって来た。近々祝言を挙げる予定の和泉屋さんに、不吉な予兆があるという…(第一話「目黒のさんま」)。他に、「まんじゅう怖い」「蛸芝居」「時そば」の全四話を収録。美味しい料理と噺に、義理と人情が息づく人気捕物帖シリーズ、第六弾。ますます快調。

    平成31年1月15日~18日

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    2019年01月18日
  • 口中医桂助事件帖6 想いやなぎ

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    内容(「BOOK」データベースより)
    鋼次と“いしゃ・は・くち”を誹謗中傷する紙がばらまかれ、房楊枝が戻されてきた。おきわという女性と知り合った鋼次は、好意を抱くようになり、店を手伝いに出かけていく。ところが、その鋼次に身の危険が迫っていた。さらには、志保や妹のお房も狙われていく。その背後には、桂助の出生の秘密を知り、自らの権力拡大のため、桂助に口中医を辞めさせようとする者の存在があった。一方桂助は、実弟であることは伏せられたまま、将軍家定の歯の治療を直々に行ったのだった。さらなる激動を予感させる、人気シリーズ第六弾。

    平成31年1月5日~8日

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    2019年01月08日
  • 鴨ぱりぱり 料理人季蔵捕物控

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    三吉が成長しているのが微笑ましい。
    色んなことに一生懸命だし。
    でも、今回の事件はとても切なく心にぐさっとくる。
    決着の付き方もせつないし。
    せめて、瑠璃がもう少しでも回復してほしい。

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    2018年12月29日
  • お宝食積 料理人季蔵捕物控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋にある一膳飯屋“塩梅屋”では、季蔵とおき玖が、お正月の飾り物である食積の準備に余念がなかった。食積は、あられの他、海の幸山の幸に、柏や裏白の葉を添えるのだ。そんなある日、季蔵を兄と慕う豪助から「近所に住む船宿の主人を殺した犯人を捕まえたい」と相談される。一方、塩梅屋の食積に添えた裏白の葉の間に、ご禁制の貝玉(真珠)が見つかった。一体誰が何の目的で、隠したのか!?義理と人情の人気捕物帖シリーズ、第四弾。

    平成30年12月2日~6日

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    2018年12月06日
  • 口中医桂助事件帖4 葉桜慕情

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    作品紹介・あらすじ
    桂助の名を騙った者に治療されて子供が死に、そのあと妻も自害したという武士が、仇を討ちにあらわれた。表乾一郎と名乗る男は誤解だと納得したが、上総屋のおいとが殺され、桂助は捕らえられる。偽桂助の被害はさらにひろがりを見せ、背後に悪の存在が浮かび上がる。果たして、真犯人の意図は何なのか? 今回の第4弾では、熱心に求婚する男の登場で、桂助への思いとの間で揺れ動く志保の女ごころも描かれている。

    平成30年11月1日~3日

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    2018年11月03日
  • 悲桜餅 料理人季蔵捕物控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    義理と人情が息づく日本橋・塩梅屋の二代目季蔵は、元武士だが、いまや料理の腕も上達し、季節ごとに、常連客たちの舌を楽しませている。が、そんな季蔵には大きな悩みがあった。命の恩人である先代の裏稼業“隠れ者”の仕事を正式に継ぐべきかどうか、だ。だが、そんな折、季蔵の元許婚・瑠璃が養生先で命を狙われる…。料理人季蔵が、様々な事件に立ち向かう、書き下ろしシリーズ第二弾、ますます絶好調。

    平成30年10月23日~25日

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    2018年10月25日
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控

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    内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが…。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。

    平成30年10月20日~23日

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    2018年10月23日
  • 口中医桂助事件帖2 手鞠花おゆう

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    作品紹介・あらすじ
    歯の治療に桂助を訪れたおゆうは、女手一つで呉服屋を切り盛りする、あでやかな美女だった。その後も桂助の元を訪ねるおゆうだったが、ある日起こった火事の下手人として捕らえられてしまう。彼女に好意を寄せる桂助と、それを心配する仲間の鋼次や志保も協力して、おゆうの疑惑を晴らすために動くのだったが……。果たして、おゆうの正体とは! 『口中医桂助事件帖 南天うさぎ』に続く、書き下ろしシリーズ第2弾。

    平成30年10月4日~7日

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    2018年10月07日
  • 時そば 料理人季蔵捕物控

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    料理人季蔵捕物控シリーズ第6弾
    今回は元噺家の長崎屋五平の噺に合わせた料理を作るという企画。
    目黒のさんまやまんじゅう怖いなんかは現代でも知られる落語だから馴染みはあるし、それをモチーフに作る料理にはものすごく惹かれるものがった。

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    2018年10月16日
  • 口中医桂助事件帖1 南天うさぎ

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    作品紹介・あらすじ
    虫歯で命を失うこともあった江戸時代。庶民に歯の大切さを説き、虫歯で悩む者たちを長崎仕込みの知識で次々と救う口中医・藤屋桂助。幼なじみで薬草の知識を持つ志保と、歯ブラシ・房楊枝職人の鋼次は、ともに力を合わせる若き仲間同士である。が、桂助のまわりでは謎の事件が次々と起こり、得体の知れない大きな流れに巻き込まれていく。続発する謎の事件の真相とは……。口中医桂助事件帖シリーズ第一作!

    平成30年9月22日~26日

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    2018年09月26日
  • 南蛮菓子 料理人季蔵捕物控

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    尚吉たちには幸せになってほしかった。
    過去の隠謀が長く影を落とすのが悲しい。
    それに、あの人があんな人で、あいつとつながっていたなんて思いもしなかった。
    妄執って恐ろしい。
    でも、それを乗り越えて穏やかな幸せが訪れますように。

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    2018年01月15日