和田はつ子のレビュー一覧

  • ゆず女房 料理人季蔵捕物控

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    ちょうど師走に入ったばかりの話で、読むのにちょうどいい季節。
    ふぐや柚子の料理が出てきます。
    今作は短編連作。
    久々に元噺家の五平とその妻おちずが登場し、ちょっとした事件が起こる。
    その後、その話に関わった人たちがまた登場して次の事件に絡んでいく。
    今回は懇意にしていた武藤の話も出てくる。

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    2014年12月02日
  • 愛しのジュエラー

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    ジュエリーに関わる世界、それも教育過程のことが知りたくて読んだ。
    ジュエリーに関するごくごく基本的なことは、分かったような気がする。

    ストーリーは。。。「花岡祭」に向けて、生徒たちがぶつかって、葛藤して、成功していく、と思ったら、教員たちの振り返りでバサっと終わらされてしまった。

    みな美が隠していた家族の秘密も、北斗、みな美、真由那の関係も、よく分からないまま解決?

    身売りの危機にあるジュエリースクールを救うため、教員と学生たちが立ち上がる、とあるが、その辺りも深く掘り下げられてなかったから、本当に危機的状況なのか、全然伝わらなかったなぁ。
    期待していただけに、残念な終わり方だっ。

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    2014年11月21日
  • 蓮美人 料理人季蔵捕物控

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    季節は秋。
    シリーズ21冊目は南町と北町の親睦会から始まり、15年前の事件と絡んだ殺人事件が起こる。
    お涼の過去の話や、それに絡む烏谷たちの話も書かれていて、少しずつ周りの人のこともわかってくる。
    料理は蒸し鮨、蓮料理、牡蠣料理。
    表題にもなっている蓮美人はお涼のことで、なぜ蓮美人と呼ばれるようになったのかエピソードも描かれている。
    事件は15年前の事件が絡んできて、なかなか頭の中の整理がつかず、ついていくのが大変だった。
    謎が解明していない部分があり、それは次作に続くのかどうなのかは謎。

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    2014年11月10日
  • おやこ豆 料理人季蔵捕物控

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    季節は初夏。
    さと香という芸妓が塩梅屋を訪ねて来るところから始まる。
    勘当された父親との仲直りを望む彼女、彼女の幼馴染、彼女の父親との関係から、呉服問屋の京極屋の跡継ぎ殺しまで全く関係ないように見えた事故、事件がラストでつながりびっくりする。
    伏線に全く気付かずに読んでいたので、後半で出てきた名前が誰を指すのかわからず戻ってしまった。
    親子をテーマに書かれた物語。
    親が子を思う気持ちに切なくもあり、身勝手さもあり、それぞれの心情を考えさせられる。
    粽、空豆、葛ひき腕など、初夏にぴったりな料理が登場し、それが物語にいい味を添えている。

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    2014年11月03日
  • 愛しのジュエラー

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    ジュエリー 宝飾品に興味はないけれど制作過程は面白いかもと読んでみた。制作過程は面白かったけれど、ジュエリースクールの学生や先生にそれほどのめり込めなかった。やっぱり縁のない世界だったかも。

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    2014年10月26日
  • 瑠璃の水菓子 料理人季蔵捕物控

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    20141019 料理の話として読んでいる分には問題はないのだが。結局、長編の犯罪話で落ちがないのが釈然としない。言われなければなんとなく終わってたのに。次まで待って解決するのだろうか?

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    2014年10月19日
  • かぼちゃ小町 料理人季蔵捕物控

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    201409/早くもシリーズ第25弾。安定して読めるものを、コンスタントに発刊できてるって何気にスゴいことだなー。前作迄でモヤモヤしてたことがこう繋がるのかって多少強引だけど話が展開。瑠璃と幸せな結末を迎えて欲しいけど、まだ終わって欲しくないしおき玖にも幸せになって欲しいので、この先も続いて欲しいシリーズ。

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    2014年09月26日
  • 料理侍 料理人季蔵捕物控

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    季節は如月。
    日本橋にある塩梅屋に、長屋に住み着いた浪人が雇い入れてほしいとやって来る。
    そして、3件の殺人事件が起きる。
    繋がりがあるのかないのかわからない展開で話が進み、後半で色々な伏線が繋がっていくいつものパターン。

    春を待ちわびる季節に登場する料理は、早春鰆やひな祭り用の和菓子など。
    他に、烏賊焼きなど普段と違う屋台料理も出て来て、事件以外にも楽しめるシーンがたくさんある。
    三吉が成長していく様子も書かれていて、彼の成長記のようでもある。

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    2014年09月21日
  • ゆず女房 料理人季蔵捕物控

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    ネタバレ

    武藤多聞が登場して以来、彼が季蔵の敵か味方かが謎で、出来ることならば味方でいてほしいと思う反面、敵になるからこそ面白いのではないかと思っていた。奥さんの邦恵さんの過去が明らかになり、ついに武藤多聞の正体が明らかになる。この展開は正直季蔵にはつらい展開となった。

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    2014年03月28日
  • 悲桜餅 料理人季蔵捕物控

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    必殺仕事人のようなお話で、食べ物の話を織り交ぜて話が進んで行く。基本一話完結。
    大きな闇が背景にありそれを前面に出さずに裏でつなげて、前面では細かい事件についてのストーリーとなっている。
    どの話も暖かい人情があふれる話だった。
    面白かった。

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    2014年03月23日
  • ゆず女房 料理人季蔵捕物控

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    第二十二弾
    四話形式で話は繋がっている?(これまでの巻も含め)
    浪人の料理人武藤に関する疑惑と闇の殺し請負人
    悪辣な奴らにはやはり制裁
    女を恐怖でいたぶるのは読み物としては?

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    2014年03月23日
  • ゆず女房 料理人季蔵捕物控

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    ネタバレ

    料理人を表の顔としていきてる季蔵が主人公です。
    彼は、元武士です。一膳飯屋・塩梅屋の主です。
    茶漬けから始まり・・・町人の腹を満たす気軽で美味しいものが出てきます。卵が貴重だったころです。卵二個も使った丼ものなんて、豪華だったことでしょうが、これはとくには・・・。葱めしも・・・、いけません、私は奢っておりますね、血もドロドロなわけです。甘酒なども細かく描写されて出てきます。
    中盤には、ふく尽くし。
    かなり丁寧に書かれてて、それほど河豚好きではない私も、それは美味しそうですな、と思う描写がいくつもありました。しかも、これが内密に、裏で料理屋をやってる場所であり、殺しの場面も展開されてゆくわけです

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    2014年01月29日
  • 口中医桂助事件帖13 春告げ花

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    201401/おおざっぱなくくりでは、料理人シリーズとこの口中医シリーズで多少被るのは否めず、ずっと読んでて馴染んでる分、甘い評価になってしまうとこはあるけど、ずっと読んできたからこそ味わえる愛着がいい。今作は「鋼さん!(嬉)」なとこも良い。

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    2014年01月24日
  • 青山骨董通りのダイヤモンド 青子の宝石事件簿2

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。出て嬉しい!
    アウインが主役のお話が好きだなぁ。
    物語の中ならではの豪華さ。
    小野瀬さんの謎はまだ明かされないのね。
    新メンバーも加わって、楽しみが増えた感じ。
    個人的にはレッドベリルはレッドベリル派(レッドエメラルドとは呼ばない~。
    まぁ宝石店的にはエメラルドのネームバリューで推したいのは分かるけど、やっぱりこう…エメラルドの緑の特別感とレッドベリルはそれならではの特別感があるから安易にそう呼びたくない気持ちがあるのよねぇ。

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    2014年01月19日
  • おやこ豆 料理人季蔵捕物控

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    末尾あたりで、下手人が壮大な一人語りをおもむろにやりだしてワロタ。土ワイかwww。超詳しく説明してくれてさんきゅう!!みたいなw。

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    2013年10月08日
  • 料理侍 料理人季蔵捕物控

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    20130922 何と無くこのシリーズの楽しみ方がわかってきたような気がする。そのまま楽しんで深く考えない事。

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    2013年09月22日
  • おやこ豆 料理人季蔵捕物控

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    201307/事件モノなので仕方ないけど、魅力的な人物が出てきてもあっさり亡くなってしまうのが毎回残念ではある。

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    2013年07月15日
  • 冬うどん 料理人季蔵捕物控

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    お料理、和食に関しては、なるほどという思いで読んでいたが、洋菓子の扱い方で、がっかり。恐るべし塩梅屋!!!!!

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    2013年06月29日
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控

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    あら。
    意外と面白かった。

    春・夏・秋・冬と季節に添った4編が収録されている。
    それぞれ季節を大事にした料理が登場するものの、
    料理よりは捕物に焦点があたっているので肩すかしを食らった感もあるけれど、そういえば、「捕物控」ってなってたね。。。

    塩梅屋の主人、長次郎亡き後、店と一緒に大きな秘密も任された季蔵。
    続巻も読んでみようとは思うけれど、事件の顛末は全てテンプレートな結末かな、という一抹の不安もあったりなかったり。

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    2013年06月28日
  • 料理侍 料理人季蔵捕物控

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    第十九弾
    結構長く続いているシリーズ
    料理を元に各短編と、1冊での大きな流れでの構成は同じ
    塩梅屋の三吉も成長が感じられ、今回も大きな展開はない

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    2013年06月12日