和田はつ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジュエリーに関わる世界、それも教育過程のことが知りたくて読んだ。
ジュエリーに関するごくごく基本的なことは、分かったような気がする。
ストーリーは。。。「花岡祭」に向けて、生徒たちがぶつかって、葛藤して、成功していく、と思ったら、教員たちの振り返りでバサっと終わらされてしまった。
みな美が隠していた家族の秘密も、北斗、みな美、真由那の関係も、よく分からないまま解決?
身売りの危機にあるジュエリースクールを救うため、教員と学生たちが立ち上がる、とあるが、その辺りも深く掘り下げられてなかったから、本当に危機的状況なのか、全然伝わらなかったなぁ。
期待していただけに、残念な終わり方だっ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ料理人を表の顔としていきてる季蔵が主人公です。
彼は、元武士です。一膳飯屋・塩梅屋の主です。
茶漬けから始まり・・・町人の腹を満たす気軽で美味しいものが出てきます。卵が貴重だったころです。卵二個も使った丼ものなんて、豪華だったことでしょうが、これはとくには・・・。葱めしも・・・、いけません、私は奢っておりますね、血もドロドロなわけです。甘酒なども細かく描写されて出てきます。
中盤には、ふく尽くし。
かなり丁寧に書かれてて、それほど河豚好きではない私も、それは美味しそうですな、と思う描写がいくつもありました。しかも、これが内密に、裏で料理屋をやってる場所であり、殺しの場面も展開されてゆくわけです