禁忌

禁忌

792円 (税込)

3pt

3.6

女性と幼女の死体が横浜市、佐野市で次々と発見された。その頭からは脳がえぐり出され、手足からは肉がそぎ取られていた。警視庁捜査一課の刑事・水野薫は、被害者のひとり、結城みちるの交際相手である大学准教授・日下部遼の自宅を訪ねた。日下部は、文化人類学者であり、協力して連続猟奇殺人鬼の心理分析(プロファイリング)を行うことに。次第に浮かび上がってくる衝撃の真実。ベストセラーになった『多重人格殺人』を改題し、大幅に手を入れたホラーミステリーの傑作が遂に、復活。

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    Posted by ブクログ

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    巻田竜平

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    民俗学や歴史の中で語られるカニバリズムにリアルを感じて、世界観に引き込まれた。本当にこういう儀式や風習が存在した時代があったのかな、と思わされたので調べてみたい。

    特に印象的なのは、ここで描かれる食人に対して嫌悪感よりもむしろ尊さを感じたことです。
    文化や風習という歴史的背景と、犯人の孤独心や愛に

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    時代小説のイメージが強い和田はつ子さんだが、これは、1996年に『多重人格殺人』として刊行された作品のタイトルを変更し加筆・訂正した本である。

    冒頭の話からいやーな感じが…。

    女性、子どもの死体が次々と発見され、しかもその頭から脳が抉り出されているという猟奇殺人を捜査するのが、水野薫刑事であり被

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    時代小説の和田はつ子がホラーで猟奇殺人…
    幻のベストセラー…
    とりあえず興味深いので読んでみた。

    仏教、飢饉、堕胎、間引き
    ある寺に伝わる一子相伝の秘めた儀式…

    カニバリズムとかあまり興味なくて
    仏教にもそんな詳しくないし(꒪⌓︎꒪)

    捜査の助っ人「文化人類学」の大学准教授・イケメン日下部先生

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    和田はつ子『禁忌』ハルキ文庫。

    『多重人格殺人』を加筆・訂正、改題、文庫再刊。

    今でこそ時代小説を執筆している和田はつ子であるが、かつては猟奇殺人事件などを題材にしたホラー・ミステリー・サスペンス小説を執筆していたのだ。

    親本の『多重人格殺人』は1996年に角川ホラー文庫から刊行されており、当

    0
    2025年07月18日

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