酒寄進一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
何とも刺激的なタイトルですが、タイトルどおり殺されたのは当時17歳の美少女。学校の演劇で主役の白雪姫の座を射止めたのですが、その役を演じることなく行方不明になってしまいました。さらに彼女と同時期に行方不明になった少女がもう一人いました。やがて、二人を殺したとしして元恋人の少年が逮捕されました。その少年、トビアス・ザルトリウスは、状況証拠だけで10年の刑に処することになります。彼は翌年に大学へ行くことになっており、学業だけでなく性格も良く、村の女の子たちの注目の的の存在でした。この物語は彼がその10年の刑務所暮らしから出所したところから始まります。自宅に戻った彼はその変わり様に愕然とします。父が
-
Posted by ブクログ
謎に包まれたカスパー・ハウザーの生涯を描いている。多分に想像が含まれていることは当然承知の上だが、どこまで実際の記録に忠実なのだろうか?割と最近の、13歳頃まで監禁されて育った少女の事例ではついぞ健常なコミュニケーションや運動はできずじまいだったと思うので、本書におけるカスパーのほぼ普通の人間と変わらない言動には疑問符が残った。
とはいえ、自らと異なる、そして微妙にコンプレックスを刺激される存在を理解できず、疑心暗鬼にかられる人間の悲劇としての面白さは十分楽しめた。実際の彼はこのように苦しみながら死んでいったわけではなく、一人でも心から親身になってくれる人間が身辺にいたと思いたい。 -
Posted by ブクログ
なんやかんや文句言いつつも追っているシリーズ。
今回おーっ!とテンションが上がったのは
嫌われ者のフランクの再登場シーン。
チームを去ったあとの彼が気になっていた。
過去に起こった事件も含め、
なぜ彼があんな風に卑屈になっていったのかが明らかにされ、フランクファン?のわたしとしては
うれしい回となった。
また出てきてくれないかな。
本筋の事件に関しては大きな驚きはなく、
悪い奴はとことん悪く
犠牲になった者たちにただただ心が傷んだ。
オリヴァーは今回おとなしめで
ピアは感情的。
これまで意識していなかったクレーガーの株が
ぐんと上がった。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ1998年7月、東西ドイツ統一も間もなくという時期に少年時代の主人公トムは友人らと一緒に運河に沈む死体と首にかかる「17」の数字の刻みの入った鍵を発見する。
時を経て2017年、警官となったトムはベルリン大聖堂の中で、無惨に殺され天井に吊るされた死体の現場に出会うが、その首に掛かっていたのはあの日発見した鍵だった。
鍵と共に行方不明となっていた妹の行方をあの日から追い続けているトムは、突如現れた手掛かりにすがるが。。。
え、そんなことある!?っていうような過去が追い掛けてきたような因縁の事件なのに、犯人には全然心当たりない当人。
でも殺されていたのはかつての友人グループの1人の母親だし、その -
Posted by ブクログ
久々に戻って来ました、オリヴァー&ピアシリーズ。
戻って来たというのはわたし自身の話で、
女性にすぐ惚れてしまうダメダメなオリヴァーに愛想を尽かし、読むのをやめてたんだけど、
やっぱり気になるこの先のエピソード。
(「森の中に埋めた」とか、なんてすてきなタイトル)
よし、我慢して読んでみるか!と読み始めたら…
も〜〜、オリヴァー相変わらずやん。
よし、もうそこは目をつむろう。
当てにならないオリヴァーの代わりにピアがひとりでがんばってるしね。
さて、今回は目まぐるしく変わる登場人物と場所に戸惑い、集中力が続かず
読むのに少々時間がかかったけれど、
終盤、なぞがほどけ始めてからはおも