酒寄進一のレビュー一覧

  • カールの降誕祭

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    3つの短編集です。やたらという簡潔で淡々とした文章ですが、内容は衝撃的です。主人公は、秩序とかルールとか常識とかの中では安定して生きているのですが、その枠組みがなくなった途端に壊れてしまいます。なんとなくドイツ人は日本人と似ている気がします。

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    2016年12月22日
  • 死体は笑みを招く

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    ネレ・ノイハウスさんのオリヴァーとピアシリーズ第二作。
    出版の順が作品の出来た順とは異なるため、こちらが現在読める四作中では最後の作品。

    動物園から左腕と左脚の切断された死体が発見される。
    オリヴァーとピアの捜査により、被害者は高校教師で環境保護活動家であるパウリーだと判明する。
    パウリーの評判は、心酔する学生から憎悪されていたというものまで様々だった。

    手足が切断された死体というと、猟奇殺人か何かを意図してのものかと思うところだが、違う。
    犯人が理由を持って切り落としたのではなく、たまたま切断されたものだということ。
    実際の事件に猟奇性は不要だが、読み物としてなら面白いと感じるわたしとしては、なあんだ切れちゃっただけかとガッカリする。
    しかしノイハウスさんはそこで読者をガッカリさせては終わらない。
    しっかり作品として面白く仕上げる。

    相変わらず登場人物は多い上、名前がどことなく似ている人物が出てくるため度々登場人物一覧を見て確認整理しないと進まないのだが、物語の中盤頃には落ち着いてきて作品の面白さに浸ることができる。
    登場人物一覧に名前のない人物でも大きな役割を担っているようなところもあり、読者を上手く撹乱する。

    シリーズものの魅力として大切な主人公の描き方がある。
    このオリヴァーとピアシリーズでは、一昨目の「悪女は自殺しない」のときにはそれ程しっかり主人公の描写が効いているとは思えなかったが、この作品では魅力溢れるキャラクターが出来上がっている。
    オリヴァーもピアも家庭が円満というわけでなく、捜査の合間には家族のことで悩む姿のある普通のひとびとであるところが好ましい。
    この作品では特にピアの揺れる気持ちが、事件そのものにも影響するという形で上手く描かれている。
    四作目まで読んでいるわたしにとっては、後に出てくる人物との出会いもあり面白い。

    事件解決までもスピード感もあり読者を飽きさせることもなく最後まで離さない。
    犯人の予想をしながら読み進めるのだが、今回わたしの推理は外れてしまった。
    そこがまた良い。
    簡単に読者に推理させてしまっては、こういう作品として出来が悪いというものだ。

    全体として面白く読めた。
    まだ日本では有名な作家ではないかもしれないネレ・ノイハウスさんだが、一度読んでみたらファンになるひとも多いのではないかと思う。
    ドイツミステリーの魅力を知ることができる一冊だった。

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    2016年11月28日
  • 月の夜は暗く

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    いつも通り、幼児期に虐待された犯人とトラウマ持ちの主人公たちのはなし。連続殺人の殺し方がエグい。
    最初は展開がまだるっこしいが、途中から出てくる変人分析官のキャラが良かったので最後まで楽しめた。私も彼にハグされたい。

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    2016年11月22日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    空軍基地跡地燃料貯蔵槽の中から古い人骨が発見される。
    検死の結果、11年前の連続少女殺害事件の被害者だと判明する。
    同じ頃、その事件の犯人として逮捕され服役していた男性が刑期を終え、故郷に帰っていた。彼は、殺害を認めていなかったものの証拠によって罪が確定され、服役した後も村人からは憎悪の対象だった。

    オリヴァーとピアシリーズ四作目。

    殺人事件の犯人と家族、被害者遺族のそれぞれの苦しみと、閉鎖された環境において犯人とその家族に向けられる人々の冷たい視線。
    こういったことは日本独特なものと思い込んでいた。
    いつかテレビでアメリカで、殺人事件の犯人の母親が、マスコミに顔を出してまるで他人事のように話し、我が子を愛しているだとか刑が軽く済むようにといった日本では考えられないことを言っていたのを観て、日本とは感覚が随分違うものだと驚いたことを憶えている。
    同じ外国でもアメリカとドイツは違うと言ったらそれまでなのだが、海外では犯人と親は別人格なので、子の罪について親に非はないと考えるものだと勝手に思っていた。

    事件の謎解きや物語の展開は、前作「深い疵」に劣らない。
    単純ではなく複雑に入り組んだ関係の中に真実があるため、読み進めるうちに予想していた真実が二転三転する。

    オリヴァーとピアの私生活の描写もいつも以上に波乱があり、そちらも気になる。
    いつも冷静なオリヴァーが、私生活に苦悩する描写があり、魅力が更に増してくる。
    事件とオリヴァー共に、嫉妬という誰でも感じたことのあることが描かれているところも上手いと思う。

    ネレ・ノイハウスさんは、まだまだ注目したい作家のひとりだ。

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    2016年11月01日
  • テロ

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    実際にこんな事件があったら、そして裁判が行われたらこの通りだろうと思わせるリアルさ。語られる言葉一つ一つがすべて正しくて真に迫っています。ずしんと響いて、何度も読み返してしまいます。法律家シーラッハの真骨頂をみたようです。舞台になって、映像化も計画されているようですね。見てみたいです。
    おまけ?のスピーチも、こんなスピーチができるんだな、と深く感銘を受けました。言論の自由のなんたるかを見せつけられた思いです。

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    2016年10月21日
  • 深い疵

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    クリスやヘニング、オリヴァーといった素敵な男たちにちやほやされる(?)ピアがうらやましい・・・
    人物造形が良い。あ、もちろん話もちゃんと面白い。

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    2016年09月30日
  • 悪女は自殺しない

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    白雪姫ではチームはがたがたオリヴァーはボロボロ捜査はグダグダだったが、最初の作品のこちらではまだしゃんとしている(笑)
    最後の方まで犯人がわからず、まあ面白かったと思う。

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    2016年09月11日
  • 夏を殺す少女

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    二つの事件がやがて合流する展開は、もどかしくも先が気になるつくり。
    土地や医療、警察のことを適当に書かずによく調べてある、と思う。
    だが!古今東西この手のミステリにありがちだが、主人公たちは何故に自分の権限や管轄を大きく超えて捜査してしまうのか。そこまでの理由って何?どうしても納得できない。

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    2016年09月05日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    主人公も被害者も加害者も、男性が魅力的。イケメンで適度にヘタレなところがセクシー(私好み)。ちなみに女性は元気でカワイイ傾向。
    それほど特異な話運びではないけれど、なんとなく先が気になるのは登場人物たちの行く末が気になるからなのだろう。
    テーマのわりにドロドロしていません。

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    2016年08月26日
  • 幽霊ピアニスト事件

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    突然、現代に甦ったピアニストの青年が出会う冒険。
    戦争中の記憶と、音楽大学での事件が交錯します。

    ポーランド生まれのアルトゥアはピアニストでした。
    ある事情で死んだはずなのに、なぜか幽霊に?
    とはいえ、食べることも喋ることも出来て、洋服に入っていたお金も通用する。
    しかも、カフェで出会った青年ベックはアルトゥアの話をあっさり受け入れ、喜々として自分の住む寮に迎え入れてくれます。

    そこは、学生合唱団のクラブハウスで、ハノーファー音楽大学の学生達が暮らしているのです。
    変人揃いなのが傑作で、しかもこれはかなり作者の実体験が入っているそう。
    アルトゥアは、幼馴染のピアニスト仲間パヴェルとも再会。
    1940年代に共に行動した記憶が甦ります。

    なぜ二人は甦ったのか‥?
    そこに謎を解く鍵が。
    戦争中の出来事は、およそ戦争も耐乏生活も向かなそうなピアニストをも否応なく巻き込んだのでした。
    パトロンをつかまえて生きてきた二人だけど、軟弱なだけじゃなかったのだ。
    そして、大学で起こる事件! 悪気のない友人たちに危機が迫る‥?!
    怖さ、切なさ、突飛さ、ユーモア。
    色々な味を楽しめます。

    変わった名前だなと思っていたら、作者はペルシャ人とドイツ人を親に持つハーフ。
    この作品はいぜん、「この世のはてまでよろしく」として翻訳発行されたもの。確かに前の題じゃ~内容わかりませんね。

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    2016年07月01日
  • 夏を殺す少女

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    オーストリアミステリーは、初めて読んだが、なかなか面白い。
    過去に起こった事件が胸糞が悪いのと、人物のキャラをつかむのに時間がかかった。弁護士がドイツへ向かってからは、読むスピードが上がった。
    オーストリアは、旅行したことがあったので、記憶を頼りに風景を思い描いた。
    セールじゃなければ出会わなかった本かもしれないが、いいきっかけになったと思う。この著者の別の本も読んでみようという気になった。

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    2016年06月10日
  • 深い疵

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    ある方のレビューで興味を持ち本屋さんで探して購入した本書。

    第二次世界大戦でナチスのユダヤ人迫害を生き残り、アメリカ大統領顧問を務めたユダヤ人男性が射殺される。戦争時の拳銃が凶器で現場には謎の数字が残されていた。
    ところが被害者はユダヤ人ではなくナチス親衛隊員だったことが判明する。
    そしてまた同じように老人が殺されていく。

    こう始まる物語で、ナチスやヒトラーに興味のあるわたしは当然読んでみたくなるわけで、読んだ感想をまず一言で言うと、面白く読めた。

    ナチスが物語全体に関わるため、暗く重い内容にはなるのだが、事件を解決するオリヴァーとピアのコンビが魅力的で物語を救っている。

    登場人物は多いというほど多いわけではないが、ややこしい長い名前であることと、本名と偽名とが出てくるので、少し気をつけて読まないと散らかってしまう。

    ナチス崩壊後、ドイツやヨーロッパで生きるためには、ナチスに関わったことは隠していくひとが多いだろう。
    進んでナチスに加担したひともいれば、戦争を生き抜くためにナチスにならざるを得ないひともいただろう。
    また、ユダヤ人の苦しみや、直接迫害こそしていなくとも止めることも出来なかった多くの一般人のことなど多く考えさせられた。
    ナチスやヒトラーについてどれだけ文献を読み映像を観ても、当時のひとびとの思いは想像するだけでしかない。
    それでもこういった軽く読める作品からでも、戦争とそれにまつわる犯罪など学び考える機会を持つこと大変貴重で重要なことではないだろうか。

    本作はネレ・ノイハウスのオリヴァーとピアシリーズの第三作目ということらしい。他の作品も随時翻訳されていくらしいが、個人的にオリヴァーとピアを好きになったので出版が待たれる。
    また、「深い疵」というタイトルも素晴らしいと思う。
    推理作品としてだけでなく、戦争のことまで思いを深められる良い一冊だった。

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    2016年05月26日
  • 罪悪

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    心が痛む話が増えた気がする…でも、実際にこういった出来事は今、この瞬間にも世界のどこかで起きていることかもしれなかい。
    小説というには、現実的すぎて怖くなる。
    でも、また読みたくなってしまう不思議。

    早く続きが読みたくて、駅のホームと、信号待ちで、歩きスマホならぬ、歩き読書をしてしまったわ(笑)

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    2016年05月22日
  • 罪悪

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    20160423 今度はどう騙されるのか?意外性の有るストーリー展開が読んでしまう理由。短編だからできることというよりもこうしたいから短編なのだと思う。

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    2016年04月23日
  • 深い疵

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    ネタバレ

    友人のレビューを参考に読んでみた。
    雰囲気最高、読み応えばっちり、犯人探しもそこに至る臨場感も趣深く書けていて、翻訳も良い感じ。

    ただ、ミステリー読者としての俺のレベルには少々手ごわい感じだった。登場人物が多くて彼らの血縁や付き合い関係が整理できない。操作する側される側にも付き合いがあったりするから余計ややこしい。
    巻頭の相関図や人物紹介を、その都度見るんだけど、それだけではついていけない。しかも「○○氏は実は××氏」っていうのまで出て来てしまったら…
    誰がどんな人やったか分からなくなる度に、読み返したり思いだしたりしてたら、存外時間がかかってしまいリズムに乗り切れなかった。

    本の面白さっていうのは、その本自体の出来もあるが、読み手の実力もないと真価が分からないもんだと、思い至らされました。

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    2016年04月15日
  • 罪悪

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     ミネット・ウォルターズの中編『養鶏場の殺人』が、とても強く印象に残っている。ウォルターズとしては珍しく、実際に起きた事件を小説化したものであり、やはり実際に起こったことのほうがむしろ小説よりも奇という場合もあるのだな、とじわじわと背筋に迫る人間の怖さを感じたりしたものだ。ついでに言えば、当該作品は、2006年イギリスのワールドブックデイにクイックリード計画の一環として刊行されたものであり、普段本を読まない人に平易な言葉で書かれた読みやすい本として提供されたそうである。

     さて、本書『罪悪』は、日本国内でも上位にノミネートされて話題を呼んだ『犯罪』に次ぐ、現役刑事弁護士シーラッハの第二短編集である。『養鶏場の殺人』を想起させたのは、シーラッハの作品がミステリという枠を超えて、どんな読者にも、ともすれば普段本を読まない人をターゲットにして読んで頂いても、読みやすく、そして感銘を残すのではないだろうかと、ぼくの中で勝手に想像が働いたからだと思う。

     おまけに『養鶏場の殺人』と同じく、シーラッハは現実に体験した事件から材を取っている。そのために、普通のミステリーでは描けないほどの人間の不思議さに迫る作品がむしろ多いように思われることだ。亡き叔父の遺した「物事は込み入っていることが多い。罪もそういうものの一つだ」という言葉を刑事弁護士という仕事に取り組んでいるうちに、徐々に自らに身についてきた真摯な眼差しなのであろう。

     主人公「わたし」の登場し扱ってきた事件の題材という形をどの作品もどうであれ採用していることで、それぞれの人間の起こす奇妙な罪の群像にリアリティという光を与えている点にも注目される。刑事告発された罪は、見たままのものではないことが多い。むしろ「込み入っていることが多い」のである。

     偶然が罪を生じさせる有機現象のように見えるものもあれば、人間の弱さや懐疑心が唐突に、もしくは長い時間をかけて貯蔵され、唐突に喫水線を超えることもある。世の中のミステリ小説は、こうした人間の不条理を扱って模索されるものが多い。しかしシーラッハは極端に煮詰め込み濃縮し切った超短編という形でいくつもの例題を提示する。それはそれで恐ろしさをナイフの先のように読者の心理に突き立てる。文章のあざとさというより、文章の選ばれた短さ、断面性のようなものが、彼の作品ををよりスリリングなものに磨ぎあげているとしか言いようがない。

     シーラッハという読書的新体験ゾーンへようこそ、と言ったところか。

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    2016年03月21日
  • 月の夜は暗く

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    最近変人キャラ流行ってる?
    面白い(個性出てる)からいいけど、その内飽和するかも。
    まぁでもこの作品は間違いなくハイレベル。

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    2016年03月01日
  • 悪女は自殺しない

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    北欧ミステリー(刑事ヴァランダー)を読んでいるうちに、イギリスやフランスのミステリーではないそのほかのヨーロッパのミステリーを読んでみたくなり、この作家の作品の評判がよかったので、とりあえずシリーズの最初のこの作品を読みました。
    翻訳がうまいのかスラスラ読めました。容疑者がたくさん現れて、容疑者たちに互いに利害関係になり、みんな被害者を殺す可能性があって、面白かったです。ドイツミステリーも
    いいですね。

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    2016年02月18日
  • カールの降誕祭

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    薄氷を踏むような危うさ、一度踏んでしまえば、繰り返される麻薬のような体験。日本にも興味があるらしいシーラッハの仕掛も効果的です。

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    2016年02月13日
  • 深い疵

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    名前やキャラを把握するのに手こずりましたが、頭に入ってしまえば、後は展開も早いしキャラの魅力もあるので、するすると読めました。
    過去の深い因縁が絡みあって、最後に事件が収束したときはすっきりしたとともに切なかった。
    オリヴァー&ピア、男女のバディものでありながら、2人は恋愛関係ではないのがちょっと珍しい。
    初期の頃のドラマ『BONES』のふたりみたい。この作品で少し距離が縮まったようだけど、この先二人の関係も変化していくのかな?

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    2015年12月31日