酒寄進一のレビュー一覧

  • 新訳 メトロポリス

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    恋人を愛する。
    親を愛する。
    子供を愛する。
    隣人を愛する。

    様々な愛の形の物語だと思う。

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    2012年04月14日
  • 17の鍵

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    ドイツのミステリーを読むのは初めてかもしれない

    現在、2017年と過去、1998年を行き来しながら事件捜査は動いてゆく
    個人的にはめんどくさく感じた! (申し訳ない)
     のと、主人公の顔と言うか人物像が今一つ浮かびにくく最後まで顔が(想像の)見えなかった、今一つ表現がそういう部分には向く必要がない物語なのかもしれない
    面白かったのにそこが残念だった。

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    2025年12月07日
  • 17の鍵

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    過去に秘密を抱える刑事と臨床心理士のコンビが刑事の過去に関連した謎に迫る。
    面白くはあったが、最後は謎が残ったまま終わり、まさかの4部作。
    今後、2人のコンビの連携もよくなっていくのだろうし、謎もわかってきて楽しみではあるが、全部読めるのはいつのことになるのだろう。
    2作目は出ているようだが、早めの全巻翻訳希望。

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    2025年12月01日
  • デーミアン

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    デーミアンは一体何者なのか。存在の不思議な感じ。このストーリーなら映画化されているのでは?と調べてみたら映画オーメンの主人公デミアンはこの本のデーミアンがモデルとか?デーミアンの母の印象も又強烈。

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    2025年11月29日
  • 犯罪

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    11の短編を読み終わった時は、ほとんどの作品が怖かったと思った。殺人の描写がリアルすぎて想像できてしまうからだ。私は、あまりサスペンス系を読まないのでそう感じただけかもしれない。しかし、解説を読んで一気に見方が変わった。細かいところに張り巡らされている作者の文章を描く能力。あっと驚かされた。1番最後のこれはりんごではない。というのがすごく考えさせられる文で、今までこんなような作品はなかったから面白かった。

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    2025年11月28日
  • 独裁者の学校

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    ネタバレ

    暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。 大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、そこに思わぬ政変が起きる…。

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    2025年11月24日
  • 若きウェルテルの悩み

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    人を愛する気持ちってすごいな、当時の人にたくさん刺さった本なら、当時の方々はどんな恋愛してたの!!!!って思う私はまだ子どもなのか、、、

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    2025年11月24日
  • 死体は笑みを招く

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    何組かの親子関係の絡み合いが複雑だが面白かった。
    ピアやオリヴァーは事件の関係者に恋愛感情を持ちまくって大丈夫なのか?という感じがした。人としての好き嫌いで見過ぎなように思えるというか…。事件の難しさや犯人の狡猾さではない部分で苦戦するのはなんだか焦ったいと感じた。

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    2025年11月16日
  • 罪悪

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    「犯罪」に引き続き、余計な感情を挟まない淡々とした語りであるがゆえに、読んでいると他人の人生をなすすべなく傍観させられているような感覚になる。シーラッハの既刊もっと読みたい。

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    2025年11月10日
  • 17の鍵

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    ネタバレ

    時代というか時間がコロコロ変わるけど、そんなに大きく行き来するわけじゃないから読みやすい。

    最後の方の登場人物ごちゃごちゃしてちょっと分かりにくかった。カタカナ苦手過ぎて海外小説向いてない?笑

    ジータどんな顔か気になって想像が膨らむ。

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    2025年10月29日
  • 夏を殺す少女

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     失敗した、北欧物3冊も並行して読み進めたせいで、登場人物グチャグチャ!ラスト50pあたりから加速されたから、なんとか読み終えてやれやれ。

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    2025年10月26日
  • シッダールタ

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    ドイツの作家による、初期仏教の時代をモチーフにした、仏教とは直接的には関係ない創作小説

    インド哲学だけでなく禅などの大乗的な感じも含んでおり、覚めた視点の鋭い考察もあり、人間の内面的なことや世界の記述に挑戦している興味深い内容

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    2025年10月26日
  • 若きウェルテルの悩み

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    ネタバレ

    ウェルテルの初版ということだけど、改訂版を読んだのはそれこそ半世紀前なので、よくわからず新訳は読みやすいなという感想だけだった。クライマックスの直前まで書簡形式でもあり、ウェルテルの激情とロッテの不断の曖昧さと奇妙な三角関係において、成就しない運命にある恋への切実な叫びを感じた。死を選ぶ過程が詳細に描かれる終盤は全く記憶になかったが、ルポルタージュのような雰囲気で死に行く姿が描かれるのはちょっと怖い。昔は高校生の必読書だったけど、今はどうなんだろう。いろんな点で違和感がある。

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    2025年09月12日
  • 17の鍵

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    初めてのドイツミステリー。壁は崩壊したけれど東西に分かれていたことは、そこに住む人たちの心はなかなか癒えない。登場人物が発する言葉の節々に見受けられた。壁は罪が深い。

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    2025年09月05日
  • 夏を殺す少女

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    ネタバレ

    なにかのミステリ関連で本書のタイトルが出たので気になって読んでみた本書。

    原文タイトルは「RACHESOMMER」。
    うん?英語ではないな。
    SOMMERは英語のSUMMERで夏なんだろうけど、RACHEって??
    うん? そういえばシャーロックホームズに復讐の意味でこの文字が壁に描かれていた話があったんじゃないっけ??

    とかなんとか思いながら表紙をためつすがめつ眺めた。

    表紙は夏の夕暮れ時。ぽわっと灯のともった街灯と、そこに浮かびあがる金髪で肌を大きく出した青っぽいワンピを着ている華奢な女性の後ろ姿。そして立派な白い建造物の背景もなんとも雰囲気がある。そうか、これはヨーロッパのミステリな

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    2025年08月31日
  • 17の鍵

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    ネタバレ

    ドイツミステリということで、主人公のトム以外なかなか登場人物の名前が頭に染み込まなくて何度も冒頭の登場人物ページを行き来しながらもほぼ一気読みした。主人公のトムがかなり暴走するのでハラハラしっぱなしだったけど、相棒のジータでかなり救われた。
    過去と現在が行き来する書き方でも混乱なく読める。
    犯人とその動機は結構強引。
    でも作品として妙な魅力あり。
    今作では過去で起きた事件のほんの一部が紐解かれただけなので次作も読みたい。

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    2025年08月05日
  • 若きウェルテルの悩み

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    ウェルテルの躁鬱具合というか、メンヘラ特有の気分の波がすごくて、この手紙を読んで返事を書き続けたであろうヴィルヘルムの存在がすごく気になった。ウェルテルの側にいなくても、手紙のやりとりだけでメンタルやられそう。
    アルベルトは社会の中で模範的な人物であるからこそ、ウェルテルは自分が社会に馴染めない存在だということが際立って嫌になったと思うし、ロッテはロッテであたたかい自然を愛し、それ故によく言えば情熱的なウェルテルに惹かれて余計こじれるという。
    ウェルテル目線だと、ウェルテルが頭おかしい、居なくなるべき存在に思えるが、冷静に考えると誰が悪いわけでもない、だからこそ行き場がなく、昇華されない苦しみ

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    2025年07月22日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    ネタバレ

    ずっと気になっていたタイトル。
    これまでの三作品を経て、ようやく辿り着いた。

    多めの登場人物にももう驚かない。
    しっかりメモメモ。
    短い章立て、目まぐるしく入れ替わる人物たち。
    今回はミステリーのヒントも多めに与えられ、
    メモ、びっしり!
    この作品の犯人わかった人がいたらすごい。

    それに加えて警察側のメンバーの私生活も盛りだくさんで…。
    もう今回で私、オリヴァーのこと嫌いになっちゃったかも。
    自分のプライベートが大変すぎて
    まともに仕事が手につかず、な割に
    相変わらず魅力的な女性に出会うと心フラフラ。
    途中からほぼピアが仕切ってるし。。
    にもかかわらず昇級ってどういうこと?

    気になる厄介

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    2025年07月15日
  • 深い疵

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    ネタバレ

    シリーズ三作目だけど、日本ではこの作品が最初に刊行されていて、これまでの二作品より少し読みやすくなった。が、相変わらず登場人物多数で相当複雑。

    犠牲者たちはみな高齢で、
    処刑のようなやり方で殺害されていた。
    これはかなりの恨みを感じる!

    おもしろいんだけど、ちょっと長い。
    警察が推理する犯人も、
    いやなんかそれ、ちょっと違うんじゃ…という感じがして。
    毎回彼らの推理はなんだか的外れな感じだし、
    容疑者に対する言動も相変わらずあり得ない、って思う。(オリヴァー、なんで1人で会いに行った?下心感じるわー。)

    今作でオリヴァーとピアの関係が一段階深まった感じがしたのは好ましかった。
    この2人、

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    2025年07月08日
  • 17の鍵

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    タイトルがもう何だかワクワクする。

    終盤で少し頭がこんがらがってしまって何度も登場人物紹介ページを行ったり来たり。

    次の巻の19号室も既に手元にあるのだが
    その次がいつ発刊されるか分からないので
    少し時間を置いてから次を読むか、悩むところ。

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    2025年06月21日