ジュール・ヴェルヌのレビュー一覧
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20年ぶりくらいの再読。あの有名などんでん返しは今読めばほんと他愛がないのですが、最初に読んだときにはびっくりしましたね。だってどんでん返しが待っているようなタイプの小説だとは思いませんもん。
80日間で世界一周しなければいけないので、旅自体はとにかく慌しく、旅情を感じる暇もないのが残念ですが、19世紀のアジア(日本を含む)やアメリカの不安定な社会情勢を垣間見ることができ、なかなか興味深いです。
それにしても金も糸目をつけずに、象でも船でも何でも買い上げて旅をつづけるフォッグ氏の豪胆さよ。世の中、金さえあれば無理は通るものなんだと教訓(?)を引き出すことも可能です。でもどんなトラブルが -
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ネタバレ最近ではこの物語の標題も「二年間の休暇; Deux Ans de Vacances」という著者がつけたタイトルどおりに翻訳された本が多いようですが、KiKi の子供時代にはもっぱら「十五少年漂流記」というタイトルで知られていました。 だから恥ずかしながらこの本が出版されたのを知った時、KiKi 自身はこの物語があの「十五少年漂流記」であることをちゃんと認識していませんでした ^^; ま、それはさておき、子供時代に KiKi が読んだその「十五少年漂流記」は先日ブログでご紹介した「世界少年少女文学全集」の中の1冊で抄訳版でした。 ですから今回が「全訳版」の初読体験となります。
以前、「ロ -
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はるか昔のわくわくする冒険譚
これが1860年代につくられたおとぎ話だからと言ってなめてはいけない。
アイスランドの火山の噴火口から地球の中心へ
現代の科学でも未だ完全解明されてない、まさしく前人未踏の世界をヘンテコな三人が大冒険。
この三人、特に奇人リーデンブロック教授の魅力がたまらなく、ときに芸術家のモチーフになるほどのおもしろさ。
作者ヴェルヌの空想力が細部にまでいきわたり、本当に噴火口から地底世界に行けてしまうのでは、そして、もしかするとそこには・・・
なんてリアルを勘違いしてしまいそう。
はたして、三人は地底で何を見たのか、そして全員無事に生きて帰ってこれるのか
少年