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  • 八十日間世界一周
    4.3
    1巻1,177円 (税込)
    1872年10月2日午後8時45分、ロンドンの謹厳な資産家にして知識人フィリアス・フォッグ氏は、多くの新聞が一斉にとりあげ狂気の沙汰と評した、80日間世界一周の旅に出た。彼はトランプ仲間と、1秒でも遅れると全財産を失うことになる賭をしたのだ。彼と忠実な従者パスパルトゥーを待ちうける波瀾万丈…。

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ユーザーレビュー

  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現在のように移動手段が限られる中で、様々な困難を乗り越えながら
    最終的には予言通り80日間で世界を一周してしまう、というお話。
    特にアメリカに入った喜びが大きすぎて船内でとんぼ返りをしたら床を踏み外しそうになったり、汽車内で唯一のモルモン教布教講義の傍聴者になったりと、
    時々出てくるパルパストゥーの滑稽さが面白かった。

    0
    2025年11月13日
  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    おもしろかったー!
    ちゃんと読んだのは初めてだったけど、これが100年以上前の作品とは驚き。

    ドキドキ、ワクワク、ハラハラが全部つまっていたなぁ。

    そして最後の一行に、うん、うん。と頷くのであった。

    「そもそも人は、得られるものがもっと少なかったとしても、世界一周の旅に出かけるのではなかろうか」

    0
    2019年10月13日
  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ただ、時間に迫られながら一人の紳士が自分の発した言葉を実証するため全財産をかけて世界を一周するというだけの話なのに、どうしてこれほどまでに読者を魅了してくるのだろうか。不思議な力を備えた逸品だった。
     そう、これは『旅』であって『旅行』ではないのだ。主人公である紳士フィリアス・フォッグは世界を廻る途中、一切観光というものをしない(一部例外を除いて)。代わりに召使のパスパルトゥーがちょっとした空き時間に観光する。だが、彼自身も旅が後半に差し掛かると一目散に道程を進んでいく。そのせいか、この『旅』はどこと無く全体的に計算式のような雰囲気が漂っている。フォッグは常に行程に掛かる日数や交通手段を計算

    0
    2016年08月31日
  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目的を達成させる為には金を惜しみなくつぎ込む姿と、困っている人へは、自分の目的達成の阻害となろうと、手をさしのべる姿、この両方を兼ね備えた主人公の姿に、真の紳士を感じた。
    真の紳士による真の冒険、かっこよかった!

    0
    2011年09月25日
  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    キャラクターの濃い登場人物が困難に立ち向かう様が良いです。
    なんか旅したくなる一冊。元気をもらえます。

    0
    2011年03月21日

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