ジュール・ヴェルヌのレビュー一覧

  • 海底二万里(下)

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    ネタバレ

    ジュール・ヴェルヌの海底冒険ものに圧倒された。巨大タコやサメとの壮絶な戦い、南極での酸素不足、敵艦からの襲撃等旅行中の修羅場が多数あり、手に汗握る。読書による映像がバーチャルリアリティー化のように思うほどの描写力に作者の想像力が卓越していたんだろうと思う。ネモ船長がなぜ人間社会から隔絶し復讐に燃えていたか?ネモ船長の発明品を世に知らせるためにアロナクス教授を受け入れ海底旅行を続けた。ネモ船長が人間社会に諦めを感じただけではなく、自分の発明品が正しく使われる日が来るのを夢見ていたのだろう。男のロマンだね。⑤

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    2022年11月23日
  • 海底二万里(上)

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    ネタバレ

    ジュール・ヴェルヌの本はロマンと神聖さを感じる。アロナックス教授が青年・コンセイユ、銛付き・ネッドと一緒に巨大深海魚を探す。船が何らかの巨大物体と接触し3人が海へ投げ出される。巨大物体は潜水艦(ノーチラス号)であり、ネモ船長に囚われの身となる。この潜水艦の技術は最強で、ネモ船長の監視下で海底旅行をする。挿入絵が理解を深め、さらにその神秘さとワクワクが増す。イカの大群、珊瑚群生などは圧巻。また、とある島に上陸し、土民との戦いがあり笑ってしまう。色んな感情を引き起こしながら、ネモ船長との旅、下巻が気になる。⑤

    多くの方々の感想、四畳半神話大系の主人公の愛読書?そうなんだ!

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    2022年12月09日
  • 海底二万里(上)

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    ネタバレ

    日常生活からの隔絶され、生死の手綱を他人に握られた人々は何を思い行動するのか

    故郷への渇望、まだ見ぬ世界への知的好奇心、置かれた状況への淡い期待、絶望

    自分達の命を握る潜水艦の主ネモ船長
    脱出が許されない以外は最大限の限られた自由を与えてくれるが、時折激しい一面も見せる

    突如として閉じ込められた非日常の中で人々はそれでも強く生きていく


    まだ見ぬ、誰も知らない海の世界を旅する
    それだけでもワクワクしてしまう世界観に限られた自由やネモ船長の見えない心の内

    置かれている状況はいわば監禁だが、誰も見た事がない世界への好奇心が溢れ出す

    そんな中での仲間との信頼や衝動、時折のぞかせるネモ

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    2022年11月05日
  • 十五少年漂流記【試し読み】

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    主題がいくつか感じられる

    非常に多感で、かつ人間関係は少しの変化だけでも敏感に察する年頃の少年たちが、とある無人の離島へ漂着し、そこで生きるために協力し暮らしていくストーリーです。こういう展開では心のすれ違い防止やコミュニケーションの大切さが改めて浮き彫りとなり、人間何歳になっても、極限状態の中でも他人との協力は必要不可欠であることが学べると思いました。

    #タメになる #アツい

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    2022年08月01日
  • 海底二万里(上)

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    電車を乗り過ごしたほど!
    理系男子向けの本かと思っていたので、私には面白く感じられるかなと半信半疑でした。
    美しい装丁からの期待通り、いや、以上の面白さ。
    ぐいぐい引き込まれます。
    言葉だけでここまで楽しめる、想像をかき立てられるものに久々に出会いました。
    20歳までに読んで欲しい一冊。
    まだの方は死ぬまでに必ず!

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    2022年03月09日
  • 八十日間世界一周(上)

    購入済み

    大好きな本

    冒険、サスペンス、ロマンス、紀行、全部入っていて本当におもしろいです。

    #ドキドキハラハラ #ハッピー #カッコいい

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    2022年01月31日
  • 海底二万里(上)

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    ★はじまりの本★

    未知の海底で、奇想天外な大冒険

    〈内容紹介〉
     1866年、大西洋に謎の巨大生物が現れた。怪物の正体を暴くため、アロナックス教授は召使のコンセイユとともに船に乗り込む。航海の途中、海に投げ出されてしまった彼らが遭遇した怪物の正体とは…。
     SF小説作家として有名なジュール・ヴェルヌが描く、ロマンあふれる海洋冒険。

    〈おすすめポイント〉
     美しく不思議な海底の世界が描かれており、実際に海底にいるような感覚を楽しめます!

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    2022年01月17日
  • 80日間世界一周

    購入済み

    めちゃ面白い!

    とにかく面白い。ジュール・ベルヌ、はまりました!別の出版社の別の訳でも再読しようと思います。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #癒やされる

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    2021年12月26日
  • 海底二万里(下)

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    今でこそ光の届かない深海を探る手立てがあり、深海の生態系について(僅かでも)知ることができている。それはつい最近の出来事であると、無生物な荒涼とした深海の描写で思い知らされる。深海1万メートルにもヨコエビの仲間が生息しているらしい、と判明したのはつい最近の研究によるもの。
    大西洋に海底ケーブルが敷設され、地球上を循環する大海流の存在が判明していても、150年前の海中はまだまだ未知の世界。漁師や船乗りの話、貴重な標本から判ることにも限りがある。それは海にはロマンがあっただろう。
    今でも、「地球最後のフロンティア」と呼ばれる深海にはまだまだロマンが潜んでいる。いつかは私も、アロナクス教授のようにこ

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    2022年04月13日
  • 海底二万里(上)

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    多種多様な水棲生物の列挙を掻き分けながら、潜水艇ノーチラス号で世界中を旅するザ・海洋冒険譚。ノーチラス号とネモ船長の謎、大海原への好奇心を満載して海底へ。
    ただ、何しろ古い小説なので、生き物の分類が今と異なる・いるはずのない生き物がいるなど…注意が必要。注釈を読んでね。オオサンショウウオが海を泳いでいた時には流石に笑った。
    食べる文化のないはずのナマコが食卓に上がっているのは「sea cucumber(海のキュウリ)」だから…?
    ていうか二万マイルって「水深が二万マイル」なのかと勝手に思っていたら「航行した距離が二万マイル」だった。

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    2021年08月26日
  • 地底旅行

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    ネタバレ

    ロマンはどこだ!地球の中に空洞があることを突き詰めようとアイスランドに降り立つリーデンブロック教授と甥のアクセル助手。アイスランドの休火山のスネッフェルス山の山頂火口から2人と地元人のハンスが地球のど真ん中目指して歩き出す。鍾乳洞の美しさ、様々な岩石、途中に見つけた水脈、最後には噴火直前の溶岩に乗って上昇し、地中海の南の島に到着。この冒険小説はファンタジーではあるが、ハラハラドキドキの展開。リーデンブロック教授の性格が阿呆すぎる!またアクセルとの愛?漫才?も楽しめた。地底世界の最高傑作というのも頷ける。

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    2021年08月18日
  • 地底旅行

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    すごい冒険でした!ワクワクしました!苦しい場面は、こっちまで苦しくなりました。ハンスの存在がたくましくもあり、とても心強かったです。

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    2021年06月25日
  • 地底旅行

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    センターオブジアースの原作。
    偏屈なおじさんと甥っ子と案内人の奇妙な地底探検旅行。
    ジュール・ヴェルヌの冒険小説は本当におもしろい。

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    2021年06月16日
  • 地底旅行

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    ヴェルヌの冒険小説は本当にワクワクさせてくれる。
    ぽんぽんとよくわからない専門用語が飛び交い、冒険までの準備の描写をこれでもかと盛り込んでくるけれど、それがより解像度を鮮明にしてくれる。
    超人ハンスがすごかった。

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    2021年04月29日
  • 海底二万里(上)

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    ラストがとても綺麗で、さらに神秘的でこの作品だからこそのものであった。
    下巻、この冒険のラストもとても楽しみです。

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    2021年04月21日
  • 海底二万里(上)

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    色んな学問の要素が散りばめられているんだけど、読んでて理解に苦しんだり引っかからない。
    お陰で物語に没頭できる。
    一方で巻末に膨大な注釈があるから、分からないまま終わることもない。
    本編と図鑑や辞典を並べて読んだら、もっと深く潜れるんだろうな。
    読みながら書かれた時代を何度も確認してしまうくらい、先見の明がある作品だと感じた。
    あんなこといいな、できたらいいな、を説得力のある背景と一緒にお出ししてくれるからワクワクが凄く昂ぶる。
    まだ半分あるのが嬉しい。

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    2021年02月08日
  • 海底二万里(下)

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    ネタバレ

    この作品を通してネモ船長の存在感が凄まじい。

    海や海洋生物、また機械工学など幅広い知識を持つ「ノーチラス号」の船長。

    「人間」を嫌う人間社会とは切り離された世捨て人のような人物。

    ある時は冷静に、またある時は情熱的に。

    アロナクス先生が、最後に会いたい気持ちと会いたくない気持ちが葛藤していた気持ちが分かる気がする。

    尊敬と嫌悪。

    謎に包まれたままの「ネモ船長」。
    まさに「誰でもない人」。

    最後、ネモ船長率いるノーチラス号があの事件で航海は終わってしまったのか、まだ航海を続けているのか、

    はたまた、航海が続いている場合、まだ復讐はおわっていないのか、それとも、、、、

    っと、余韻

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    2020年06月18日
  • 八十日間世界一周

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    おもしろかったー!
    ちゃんと読んだのは初めてだったけど、これが100年以上前の作品とは驚き。

    ドキドキ、ワクワク、ハラハラが全部つまっていたなぁ。

    そして最後の一行に、うん、うん。と頷くのであった。

    「そもそも人は、得られるものがもっと少なかったとしても、世界一周の旅に出かけるのではなかろうか」

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    2019年10月13日
  • 地底旅行

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    19世紀に「SFの父」とも呼ばれるジュール・ヴェルヌが書いた小説。鉱物学者の叔父とその甥が地底に広がるもう一つの世界を発見するという壮大な物語。大学生になった今、ファンタジー色の強いこの小説を読んで、幼いころによく自分の知らない異世界に突然旅するという空想に思いを巡らせていたことをふと思い出した。

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    2019年03月30日
  • 二年間の休暇(下)十五少年漂流記

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    ネタバレ

    再読。
    やはり下の方が展開がスピーディーで、どうやったら悪漢どもをやっつけるのかが気になって一気読みしました(再読にもかかわらず)
    少年たちの永遠の憧れだよね~

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    2016年12月01日