ジュール・ヴェルヌのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
千葉にあるのに東京な「ネズミーランド」のアトラクションにもあるので若い世代でも題名だけは知っているであろう海洋SFの古典。今から150年前に描かれた本書は帆船がやっと蒸気エンジンを装備しだした時代で”潜水艦”の概念は大まかな構想でしかなく「鯨のような舟」という外観と水中を自由に動き回るオウムガイをイメージして名づけられた潜水艦『ノーチラス号』と 人間社会を捨て海洋世界の探求に魅入られる謎の人物ネモ艦長との冒険譚の前半は世界的規模で確認される海洋で起こる巨大海獣の目撃と衝突事故の調査から始まる。ノーチラス号とネモ艦長の秘密とは?怒涛の下巻へ!
-
Posted by ブクログ
食料、寝具、着替え、テント、地図…etc
そんな荷物を準備して、車やバイクに積み込み旅に出る。
それは、小さい頃に読んだ冒険の旅の続きだったのかもしれない。
偶然手に入れた宝物の在り処を示す地図。
何かを探す探求の旅。
ただ、今ここでないどこかを目指す旅。
目的やきっかけは異なるのだろうが、旅に出る気持ちのどこかには、冒険という名のエッセンスが少なからず含まれている気がする。
拭い去れない思い。
思い返すと子供の頃には、今よりずっと地下世界をモチーフにしたストーリーがあった気がする。
地下に広がる帝国。
地上に出る日を夢見続ける地底人。
地の下で悪を育む組織。