【感想・ネタバレ】海底二万里(上)のレビュー

あらすじ

ときは1866年、大西洋に謎の巨大生物が現れた! 異形の〈怪物〉の目撃譚に人々はおののき噂した。白鯨か? 伝説の怪異か? はたまた超自然現象か? 議論が沸騰するなか、アロナクス教授はその正体を暴くため、使用人のコンセイユとともに高速フリゲート艦に乗り込む。それが、驚くべき旅の始まりになるとも知らずに──。少年から大人までをも魅了する海洋冒険ロマンの傑作、新訳。

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感情タグBEST3

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ネタバレ

ノーチラス号、ネモ船長、すばらしすぎる…!ヴェルヌさんの頭の中ってどうなっていたのだろう。知識と想像力が底なしなのでは、という印象です。
ヴェルヌさんがこれを書いていた頃日本は幕末だったと思うとなんともいえない気持ちになります。
下巻もどんな旅ができるのか、どんなふうに収束するのか、とても楽しみ。

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2024年10月21日

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ネタバレ

ジュール・ヴェルヌの本はロマンと神聖さを感じる。アロナックス教授が青年・コンセイユ、銛付き・ネッドと一緒に巨大深海魚を探す。船が何らかの巨大物体と接触し3人が海へ投げ出される。巨大物体は潜水艦(ノーチラス号)であり、ネモ船長に囚われの身となる。この潜水艦の技術は最強で、ネモ船長の監視下で海底旅行をする。挿入絵が理解を深め、さらにその神秘さとワクワクが増す。イカの大群、珊瑚群生などは圧巻。また、とある島に上陸し、土民との戦いがあり笑ってしまう。色んな感情を引き起こしながら、ネモ船長との旅、下巻が気になる。⑤

多くの方々の感想、四畳半神話大系の主人公の愛読書?そうなんだ!

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2022年12月09日

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ネタバレ

日常生活からの隔絶され、生死の手綱を他人に握られた人々は何を思い行動するのか

故郷への渇望、まだ見ぬ世界への知的好奇心、置かれた状況への淡い期待、絶望

自分達の命を握る潜水艦の主ネモ船長
脱出が許されない以外は最大限の限られた自由を与えてくれるが、時折激しい一面も見せる

突如として閉じ込められた非日常の中で人々はそれでも強く生きていく


まだ見ぬ、誰も知らない海の世界を旅する
それだけでもワクワクしてしまう世界観に限られた自由やネモ船長の見えない心の内

置かれている状況はいわば監禁だが、誰も見た事がない世界への好奇心が溢れ出す

そんな中での仲間との信頼や衝動、時折のぞかせるネモ船長の心のうちがただでさえ面白い世界観により一層の深みを与えてくれていると思います!

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2022年11月05日

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電車を乗り過ごしたほど!
理系男子向けの本かと思っていたので、私には面白く感じられるかなと半信半疑でした。
美しい装丁からの期待通り、いや、以上の面白さ。
ぐいぐい引き込まれます。
言葉だけでここまで楽しめる、想像をかき立てられるものに久々に出会いました。
20歳までに読んで欲しい一冊。
まだの方は死ぬまでに必ず!

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2022年03月09日

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★はじまりの本★

未知の海底で、奇想天外な大冒険

〈内容紹介〉
 1866年、大西洋に謎の巨大生物が現れた。怪物の正体を暴くため、アロナックス教授は召使のコンセイユとともに船に乗り込む。航海の途中、海に投げ出されてしまった彼らが遭遇した怪物の正体とは…。
 SF小説作家として有名なジュール・ヴェルヌが描く、ロマンあふれる海洋冒険。

〈おすすめポイント〉
 美しく不思議な海底の世界が描かれており、実際に海底にいるような感覚を楽しめます!

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2022年01月17日

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多種多様な水棲生物の列挙を掻き分けながら、潜水艇ノーチラス号で世界中を旅するザ・海洋冒険譚。ノーチラス号とネモ船長の謎、大海原への好奇心を満載して海底へ。
ただ、何しろ古い小説なので、生き物の分類が今と異なる・いるはずのない生き物がいるなど…注意が必要。注釈を読んでね。オオサンショウウオが海を泳いでいた時には流石に笑った。
食べる文化のないはずのナマコが食卓に上がっているのは「sea cucumber(海のキュウリ)」だから…?
ていうか二万マイルって「水深が二万マイル」なのかと勝手に思っていたら「航行した距離が二万マイル」だった。

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2021年08月26日

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ラストがとても綺麗で、さらに神秘的でこの作品だからこそのものであった。
下巻、この冒険のラストもとても楽しみです。

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2021年04月21日

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色んな学問の要素が散りばめられているんだけど、読んでて理解に苦しんだり引っかからない。
お陰で物語に没頭できる。
一方で巻末に膨大な注釈があるから、分からないまま終わることもない。
本編と図鑑や辞典を並べて読んだら、もっと深く潜れるんだろうな。
読みながら書かれた時代を何度も確認してしまうくらい、先見の明がある作品だと感じた。
あんなこといいな、できたらいいな、を説得力のある背景と一緒にお出ししてくれるからワクワクが凄く昂ぶる。
まだ半分あるのが嬉しい。

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2021年02月08日

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砕け散る大波の轟きに
炸裂する雷鳴が交錯し

うなる突風が水平線の
あらゆる方角から吹き
つける─

私のベッドはいつしか
嵐の洋上となり、

眠るつもりで読書灯を
落した闇のなかには、

本にしがみつく子ども
たちの姿が、

息を止め瞳を輝かせて
いる子どもたちの姿が
浮かびあがりました。

かつてノーチラス号に
乗船した星の数ほどの
子どもたちが、

微睡みのなかに浮かび
あがりました。

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2024年02月23日

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序盤は、長い!!!!難しい!!と思って読んでたけど登場人物同士の会話が面白かったり、SF展開にドキドキしたりと読み進めていく度どんどん面白い展開になっていき、アニメを見ているような感覚で読めました。
海の説明(?)についてや潜水艦の機能性などの説明が難しく書かれている部分があったけど解説を見ながら読み進めれば割と大丈夫でした。
下巻も買って読んでみようと思います!

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2023年09月08日

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ある日突如海に出現したクジラのような謎の物体の正体を明らかにすべく乗り出した、パリ自然史博物館のアナロクス教授とその助手、カナダ人銛打ちらが体験するミステリアスであり、これまでにないほどの好奇心をそそられる世界の物語。情景描写や固有名詞の細かさが抜きん出ていて、読み進めにくかった部分もあったが、総じて印象的な展開だった。

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2023年07月04日

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1870年刊行当時、最先端の技術・自然科学の驚異と神秘に満ちたこの本に読者は夢中になっただろう!4人しかいない登場人物、それぞれ異なるキャラクター、ノーチラス号の内装、海の恵みの豪華な食事、そして海底探検の描写!

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2021年06月03日

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すごい想像力。巨大な生き物、イッカクのストーリーでもおもしろかっただろう。こういう物語から技術は発展する。

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2020年10月23日

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森見さん作品にはよく?登場する本書。上巻までの感想。
冒頭の、謎の海難事故の発生から、正体不明の相手を海に捜索する場面は、あらすじをどこかで目にしていたので、何となく予想はついたが、それでもわくわくする展開だった。
ネモ船長と合流してからは、海中の珊瑚や、魚、哺乳類など、様々な生物の固有名詞がずらずら続く箇所もあり、ヴェルヌも大仰に描写しているのだろうが、やや読みくたびれることもあった。それにしても、海洋生物のみならず、科学や物理、哲学などの分野の学者名や、理論の詳細など、広範な知識をもとに、当時としては夢のような装置や技術にしっかり理論づけをして描いている。単なる絵空事というより、当時の現実から地続きの場所にある空想小説ということなのだと思う。
また冒険小説としても面白いが、ネモ船長の謎めいた言動の意味を考えたり、地上の人間への激しい憎悪の背景にあるものは何か、など、下巻ではさらに物語の深度が増すのではと期待できる。

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2020年09月03日

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小学生の時に読んだぶりに久しぶりに読んだ。
「ふしぎの海のナディア」の元となっただけあって、いろいろと通じるものがある。海洋生物学者になりたかった夢も同時に思い出した。学者になることは難しいが、今でも海洋生物が好きなことには変わりないなと感じ、好きをカタチにしていこうと思った。
細かい描写があり、まるでその場でネモ船長に解説してもらっているかのようなリアル感がある。

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2020年02月23日

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100年以上前に執筆された科学小説が現代でも興味深く読めることにただ驚きを覚える。確かに解明された事実との隔たりは随所に見受けられるが、それでも当時の科学的根拠を取り入れて紡いだ痕跡は説得力がある。数々の謎と次々と起こるエピソードに引き込まれる。挿絵も素晴らしく、とても楽しめた。
下巻で明かされる謎が楽しみです。

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2018年09月29日

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日本では大政奉還からまだ三年しか経っていない1870年という時代にありながら、アロナクス教授らが乗り込むこととなったノーチラス号がもつ超絶なる能力は、我々が暮らす現代の文明をも予測しているかのようなヴェルヌの知見にただ驚くばかり。
少年が読む単なる冒険物語ではなく、大人でも胸を躍らせながらページを繰って楽しめる。

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2016年08月24日

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初めてちゃんと読んだ気がする。
この時代にこれだけ本当らしく海底のこと、海洋動植物のことをかけるのはすごい。

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2015年06月28日

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これが書かれた時代を考えるとその発想力に驚嘆する。そして海の生物や風景の描写のディテールが異常に細かい。だからかもしれないけどストーリーはかなりSFなのに実際の旅を写実しているかのようなリアリティがある

地上での生活を引き換えにしても確かに見てみたいと思わせるロマンに溢れた作品

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2015年06月20日

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上下巻の装丁の繋がりの登録順番を間違えて、再登録しました。いいね登録をいただいており、そちらも削除する事になり申し訳なく思います。
なんか気になってしまって。

1870年 SF海洋冒険小説。
ディズニーシーの「海底2万マイル」のモチーフ。
乗った事も行った事もないけれど。

第一部
1. 逃げる岩
1866年世界中の海で、鯨の様な何かが目撃されて、多くの船が接触等で事故に遭う。
2.賛否両論
海洋研究者アロナクスが「海洋の神秘」という研究が認められてアメリカの調査船に乗り込む事になる。
3.旦那様のお気に召すままに
忠実で献身的な召使の若者コンセイユを伴い、エブラハムリンカーン号へ。
4.ネッドランド
フランス系カナダ人の鯨漁銛撃ち名人ネッドランドが、一角獣と思われている奇獣を撃つ為、同乗。
5.行きあたりばったり
他船の船長が、ネッドランドに鯨漁を依頼。きっちり仕留める。日本からアメリカあたりを航海。乗組員達に不満が積もる。
6.全速力で
遂に巨大生物と遭遇。全速力で追跡。最大火力で近づくも、衝撃で海へ投げ出される。
7.新種のクジラ
研究者とコンセイユ、ネッドランドは、海上で鯨の正体が、鉄板でできていると知る。
8.動中の動
三人は、鯨と思われていた潜水艦の中に誘導される。
9.ネッドランドの怒り
食事はでるが軟禁状態の三人。
10.海の人間
潜水艦の持ち主は、ネモ(無名)艦長。三人の生活は、保障するが、地上に戻すつもりは無い。
11.ノーチラス号
潜水艦はノーチラス号。艦内を案内され、素晴らしい部屋、名画、書物に感動。
12.全ては電気で
艦内はオール電化。
13.いくつかの数字
ノーチラス号の優秀さを具体的な数字で表現。
14.黒い川
黒潮の流れに乗り日本の近くを渡航。潜水艦の窓からの海底の驚愕。
15.招待状
ネモ艦長から、森で狩猟ののお誘い。陸に上がれると思いきや、海底の狩猟だった。
16.海底平野を散歩する
潜水服を着用して海底散歩。海底の森へ。
17.海底の森へ
ネモ艦長の所有する海底の森の水中動植物に圧倒。
18.太平洋の海面下を4,000里
太平洋の海底で出会う様々魚類。そして海底に沈むフロリダ号
19.ヴァニコロ島
海底に見る多くの難船。サンゴの墓に眠る。
20.トレス海峡
パプアニューギニアのサンゴ礁の海底を進む。ノーチラス号が座礁か。その間、ボートで島に上陸する三人。
21.陸上での数日
久しぶりの陸地。果物、パンの木、鳥と陸のご馳走に大喜び。
22.ネモ艦長の電撃
島の原地人から襲撃を受ける。電撃手摺で反撃。
潮が満ちて、サンゴ礁から抜けトレス海峡を抜ける。
23.病的な眠り
再び海洋航海。再びの軟禁状態。夕食後、激しい睡魔に襲われる。
24.サンゴの王国
目覚めると乗組員の一人が瀕死の重傷。脳挫傷で助けられない。亡骸をサンゴの墓に埋葬。

まだ潜水艦が実用化されていなかった時代に、詳細な海底の様子などに驚く。
ネモ艦長の正体、この社会を拒絶した生活の意味するところは、下巻へ。

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2023年12月17日

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ジュール・ヴェルヌ 著『海底二万里』上下ともに読破した。1870年から時を経てもなお、古さを感じさせない世界観の完成度には、読み返す度に圧倒され魅了される。時をおいて読み返す度に、作中に散りばめられた膨大な知識量を、注釈から辿って地図や辞書、図鑑を交えて読むのが楽しい作業になっている。冒険小説の名著と呼ぶに相応しい。

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2023年07月02日

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巨大クジラの様な物体が世界中の船の運行をさまたげてる。乗り気ではないアロナクス教授が調査に駆り出された…
まともな潜水艦が存在しない時代に海底移動する船の話を想像し、具体的な航路を表現していて読者の心を惹きつける。これはたまらん。

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2022年09月25日

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「不思議の海のナディア」の原作ということで海洋冒険物語を期待して読むとかなり期待外れとなりますね。ノーティラス号とネモ船長は登場するけど、原作表示は必要だった? とはいえ、素晴らしい挿絵とともに深海の旅を楽しめる作品でした。

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2021年11月18日

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装丁が綺麗。
 
雪組のCaptain Nemoを見て、海底二万マイルってまさかこんな話じゃないでしょ?!と気になりすぎて買ってしまった。文学史の中の存在として名前・著者名しか知らなかったけど、勉強になりました。

1869年刊ということで、海底世界の魚や植物の様子、世界中の地形や海の様子を想像しながら冒険旅行を楽しむ物語だったのだろう。

下巻の最後まで読むと、何が原作に描かれていて何が谷先生の創作かが分かってすっきり。

次はパルムの僧院読もう〜

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2021年06月20日

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SFの名作だが、なんか自然現象や海の生物の事典を読んでいるようだった。でも出版時の19世紀後半では一般人には本を読むという習慣はなかったと思うので新鮮だったんだろうな。さて時間はかかりそうだが後半を読みましょう。

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2021年05月29日

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140年前に出版された名作ですが新鮮です!

書店で装画を見たときにワクワクして上下巻共に買ってしまいました。この本は新潮文庫の新訳名作コレクションでしかも刊行当時(1871年)の挿絵をふんだんに収録してあり古典空想冒険小説の新しい装いに気持ちが早くも海底の旅に巻き込まれます。

物語は1866年に世界中を航海する船舶から超大型級鯨が多数目撃される、1867年には大型客船との接触事故が発生し航海の安全と世間の注目からアメリカの軍艦により化け物鯨の退治が実施された。

多くの読者は既知の事と思いますがこの鯨の正体”ノーティラス号”は船長”モネ”によって世界中の海を航海する大型潜水艦でアメリカ軍艦に乗り合わせていた博物学者”アロナクス”とその執事”コンセイユ”、銛打ちの”ネッド・ランド”がノーティラスに拉致されてから大洋を航海する日誌的物語です。

作中には様々な海洋生物や植物が登場し少々うんざり感もありますが、何と言っても未だ見ぬ海底世界がページを繰る毎に目の前に広がりとても140年前の小説とは思えません。やはり名作古典と言われる作品ですね。秀逸なのはモネ船長や乗組員の謎めいた行動や思考が深く暗い海底にシンクロしてこの旅の最初から最後迄目が離せないところです!

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2021年05月03日

Posted by ブクログ

1870年に書かれたものにもかかわらず、夢のある話で海の生物の知識がなくても楽しめた。
まるで自分も海底を旅しているように感じた。

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2020年10月21日

Posted by ブクログ

Switch版深世界と同時進行で読み進めてるので、深海の様子がすごく美しく想像できてめちゃくちゃ胸熱。同時に酸素のない海中での探索のドキドキ感もなんだかリアルに感じられる。
死んだらサンゴの王国を抜けた海底に葬られる、なんてロマン…

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2020年05月20日

Posted by ブクログ

今やファンタジーとなってしまいましたが、面白い


人間社会から縁を切っても、キリスト教は捨てないところが
時代を感じさせます

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2020年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初ヴェルヌ。アニメ『ふしぎの海のナディア』の原作でも有名な作品。アニメとは全く違う作品でビックリ。ナディアもジャンもいないし。でも、海底描写の美しさ、ノーチラス号の船長「ネモ」、主人に忠実な使用人「コンセイユ」など・・魅力的なキャラクタも多く、とてもワクワクしながら読み進めました。訳も読みやすく、とても良かった!第二部はネモ船長の正体やノーチラス号の製造過程など・・果たしてわかるのか?楽しみだなぁ。

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2016年01月06日

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