ジュール・ヴェルヌのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!!!
アイスランド旅行をするにあたり、関連本を調べたらこの本がアイスランドの火山の火口から地球の中心を目指す話と知り購入。
火口に着くまでにもそこそこの分量があり、ややかったるく感じられたが、いざ地下に潜ったあとは、リーデンブロック教授、アクセル、ハンスの掛け合いが面白く、アクセルの危機、次々と現れる衝撃の地下世界、数々の波瀾万丈と、飽きさせずに一気に読ませる。
数々の地学的知識も織り込まれており、どこまで現実でどこからファンタジーなのか戸惑うほど。
解説によれば本作は子ども向け空想的冒険科学小説であるという。
自分の子どもにもぜひ読ませたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の続き
なかなか希望が見えない、閉ざされた自由が続く中でそれぞれの心の内は大きく揺らいでいく
より一層故郷への渇望をつよめる者、知的好奇心が勝る者、すれ違っていく人間関係に心を擦り切らす者
より垣間見えてくるネモ船長の暗い過去と何者かに向けられた激しい怒り
そんな不安定な状況の中で自然の脅威までも襲いかかってくる、絶体絶命のピンチや突如として訪れる小さな脱出への道を前にした時にアロナクス博士達が選ぶのは
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上巻に引き続きとても引き込まれる世界観になっています。
これまで無敵に思えたノーチラス号を襲う大自然の脅威、正体不明のネモ船長が見せる激しい感情
物語は静かに、時には激しさを伴いながらクライマックスへと向かっていきます。
アロナクス博士達の冒険の終わりには何が待っていたのか、、、本当に最後まで釘付けの1冊でした! -
Posted by ブクログ
アクセルの叔父、リーデンブロックは、とある古書店で本を1冊購入した。その中に挟まれていたメモには、独特の暗号文字で書かれたメモが挟まれていた。そのメモに記された暗号を解くと、そこには伝説のアイスランドの錬金術師、サクヌッセンムがとある火山から地底の探検をしたとの話が…。
ヴェルヌの真骨頂である、冒険物のSFである。アイスランドの死火山(休火山?)の火口を降りていくことで、地底の世界にたどり着く。地底は実は高温ではないどころか、地底にはもう一つの地球が有った。
荒唐無稽なようで、当時の不思議で未知の領域であった地底、それを説明するために地学、鉱物学、生物学などを駆使して理解し得る説明には、19世紀の作品として舌を巻くしかない。
当時はおそらくまだほとんどが未解明であった恐竜のこと、壁面に見える石から、詳しい地形の成り立ちを知るなど、先進性が有ったことは想像に難くない。
さらにはそういう先進的な知識だけでなく、冒険的な情景の変化やドラマチックな展開など、近年まで子供から大人までヴェルヌの作品に夢中になったということはよく理解できる。
ところで、序盤に飲み水のなさに焦らされるところはあるが、食べ物に関しては、それほど大きくないにもかかわらず、4ヶ月分の食料を持ち歩けてしまうこと、さらに徒歩でゆうゆうと1400km移動できたり、一日で何百kmも移動できたりと、お話読み聞かせならスルーされるような話も少々気になった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょいちょい入る海の生き物の名前列挙するやつ、全部読み飛ばしたけど、すごい知識量、勉強量だなーと思った。二万里なのか二万マイルなのか二万海里なのか、よくわからないまま生きてきた。そして、どれでもないということがわかってよかった。どうやら正解は2万リューらしい。リューと里でたまたま音が似てるし、たまたま距離も近くて2万リューで8万km(2万里は約7.8万km)らしい。これからは、堂々と「二万里」派を表明して生きていける。あと、数字の前に「海底」という単語がくっ付くせいで、海面から下方向に向かって2万里だと思ってたけど、これも違った。
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Posted by ブクログ
『地底旅行』というタイトルを見て、高温高圧に耐えられる特殊車両による旅行だと思っていたが、読んでみたら、徒歩によるものであったことにまず驚いた。現代の科学的知見からすると、正しくない部分が見受けられるが、作者が執筆当時に想像力を最大限に働かせて創り出した状況描写や情景描写は興味深く、迫力のあるものであった。
SF小説であるが、冒険的要素の強い作品だと感じた。しかし、徒歩で地球の中心部を目指すという計画はいくら何でも無謀だし、これだけ長期間の食糧をどうやって運んだのかという疑問を持たざるをえなかったが。
何よりも印象に残っているのは、主要な登場人物三人の個性。志をあくまでも貫こうとする強い意志の持ち主であるりーデンブロック教授、優柔不断で受け身の主人公アクセル、何事があっても常に沈着冷静で忠実なハンス。
三人が地上に戻るに至る経緯も面白い。
作者の地底という未知のものに対する想像力、三人の登場人物の際立った個性が、この作品を面白いものにしていると感じた。