ジュール・ヴェルヌのレビュー一覧

  • 海底二万里(上)

    Posted by ブクログ

    ある日突如海に出現したクジラのような謎の物体の正体を明らかにすべく乗り出した、パリ自然史博物館のアナロクス教授とその助手、カナダ人銛打ちらが体験するミステリアスであり、これまでにないほどの好奇心をそそられる世界の物語。情景描写や固有名詞の細かさが抜きん出ていて、読み進めにくかった部分もあったが、総じて印象的な展開だった。

    0
    2023年07月04日
  • 地底旅行

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!!!

    アイスランド旅行をするにあたり、関連本を調べたらこの本がアイスランドの火山の火口から地球の中心を目指す話と知り購入。

    火口に着くまでにもそこそこの分量があり、ややかったるく感じられたが、いざ地下に潜ったあとは、リーデンブロック教授、アクセル、ハンスの掛け合いが面白く、アクセルの危機、次々と現れる衝撃の地下世界、数々の波瀾万丈と、飽きさせずに一気に読ませる。

    数々の地学的知識も織り込まれており、どこまで現実でどこからファンタジーなのか戸惑うほど。

    解説によれば本作は子ども向け空想的冒険科学小説であるという。
    自分の子どもにもぜひ読ませたい。

    0
    2023年07月01日
  • 海底二万里 (下)

    Posted by ブクログ

    ノーチラス号の旅は続く。アトランティス大陸、南極での氷塊の封じ込め。巨大タコとの格闘、軍艦の攻撃。次々に起こる事件に、残ページが少なくなるにつれ結末がやたらと気になってくる。ネモ船長は善人なのか。乗組員たちは従順に船長に従っているが本人たちにとって幸せなのか。運命を船長と共にするほど、自分を捨てることを厭わなかったのか。いずれにせよ読者のイメージを掻き立てる名作であることに間違いはない。2023.2.8

    0
    2023年02月08日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作の続き

    なかなか希望が見えない、閉ざされた自由が続く中でそれぞれの心の内は大きく揺らいでいく

    より一層故郷への渇望をつよめる者、知的好奇心が勝る者、すれ違っていく人間関係に心を擦り切らす者

    より垣間見えてくるネモ船長の暗い過去と何者かに向けられた激しい怒り

    そんな不安定な状況の中で自然の脅威までも襲いかかってくる、絶体絶命のピンチや突如として訪れる小さな脱出への道を前にした時にアロナクス博士達が選ぶのは
    ※
    ※
    上巻に引き続きとても引き込まれる世界観になっています。

    これまで無敵に思えたノーチラス号を襲う大自然の脅威、正体不明のネモ船長が見せる激しい感情
    物語は静かに、時には激しさを伴いながらクライマックスへと向かっていきます。

    アロナクス博士達の冒険の終わりには何が待っていたのか、、、本当に最後まで釘付けの1冊でした!

    0
    2022年11月05日
  • 海底二万マイル【試し読み】

    購入済み

    古いだけではない魅力

    昔の作品を描いたものであり、少し今となっては古く感じる場面もあるかもしれませんが、海底での未知の怪物との遭遇などといったストーリーの進行はリアルに記されている上、話に登場している船の詳細な情報や図など、作品をより深く理解するための補助的役割があるページも載せられているので、楽しんで読むことができると思います。

    #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2022年09月01日
  • 地底旅行

    Posted by ブクログ

    アクセルの叔父、リーデンブロックは、とある古書店で本を1冊購入した。その中に挟まれていたメモには、独特の暗号文字で書かれたメモが挟まれていた。そのメモに記された暗号を解くと、そこには伝説のアイスランドの錬金術師、サクヌッセンムがとある火山から地底の探検をしたとの話が…。

    ヴェルヌの真骨頂である、冒険物のSFである。アイスランドの死火山(休火山?)の火口を降りていくことで、地底の世界にたどり着く。地底は実は高温ではないどころか、地底にはもう一つの地球が有った。

    荒唐無稽なようで、当時の不思議で未知の領域であった地底、それを説明するために地学、鉱物学、生物学などを駆使して理解し得る説明には、19世紀の作品として舌を巻くしかない。

    当時はおそらくまだほとんどが未解明であった恐竜のこと、壁面に見える石から、詳しい地形の成り立ちを知るなど、先進性が有ったことは想像に難くない。

    さらにはそういう先進的な知識だけでなく、冒険的な情景の変化やドラマチックな展開など、近年まで子供から大人までヴェルヌの作品に夢中になったということはよく理解できる。

    ところで、序盤に飲み水のなさに焦らされるところはあるが、食べ物に関しては、それほど大きくないにもかかわらず、4ヶ月分の食料を持ち歩けてしまうこと、さらに徒歩でゆうゆうと1400km移動できたり、一日で何百kmも移動できたりと、お話読み聞かせならスルーされるような話も少々気になった。

    0
    2022年08月19日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    児童文学ということで気楽に読み始めたものの、予想以上に想像力が必要だった。
    序盤〜中盤は、海洋生物を列挙することに大半のページが使われており、多くの生物は分類学上でどこに位置するかが書かれているのみ。文をさらっただけではピンと来ないことが多かった。
    あまり細かいことは考えず、ふんわりと想像しておくのが良いのかもしれない。

    0
    2022年08月15日
  • 地底旅行

    Posted by ブクログ

    大人になってもハラハラドキドキ。勇敢さと冷静さを兼ね備えたリデンブロック教授と少々視野が狭く結論を急ぎすぎる甥っ子アクセルのコンビもいいが、寡黙に淡々とついてくるハンスが一番カッコいい! 子ども時代なら冒険が面白いで終わるところ、今読むと未知の世界にわくわくした気持ちで一歩踏み出す3人に学ぶところが沢山あった。子供がいたら薦めたい一冊。

    0
    2021年09月19日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    どこか不穏なネモ船長のすべての謎を残したまま、物語はクライマックスへ。無期限にノーチラス号に閉じ込められるという極限状態は、ロックダウンの時になんとなく似ている。しかし知的好奇心は、そのような状況も救うのだ。

    0
    2021年06月20日
  • 海底二万里(上)

    Posted by ブクログ

    1870年刊行当時、最先端の技術・自然科学の驚異と神秘に満ちたこの本に読者は夢中になっただろう!4人しかいない登場人物、それぞれ異なるキャラクター、ノーチラス号の内装、海の恵みの豪華な食事、そして海底探検の描写!

    0
    2021年06月03日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょいちょい入る海の生き物の名前列挙するやつ、全部読み飛ばしたけど、すごい知識量、勉強量だなーと思った。二万里なのか二万マイルなのか二万海里なのか、よくわからないまま生きてきた。そして、どれでもないということがわかってよかった。どうやら正解は2万リューらしい。リューと里でたまたま音が似てるし、たまたま距離も近くて2万リューで8万km(2万里は約7.8万km)らしい。これからは、堂々と「二万里」派を表明して生きていける。あと、数字の前に「海底」という単語がくっ付くせいで、海面から下方向に向かって2万里だと思ってたけど、これも違った。

    0
    2021年05月07日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    下巻の途中からトラブルが起こったりネモ船長の秘密みたいなのがわかってきて急激に面白くなった。最後の終わり方も完璧やったな〜。また読みたくなるわー。ネモ船長の毒舌がおもしろい。
    専門的な人もそうでない人も楽しめる作品でした。

    0
    2021年03月06日
  • 海底二万里(下)

    Posted by ブクログ

    リアリティが凄い。
    本当に教授の手記なんじゃないかと思ってしまうくらい、現実と空想のギャップがない。
    上巻が続く海洋冒険ロマンから、少しずつ不穏な空気が漂い始めてからラストへ至る勢いもとてもよかった。
    謎が謎のまま終わったところが、むしろ読後のドキドキ感を残してくれた気がする。
    現代技術なら、ノーチラス号は再現できるのだろうか?

    0
    2021年02月28日
  • 神秘の島(第三部)

    Posted by ブクログ

    小学生の時に一度読んでいたものを、完訳版で再読。
    科学の実用性がまぶしい19世紀の冒険小説。
    まあでも、十五少年漂流記などは、明らかに自分の人格形成に関わっている。
    ネモ船長がインド人だという設定など、改めて知ること多数。

    0
    2020年05月09日
  • 八十日間世界一周

    Posted by ブクログ

    1872年すなわち明治最初期ごろの世界一周するなら80日かかる様子を描く冒険小説
    当時の西欧知識人てきしてん(だと思われる想像)から
    インドや香港や日本やアメリカという未開地をどう見ていたかを
    それから100年以上経て読んでなるほどとは思うが
    それ以上ではない

    0
    2019年01月07日
  • 十五少年漂流記

    Posted by ブクログ

    今さらながら、未読だった名作を。
    「トイレはどうしてたんだろう?」とか、ベッドの代わりないるものとかあったのかな?」とか、「洗濯とかどうしてたんだろう?」とかいう、生活臭芬芬のツッコミをしたくなるところが、年を取ってからこういう本を読むときの悪いところかもしれません。

    0
    2019年01月04日
  • 八十日間世界一周(上)

    Posted by ブクログ

    ヴェルヌを読むなど何十年ぶりであろうか。いま読むとチャチに感じる部分も多分にあるけれど、十九世紀の時代の熱さがそのまま伝わるような気がする。少なくとも子供のころに持っていた冒険への憧れみたいな感覚を思い出す。ストーリーテリングは軽快そのもの。また、無邪気ですらある進歩主義も読んでいて心地よい。

    0
    2018年11月05日
  • 地底旅行

    Posted by ブクログ

    地球内部へと続く道が発見された…との一文だけで即購入。ロマンしか感じられなかった。高校時代、専攻していた地学のおかげでちょいちょい小ネタを理解できたのが嬉しかった。個人的に中盤までダレることが多かったが、それ以降は怒涛の展開で読む手を止められませんでした。読んでよかった。

    0
    2018年09月19日
  • 地底旅行

    Posted by ブクログ

    『地底旅行』というタイトルを見て、高温高圧に耐えられる特殊車両による旅行だと思っていたが、読んでみたら、徒歩によるものであったことにまず驚いた。現代の科学的知見からすると、正しくない部分が見受けられるが、作者が執筆当時に想像力を最大限に働かせて創り出した状況描写や情景描写は興味深く、迫力のあるものであった。
    SF小説であるが、冒険的要素の強い作品だと感じた。しかし、徒歩で地球の中心部を目指すという計画はいくら何でも無謀だし、これだけ長期間の食糧をどうやって運んだのかという疑問を持たざるをえなかったが。
    何よりも印象に残っているのは、主要な登場人物三人の個性。志をあくまでも貫こうとする強い意志の持ち主であるりーデンブロック教授、優柔不断で受け身の主人公アクセル、何事があっても常に沈着冷静で忠実なハンス。
    三人が地上に戻るに至る経緯も面白い。
    作者の地底という未知のものに対する想像力、三人の登場人物の際立った個性が、この作品を面白いものにしていると感じた。

    0
    2017年09月16日
  • 海底二万里(ジュール・ヴェルヌ・コレクション)

    Posted by ブクログ

    シーンの8~9割が海底で潜航艇に乗っている。魚の描写が多い。海なし県に住んでいるので魚の描写が全然ピンとこない。そのため面白く感じなかった。
    主役は孤独なネモ船長。結局ネモ船長の謎は明かされずに終わる。

    0
    2017年03月31日