さくらももこのレビュー一覧
-
無料版購入済み
この巻はすこししんみりくる話が多いですね。
個人的には盲腸の朝が好きです。
特に糸コンと情熱的な痛みのくだりが。
ももこの髪型の、横っちょチョロリに時代を感じます。 -
Posted by ブクログ
大人にはわからない子どもの嘆きという感じ。
■簡単なメモ
一度だまされた人はそれで気が済んだかもしれないが、だまされていない者はだまされてみるまで気が済まないものである。(p.14)
しっかり者でお人好しという友人は本当に良いものである。(p.31)
どうにもならない親子がどうにかしようとして、こんなふうに並んで鏡に映っている。人生にはこういう無駄が非常に多い。(p.56)
人の心というものは、細かい刺激さえも求める貪欲な代物である。(p.97)
怒りさえしなければエネルギーも使わず、食料も減らず、太らず、いい事ずくめだということに、長年よく気づかずにいられるものだと感心する。(p -
Posted by ブクログ
ちびまる子ちゃん、コジコジなどの漫画や、たいのおかしら、さるのこしかけなどのエッセイの作者でもあるさくらももこの短編漫画集。スナックメーカーのカルビーとのタイアップで、かっぱえびせんやサッポロポテトなどのスナックを随所に登場させた「ひとくち町」の日常を描いている。短編のためストーリーは軽めで、独特な世界観の説明もあまりされないので、そういうものだと思って読むしかない。さくらももこスタイルのナンセンス・シニカルな笑いや、それでもその中にある人情味をサクッと目の当たりにできて面白い。父ヒロシの書いた絵がちょっとだけ登場したり、登場人物を検討する様子についての短いコラムがあったりして、漫画家「さくら
-
Posted by ブクログ
他の方のレビューが的を得すぎていて笑った一冊。わたしも絵が可愛くてジャケ買いしたちびまる子ちゃんファンの一人です。それに、ひとりずもうなど過去のエッセイがおもしろくて声に出して笑いながら読んでいたのもあり、期待値が大きすぎました。本書の文章は1話がいくらなんでも短すぎる!もともとそういう文章だったのか?編集でそうなってしまったのか??なんて勘ぐりながら読みました。絵はとてもかわいいです。
■大酒のみだったんですね。
今回は今まで読んだエッセイにないくらい飲酒の場面があります。こんなちょくちょく飲んでいたら体をこわしてしまうのも納得です。。日記だからありのままでいいのですが、イメージ的に知りた