さくらももこのレビュー一覧
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遠出する時の期待と緊張と不安。小学生にとっては、隣町だろうとどこだろうと知らない場所に一人で行くというのが大冒険の始まりであって、距離は問題じゃない、という話。
この期待と緊張と不安の感覚は、勝手に始めた恋心でも、親元を離れて初めての一人暮らしでも同じもの。
自分と主人公の年が近い話に一番共感できたりします。それぞれオチを変えているのが芸が細い。オチ前か。オチは自分が期待していたものとは一番遠い現実に着地してしまった、という自虐や自戒だったりするものな。
夢の時間がさめて現実へ戻る寸前の、はざまの瞬間。甘い儚い時間がいいのだと思います。大人になって、この時間は確実に終わりが来るとわかっているの -
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ちびまる子ちゃん2巻。
水害の話は、他人事でないことなのだけど、他人事としてイベントとして記憶してしまうというのは理解できる感覚。不謹慎ではあるけども、必要以上に寄り添うことが全てではないと思うので。
誹謗中傷やコケにしない、という最低限のことを守っていれば、日常を過ごすことに問題はないと思います。
一方で、地震に対する感覚というのは共感できるかなぁ。作者と同じく静岡県民なので。しかし、阪神淡路も東日本も経験していない時代の話なんだよな2巻は。
こうやって時代を経てから読むと、当時は平穏な日々だったなぁ。
人間の善性を信じていると思える「ほのぼの劇場」が心地よいのだけど、本編の皮肉屋の部分 -
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ちびまる子ちゃん1巻。
日本の女性漫画家で、国民的人気と知名度を誇る作品といえば、この漫画は外せないでしょうね。エッセイ漫画のジャンルに君臨する作品。
ただ、アニメでなく漫画から醸し出されるノスタルジーに共感するには、時代が進みすぎたのかな、という気もする令和であります。
昭和の雑多さと懐かしさが、醸成されて暖かさになった作風。辛辣な視点もないわけではないのですが、皮肉屋の面を小出しにしながらも、オチは笑いや人情話にしているので、万人受けしたのだと思います。
花輪くんが、お金持ちでなくただの意識高い鼻つまみ系男子なのが連載初期だなぁ、と。ストーリー漫画でないし、人物配置も手探りな感じの1巻 -
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ちびまる子ちゃんのネタ帳なのかな?
右に一コマ漫画、左に6行くらいの文章というシンプルな構成になっているので読みやすい。
書かれているのは、ちびまる子ちゃんのマンガのように日常のたわいもないこと。
例えば、
ももこの息子「おかあさん、あのさ、まる子のおとうさんと、うちのおじいちゃんは同じ名前だね」
ももこ(心の声)「私の時代はヒロシはおとうさんだったのに、ヒロシも年をとったものだ」
とか
札幌でマリモを買ってしまい一年育てているが、買った時とほとんど何も変わらない。
マリモが生活に与える面白さは少なめだ。
みたいな感じ。
寝る前にチョロチョロと読むのに最適でした。 -
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さくらももこさんのエッセイはとにかく面白くて読みやすくて、読んだことがない人には是非おすすめしたいのだが、そればっかり読んでいるとすぐに飽きるなと感じた。(つまり2冊いっぺんに読んで少し飽きた。)
たまの読書や、数ヶ月に1冊くらいのペースで楽しむのがちょうど良さそうだと学んだ。
このエッセイ集は、さくらももこさんの幼少期の体験を集めたもので、幼少期のさくらさんは子供ながらに毎日いろんな不安や悩みを抱えている。これの前に読んだ「もものかんづめ」よりも底なしに笑えるような描写は少ない。
読んでいてカルチャーショックを受けたのが「心の声」というエッセイ。ももこさんは、幼少期に初めて自らの心の声 -
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ヒロシっていいお父さんじゃん。
なんだかんだ世話を焼くし、エッセイでの登場も1番多いのでは?
そして、おじいちゃんとおばあちゃんの存在感の無さ。理由はすでに知っているが、ちびまる子ちゃんとのギャップも感じたりもする。
しかし、このエッセイを読むとまず感じたのは、
怠惰だなぁーっと。自分もさして変わらないし、
むしろ、夢を叶えているはずのさくらももこが、
実際には怠惰な訳がないのだが、そう書くのががうまい。そして、作中の音声が完全にアニメまる子で
再生されるのが大きな要因だろう。
短編の感想をあげていくと、「食欲のない子供」で、
せっかく、ご所望のグラタンを作ってもらったのに、すぐに飽きた