さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイはとにかく面白くて読みやすくて、読んだことがない人には是非おすすめしたいのだが、そればっかり読んでいるとすぐに飽きるなと感じた。(つまり2冊いっぺんに読んで少し飽きた。)
たまの読書や、数ヶ月に1冊くらいのペースで楽しむのがちょうど良さそうだと学んだ。
このエッセイ集は、さくらももこさんの幼少期の体験を集めたもので、幼少期のさくらさんは子供ながらに毎日いろんな不安や悩みを抱えている。これの前に読んだ「もものかんづめ」よりも底なしに笑えるような描写は少ない。
読んでいてカルチャーショックを受けたのが「心の声」というエッセイ。ももこさんは、幼少期に初めて自らの心の声が聞こえた瞬間を記憶している、というのである。
私自身の心の声は、ただ気づいたらそこにあったもので、自分や他人の心の声が聞こえたら…などと夢想することはあっても、初めて自分の心の声が聞こえた瞬間、なんて何時からとか分からないし意識したこともなかった。
その他にも2歳や3歳のときに起こった出来事やその時の感情、周りの人の態度等を覚えている、というのも他にはないももこさんの特徴であり、本を読んで驚いた点である。
また、父ヒロシのももこさんに対する愛情や面倒見の良さ、人柄の良さが色んなところに散りばめられていて、ももこさんは本当に父親っ子だったんだな、と感じてほっこりした。 -
Posted by ブクログ
ヒロシっていいお父さんじゃん。
なんだかんだ世話を焼くし、エッセイでの登場も1番多いのでは?
そして、おじいちゃんとおばあちゃんの存在感の無さ。理由はすでに知っているが、ちびまる子ちゃんとのギャップも感じたりもする。
しかし、このエッセイを読むとまず感じたのは、
怠惰だなぁーっと。自分もさして変わらないし、
むしろ、夢を叶えているはずのさくらももこが、
実際には怠惰な訳がないのだが、そう書くのががうまい。そして、作中の音声が完全にアニメまる子で
再生されるのが大きな要因だろう。
短編の感想をあげていくと、「食欲のない子供」で、
せっかく、ご所望のグラタンを作ってもらったのに、すぐに飽きた。そして、飽きる程ちょくちょく作る方がいけない。調子にのるな。だと酷い言いよう。マジでメンタルの強さを感じる。
「ガーデニングへのあこがれ」は本作で唯一のおじいちゃんおばあちゃん登場。一瞬だけ。しかも、印象悪いぞ。
「フェスタしずおか」はひたすら城みちるに失礼。そして、ここでもお父さんが優しい。しかし、普段は結構、ワガママを受け入れるがイベントの参加などに渋るのが昭和感あるよなぁと感じ。
「春の小川」はたまちゃんとの思い出。親友っていいよね。たまちゃんはアニメと一緒で誇張なしかな?
最後のあとがきで、自分の子供にさくらももこの正体を明かしてないエピソードは面白かった。ほくそ笑んでるんだろうなぁ。 -
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この巻はすこししんみりくる話が多いですね。
個人的には盲腸の朝が好きです。
特に糸コンと情熱的な痛みのくだりが。
ももこの髪型の、横っちょチョロリに時代を感じます。 -
Posted by ブクログ
大人にはわからない子どもの嘆きという感じ。
■簡単なメモ
一度だまされた人はそれで気が済んだかもしれないが、だまされていない者はだまされてみるまで気が済まないものである。(p.14)
しっかり者でお人好しという友人は本当に良いものである。(p.31)
どうにもならない親子がどうにかしようとして、こんなふうに並んで鏡に映っている。人生にはこういう無駄が非常に多い。(p.56)
人の心というものは、細かい刺激さえも求める貪欲な代物である。(p.97)
怒りさえしなければエネルギーも使わず、食料も減らず、太らず、いい事ずくめだということに、長年よく気づかずにいられるものだと感心する。(p.166) -
Posted by ブクログ
ちびまる子ちゃん、コジコジなどの漫画や、たいのおかしら、さるのこしかけなどのエッセイの作者でもあるさくらももこの短編漫画集。スナックメーカーのカルビーとのタイアップで、かっぱえびせんやサッポロポテトなどのスナックを随所に登場させた「ひとくち町」の日常を描いている。短編のためストーリーは軽めで、独特な世界観の説明もあまりされないので、そういうものだと思って読むしかない。さくらももこスタイルのナンセンス・シニカルな笑いや、それでもその中にある人情味をサクッと目の当たりにできて面白い。父ヒロシの書いた絵がちょっとだけ登場したり、登場人物を検討する様子についての短いコラムがあったりして、漫画家「さくらももこ」についても少しだけ垣間見える。
カルビーについての話は大して出てこないので、さくらももこファンなら読んでもいいと思うけど、カルビーファンが読んでも大した意味はなさそう。
とはいえこういう文化的マーケティングをやっているカルビー面白いな。 -
Posted by ブクログ
他の方のレビューが的を得すぎていて笑った一冊。わたしも絵が可愛くてジャケ買いしたちびまる子ちゃんファンの一人です。それに、ひとりずもうなど過去のエッセイがおもしろくて声に出して笑いながら読んでいたのもあり、期待値が大きすぎました。本書の文章は1話がいくらなんでも短すぎる!もともとそういう文章だったのか?編集でそうなってしまったのか??なんて勘ぐりながら読みました。絵はとてもかわいいです。
■大酒のみだったんですね。
今回は今まで読んだエッセイにないくらい飲酒の場面があります。こんなちょくちょく飲んでいたら体をこわしてしまうのも納得です。。日記だからありのままでいいのですが、イメージ的に知りたくなかった感じがしました。
■ドレミの部屋
すごい・・。自宅にカラオケルームをここまで凝って整備できる人ってなかなかいない。そして、そこを目指して人がいつも集まるってとても幸せだと思う。先生の人柄なんだろうな。
■あとがきが繊細
過去のエッセイの表紙も常人にはできないほどの繊細さなのですが、あとがきに書かれている日本を憂いている言葉の数々も繊細だなと思わされることばかりです。震災の映像で心のバランスを崩された方が多かったと聞きますが、先生もそのタイプで絵だけでなく心も繊細だったのでしょう。