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Posted by ブクログ
「こうして私の話はどんどんすすんでゆきます。あなたと一緒に。」
再読。さくらももこさんのエッセイは旅行中や移動中にちょこちょこと読み進めやすくて、カバンに常に1冊は入っている。
エッセイが面白いのは言うまでもなく。さくらももこさんは、例えば「腹痛で苦しんだ日」で1つの文をかけてしまうのだ。人の体験ってもしかしたらいつもこのようにドラマティックなのかもしれない。私がそれを見つけられていないだけで。描写する力がないだけで。
この本内の『さくらももこの手引き』が大好き。
私がさくらももこさんのエッセイを集め出したのはもう亡くなった後だったので、現実で会いにいきたいと思ったのは全てが終わった後だった。
でもさくらももこさんはいつだって私たちの所へ会いに来てくれるのだ。
こんにちは、と、いつものカバンを持って。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ、
「あのころ」「ももこの話」
そして最後に「まる子だった」を
やっと見つけて読めた〜!
表紙と挿し絵も可愛らしいし、巻末対談まであって
とっても良かった。
————
・授業参観で全然違う教科のノートを用意して
空想に耽るももちゃん。
母になんでアンタはいつも、うわの空なの!
と怒られるも「家出されては困るから、
怒られてもなるべく逆らわないようにしよう、
とボンヤリ思った。」
怒られないように、じゃないんかーい笑
・自分の部屋が欲しいももちゃん。
使われていなかった二段ベッドの上段を
あれこれ改造する。お姉ちゃんに見せびらかしたが
「あんた、このベッドもうじき取り壊されるんだよ。
私のピアノを置くんだってさ、お母さんが言ってた」
がーん。
でもこうした虚しい思い出も、
今となっては役に立つ、と言うのだ、たくましい。
・夏休みのラジオ体操に行きたくないももちゃん。
母に尻を叩かれ起こされる。
「尻なんて、ぶたれる場所として用意されている
体の部品だと思えば、ぶたれたって痛くもないだろう
などと尻の存在を軽んじていたが思いのほか痛かった」
怒られ慣れすぎている!笑
・とにかく休みたがり屋のももちゃん。
「幼稚園の頃から」らしい。幼稚園の頃なんて、
休むという考えすら出てこなかったなあ。
「漫画家は、毎日家で漫画描いてりゃ良いんだもん、
そんな暮らし、夢だよなー、という願望が
強かったために、こうして漫画家になれた。」
うーん、何が自分の未来にとって良いことかって、
分からないものだなあ。
・モモエちゃんのコンサートに、何かプレゼントを
渡したい!と意気込むももちゃん。
たまちゃんは冷静に「スターっていうのは
たくさんプレゼントを貰ったりするから
私達のような子供からのくだらない物をもらったって
仕方ないと思うよ。
最低でも、一万か二万円以上のものじゃなけりゃ‥」
と言い放つ。たまちゃんけっこう辛辣〜!
でも、あげるという行為が大事なんだ!と
プレゼントを渡したときのことが、
永遠に記憶に残るほど感激するももちゃん。
考えすぎると後悔することもあるよね、と思う。
・そして、クリスマスプレゼントを
あれこれ考えすぎたももちゃんは
なぜか「笑い袋」をリクエスト‥。
隣で、自動巻きの腕時計をもらうお姉ちゃんを見て
うらやましく思った事は言うまでもない。笑
やっぱり、ももちゃんはフィーリングで行動が吉かも。
———
自分はどちらかというと、
ももちゃんのお姉ちゃんタイプだったから
この自由奔放さと懲りなさ?に、いつも驚かされる。
でもとっても楽しそうで、良いなあと思う。
糸井重里さんとの対談内の「これでいいのだ」精神も
見習いたいと思った。余計なことを考えずに、
そのままで生きる、心が軽くなる良いお話だった。
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