あらすじ
まる子だったあのころをつづる爆笑エッセイ。大ヒット漫画『ちびまる子ちゃん』の作者が、子供時代を振り返る第2弾! ノストラダムスの大予言、モモエちゃんのコンサートetc. …爆笑と郷愁がこみあげる傑作エッセイ! (対談・糸井重里)
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うわの空についてこんなにも語れるのか、と思い知らされました。
日常の中で気に留めないと流れ去ってしまう一瞬よぎる考えみたいなものを言語化する能力がすごく高い!
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「こうして私の話はどんどんすすんでゆきます。あなたと一緒に。」
再読。さくらももこさんのエッセイは旅行中や移動中にちょこちょこと読み進めやすくて、カバンに常に1冊は入っている。
エッセイが面白いのは言うまでもなく。さくらももこさんは、例えば「腹痛で苦しんだ日」で1つの文をかけてしまうのだ。人の体験ってもしかしたらいつもこのようにドラマティックなのかもしれない。私がそれを見つけられていないだけで。描写する力がないだけで。
この本内の『さくらももこの手引き』が大好き。
私がさくらももこさんのエッセイを集め出したのはもう亡くなった後だったので、現実で会いにいきたいと思ったのは全てが終わった後だった。
でもさくらももこさんはいつだって私たちの所へ会いに来てくれるのだ。
こんにちは、と、いつものカバンを持って。
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本棚登録忘れていた本です(笑)安定のさくらももこです。幼少期のさくらももこは無邪気で可愛くてちょっとだけずる賢い(笑)共感できることばかりで面白い。爆笑できるシーンや姉妹の話は特に私も2人姉妹なので共感できることが沢山ありました。相変わらずさくらももこワールド全開の面白すぎるエッセイでした、まずは「あのころ」から読むことがおすすめです!
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さくらももこさんの幼少期
始まりの章からももこワールド全開
ちびまる子ちゃんの映像が浮かぶようだった。
どこかませているような、でもやはり子供らしい幼少期のエッセイ。
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読み始めたら止まらない
さくらももこさんの小学生時代、さくらさんのボケまくりに対して、ちびまる子ちゃんのナレーションがツッコミをするのが聞こえてくる
半日くらいで完読
恋愛について、親の離婚の話とか面白かった
人生漫才みたいで、ほんとうに憧れる
糸井重里さんとの対談ページも納得感
たくさんの名言がでてきたよ、読み返したら面白そう
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さくらももこさんの短編集が本当に大好き!
まる子だったでは「七夕祭り」の話が大好きで、短編集の全話でも一番好き。
子供の頃の幸せが詰まっていて、小学生の頃は同情の気持ちで、今では懐かしい気持ちでずっと大好き。
最後の幸せとはこういうことなんじゃないか、っていうのが凄く心に沁みた。
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休みたがり屋だったり、腹痛だったり、みんなが一度は経験したことのあるような出来事で、しみじみとした気持ちになれる。
当の本人にとっては、大変なことではあるけれど、思い返してみれば面白いの一言に尽きるんだよなぁ。
その塩梅がさくらももこの腕の見せ所なような気がして、好きなんだよなぁ。
巻末に関して、「これでいいのだ」と思って生きること、それってすごく大事だけど、難しいことのような気がする。
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著者の小学生時代のエピソードを面白おかしく綴ったエッセイ。
ひとつひとつの表現に多少の毒が盛り込まれているのが魅力であるし、クスっと笑かしてくれる源のように感じる。
おすすめエピソードは「ラジオ体操」。
夏休みの早朝にラジオ体操にどうしてもいきたくないまる子とそれにイラつく母との攻防。
本文を読んでいるとその情景がはっきりと描ける。そんな著者の表現にただただ脱帽である。
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『なんとなくさくらももこさんのエッセイが読みたくなり、通勤バスの帰りに読んだ。
開放感に満ちた時間にたまにウトウトしながら。
ふとさくらももこさんはもういないんだと寂しくなったりもしたけど、作品は永遠に残るんだなぁと思った。
「モモエちゃんのコンサート」では、観たいだろうと家族がチケット代を出してくれたり
「家庭内クリスマス」では普段と変わらない流れになる家族の団らんをどうにか特別なものにしようとするももこさんを家族が温かく接している。まるで日曜日の夜6時だと思いながら読んだ。
巻末の糸井重里さんとの対談もよかった。
「これでいいのだ」って改めていい言葉だね。
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まる子が小学生だった頃のおはなし。
お気に入りのエピソードは腹痛の恐怖。
学校でウンチできないのめっちゃ共感して笑いました。子どもながらに毎日色んなことと戦っているのです笑。 ほんと周りには分からないけど一大事なことってあるある。
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「面白さ」で言ったら他の作品の方が好きかな
アニメで見ていた「まる子が大好きな山口百恵」を見に行くところなんかは実際に脳裏に思い浮かぶ素晴らしさでした。
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2025年19冊目「まる子だった」
小さい頃から大好きだった『ちびまる子ちゃん』。彼女の頭の中をのぞいているような、ワクワクが詰まったエッセイでした。
これまでエッセイはあまり読んでこなかったけれど、「こんなに面白いんだ!」と新しい発見。さくらももこさんの他の作品も読んでみたくなりました。
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2025/5/5 再読。
『あのころ』『まる子だった』『ももこの話』のなかで一番表紙が好き!フェルトのまるちゃん可愛い。
内容は引き続き平和で面白い。次は『ももこの話』読む。
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所々の、挿絵がかわいい!
ちょうど、マンガ原作持っている巻のお話がイラスト→文章になっていた。
教会に通うの衣装、前後ろに着るところ好き。
お父さん、お母さんの喧嘩の話もアニメでも印象に残っている。
ほんとによく子供の頃のことたくさん覚えてるなぁ。
表紙のフェルトもさくらももこさんが作成したんだ!装丁も手掛けるって凄いな。
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さくらももこさんが小学生だった時の話。やっぱりさくらさんのエッセイはおもしろい!
「ラジオ体操」は私もよく小学生のころにやったな〜と懐かしくなった。夏のまだ涼しい時間に無言で体操するのはなかなかシュールな絵面だと思うし、これで健康になっているのかといえばそうでもない気がするが、どこの子供もそう思っているのだなと思った。
「腹痛の恐怖」は、家のトイレが1番安心するのは共感した。学校のトイレというのはなぜあんなに居心地が悪くて、家のトイレは何分でもいられるんだろう。
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まるこのはなし!
授業中にいつも上の空のまるちゃんの頭の中がもしも犬が帰ることになったら〜という空想で大変盛り上がっていたとか解説されてて面白いと同時に自分の小学生だった時と全く同じで嬉しくなった
それをこんなに面白い文章で書けるさくらももこすごい
だいたいみんななんとなく共感できるような内容を面白おかしく漫画にしたりエッセイにしたりしてて本当にすごい
表紙のまるちゃんはさくらももこが自らユザワヤにいってフェルトを買ったりボタン屋さんに行ったりして作ったらしい、かわいい
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やっぱり、もものかんづめが天才的におもしろかったのだと思う。自分の感性が落ちているのかもしれないし、時代が違うから気になるのかもしれないが、さくらももこのエッセイに爆笑を求めていたのでちょっと残念だった。
ラジオ体操の章の、小学生の時の夏のにおいが思い出される様子はとても懐かしく感じた。
山口百恵がコンサートしにきた章は、こどもの時のまるちゃんをみていた時のことを思い出した。ひとりひとりプレゼント渡せるなんていい時代だなあと思う。リンダとももえちゃんと言えば、ちびまる子ちゃんだよね。
糸井重里さんが最近気になる。
『自分がやっている行動の中に、そのときはおもしろくないのに後で思い出として語るために無理をしている時がある。』
私の人生それしかないかもしれないと思った。
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さくらももの「まる子」だった頃のエッセイ。
自分もまる子だった時代のことを思い出して懐かしくもなれるし、どうでもよい日常や当時の感性も愛おしく思えます。どんなエピソードも、ポップさを欠かさない語り口調が超ラクに読めて有難いです。最後の対談もすてき。
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まる子の論理は大人の論理となかなか一致しないのだがまる子のほうが正しいような気がしてくる。
ぱなし人生…ええ言葉ですなあ。
ぼくらの方では七夕祭りなんてまったく記憶がないなあ。お盆にはあったけど。
巻末の糸井重里さんとの対談で《愉快な、「これでいいのだ」作家。いいじゃないですか。》
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飽きないなぁと思いつつさくらももこのエッセイを読み続ける日々。
あえて言うなら読む順番と刊行順番がめちゃくちゃなことか。
今回は休みたがり屋と誕生日パーティーを開くが印象に残った。
小さい子どもでも悪知恵を働かせて休もうとしたり色々と考えるんだなぁと改めて実感した。
誕生日はおめでとうと一言言われるだけで非常に嬉しく思う。本当に一言それだけで気持ちが動くと言う実感をする日かもしれない。
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題名の通り、まる子だった小学生の頃の話。
腹痛の話はちびまる子ちゃんの漫画にもあって、小学生の時この話を読んでなんだかとても共感したのを思い出した。
他にも漫画にあったエピソードがいくつかあって、また漫画も読み返したくなった。
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腹痛の回はアニメでもよく覚えている。。
文章だとまた違った印象。
何やらよくお祈りするとは思っていたけれど、教会に通っていたとは知らなかった。
ラジオ体操や文通、ノストラダムスなど懐かしい話題。
夏祭り、行きつけのお店で夜ご飯とか、恒例行事羨ましい。
東海沖大地震の話、自然や地球との関係性についての文章が面白い。
『人々のこととか…子供たちのこととか、地震はまったく考えてくれない。大切なものがあろうとなかろうと…突然ドシンと来てぶっ壊すだけだ。それでもみんな、その地面の上で生きてゆかなければならない。…わたしたちはそこに住まわせてもらっているだけだ。
…もし、地球が…願いをきいてくれるのなら、あとは人間が地球を壊さないように絶対に気をつけなくてはならない。…だって、人間は地球を何回も壊せるほど兵器をいっぱい持っているのだ。こんなことでは地球も不安で仕方ないだろう。』