さくらももこのレビュー一覧

  • もものかんづめ

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    さくらももこさんのエッセイ初期三部作、その一作目が本書であると聞き、「では入口としてここが無難であろう」と、慎重かつやや打算的に読み始めた。読み終えての感想は、「なるほど、こういう調子なのか」であった。
    『ちびまるこちゃん』の、あの平和でほんわかした世界を想像していると、思いのほか面食らう。文章は軽やかだが舌は鋭く、観察眼は容赦がない。毒舌とユーモアが自然に同居しており、笑ってよいのか一瞬ためらいながらも、結局笑ってしまう。
    中でも忘れがたいのが「週刊誌のオナラ」である。あることないこと書き立てる週刊誌に対し、「女性器を丁寧に言ったような雑誌名のくせに」と反撃するくだりは、現代であれば即座に火

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    2025年10月18日
  • さるのこしかけ

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    朝井リョウさんをはじめ、近頃の作家のエッセイを読んでいると、しばしば「さくらももこに影響を受けた」という一文に行き当たる。そう何度も出てくると、さすがに気になってきて、本書を手に取った。
    エッセイ集なので話題は多岐にわたるが、特に印象に残ったのはインド旅行の話だった。インドに行ったにもかかわらず、人生観が激変した様子が一切ない。悟った風でもなければ、無理に格好をつけるでもなく、終始「日本人のまま」戸惑い、ツッコミを入れている。その自然体ぶりが実に心地よく、行ったこともないのに、なぜか現地の空気が想像できてしまうのが不思議で、思わず笑ってしまった。
    もう一つ、別の意味で衝撃だったのが「飲尿をして

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    2025年10月18日
  • あのころ

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    2025.10.13

    いろいろ読みたい本は溜まっているが、新しい物語よりもサクッと読めるものが気分だなとさくらももこ氏の昔読んだことがあるであろうエッセイを選んだ。
    なんとなーく覚えてはいるようないないような。
    だいたい小学生くらいの時のことを書いてると思うけどよくこんなに自分の気持ちや家族のことを事細かに覚えてるな、すごいなと思う。
    子供は世間知らずだからいつもなんとなく将来というか未来が不安だった「あのころ」は自分の子供の頃にもあったので、子供より大人の方が楽しいなーと思う日々です。

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    2025年10月13日
  • たいのおかしら

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    前作のさるのこしかけはそのタイトルになった理由が記載されており、今作の由来はどこから来たのかなと思いながら読み進めたが残念ながらそれらしきものは見つからず。1人ずっこけそうになりながらも変わらない作者の世界観に安心しながら読み終えることができた。

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    2025年09月20日
  • さくら日和

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    はじめて読んださくらももこエッセイ。
    にやにや笑いながら読み終えた。

    おめでとう新福さん、深まる息子の(母親がさくらももこかもしれない)疑惑、さくらももこ先生の飽くなき健康への研究、大暴れする息子をどうにか諌めるために大騒ぎするさくら家(母&父ヒロシ)が特に最高。

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    2025年09月18日
  • おんぶにだっこ

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    さくらももこの2〜4歳くらいの頃についてのエッセイ。
    さくら節が面白かったけど、そんなにちゃんと覚えているものなの?と思わなくはない。
    「ヘビの思い出」が共感できて自分が子どもの頃のことを思い出した。
    「お嫁に行った育ちゃん」は少し切なくて涙が出た。

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    2025年09月17日
  • ももこのまんねん日記

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    集英社文庫のエッセイシリーズをすべて読もうとしているので、過去の傑作にくらべると「読みやすい」以外の感想はないのだけれども、この「読みやすい」ってのが特徴でもあって好きなんだよな。

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    2025年09月16日
  • まる子だった

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    やっぱり、もものかんづめが天才的におもしろかったのだと思う。自分の感性が落ちているのかもしれないし、時代が違うから気になるのかもしれないが、さくらももこのエッセイに爆笑を求めていたのでちょっと残念だった。

    ラジオ体操の章の、小学生の時の夏のにおいが思い出される様子はとても懐かしく感じた。

    山口百恵がコンサートしにきた章は、こどもの時のまるちゃんをみていた時のことを思い出した。ひとりひとりプレゼント渡せるなんていい時代だなあと思う。リンダとももえちゃんと言えば、ちびまる子ちゃんだよね。


    糸井重里さんが最近気になる。
    『自分がやっている行動の中に、そのときはおもしろくないのに後で思い出とし

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    2025年09月05日
  • おんぶにだっこ

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    悲しくなったり切なくなったり、悪夢みたいなじんわり嫌〜な気持ちになったり、、
    そんなお話が多かった。
    ゲラゲラ笑えるさくらももこさんのエッセイをイメージしていた私は、ちょっとギャップを感じてしまった。
    そんな雰囲気が苦手なのもあり、星⭐︎⭐︎かな、とも思ってたけど、あとがきが素敵だった
    この本の1番はあとがきにあった
    大人になるって素敵なことだって思えた。

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    2025年09月03日
  • 焼きそばうえだ

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    小学生男子レベルのくだらない話をする「男子の会」を勝手に作った。
    「うえだ」は人の名前で、TBS社員の「植田」さんも男子の会に選ばれた一人。
    その他、資生堂社員の長尾さん、小学館社員の江上さんと山崎君、計4名の男子とさくらももこが「男子の会」のメンバー。
    植田さんが男子の会を欠席した時に、話題は植田さんの今後の人生を考えることになる。
    そして、植田さんはバリで焼きそば屋を開店することが決まる。

    普通は、冗談話で盛り上がって終わりだが、焼きそば屋を開店するための役割分担まで決めて実行に移す。
    焼きそばを焼く鉄板や、盛り付けるお皿の購入、店の場所探しや看板作りなどやることは多い。
    バリに何度も行

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    2025年08月29日
  • おんぶにだっこ

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    3歳から6歳くらいの時の出来事を書いている。
    ももこさんは小さい頃の事をよく覚えていると言っている。
    しかし詳しすぎるので随分盛ってるか、あとから作り上げた物語を本当のことだと錯覚しているのだろう。

    自分自身も子供の頃は同じような感じで毎日を過ごしていたから、懐かしい気持ちが湧いてくる。。

    この本は、辛かったり、悲しかったり、後悔したりと、ネガティブな話題が集められている。

    ももこが友達の家に遊びに行き、プラスチック製のビーズ玉を5つ盗んだことを酷く後悔する話があった。
    自分も子どもの時に初めてドロボーした時のことを久しぶりに思い出した。(みんなドロボーしたことはあるのかな?)
    お母さん

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    2025年08月17日
  • おんぶにだっこ

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    幼年期のまる子は色々な事に喜び、驚き、また悩んだり傷ついたり。アニメのように単純なお気楽な子どもではなかったようで、これまでの本とはちょっと違う。

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    2025年08月14日
  • 焼きそばうえだ

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    ちょこちょこ否定的な感想もみるけど、ここまで追ってきた身としては「仲のいい友人と全力で遊んでる」みたいな感想だったけれども、やっぱり「子供時代」の卑屈な感じとか小馬鹿にする感じは手放しで まる子wwみたいに笑えても「大人」になってからだと色々と邪推されるんだろうか?

    私はそもそも「さくらももこの過去の話」が好きだったので、今回はあまり刺さらずだったかな。

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    2025年08月11日
  • ももこのまんねん日記

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    大したことない、どうでもいいような事をサラッと書いてる日記小説。お気軽に読めるところがいい。たまに、ホロっとくる日記も有り、それも良し。

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    2025年07月23日
  • さくら日和

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    最近さくらももこが描く絵がかわいいと改めて思い、もものかんづめが発売されて読んだ以来、久々にさくらももこのエッセイを読んだ。
    表紙がやっぱりすごくかわいい。
    内容もさくらももこワールド全開で面白かったけれども、こんなに健康に気をつけてたのに、もう亡くなってしまったんだなぁとも思い切なく悲しい気持ちにもなった。

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    2025年07月17日
  • さるのこしかけ

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    ニヤニヤ笑いが止まらなくなるので、公共交通機関で読むのは危険な本、笑 辛かった経験すらネタにして笑い飛ばせてしまうところが好きだなー。生きてると色々あるもんね、って思える。どこを読んでもまるちゃんの顔が浮かんできて、もはやDNAに刻み込まれてる感があった!

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    2025年07月14日
  • 焼きそばうえだ

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    面白かった、結構登場人物が好きなように言われているけれども、それを許している辺り、心が広いなと思った

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    2025年07月01日
  • ちびまる子ちゃん 10

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    ちびまる子ちゃん10巻。
    あの火事の話が収録されてます。うまいバランス具合だな、と思いますね。自分の家が燃えて無くなってしまう、という残酷な話なのに、コメディとして成立しているというのは。
    翌日の空気読めない丸尾くんの励ます会とか、学校の気持ち悪さが出てますね。良いこと、であれば強行してもよい、みたいな空気感。あれ、気持ち悪いですよね。

    たまちゃんと喧嘩したろ、お風呂でカラオケ、紙芝居で散財、父と野球、肝試し、盆栽。
    友人を庇って嘘つきになってしまったとくちゃんの話は、こうであってほしいという理想が詰められた話かな、と思いましたね。大野くんと杉山くん、という二人の番長がいてこそ自浄作用がるの

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    2025年06月03日
  • ちびまる子ちゃん 9

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    ちびまる子ちゃん9巻。
    英会話、長谷川健太、ゴキブリ、お月見、姉より佐々木の爺さん、神より団子、へそくりと、ほのぼの劇場。

    9巻は長谷川健太回でしょう。本人は、同じ学校にいたということを把握してはいなくて、この回の後に意識したとかなんとか言っていたような。まあ、同じ清水だし同年代ということで、繋がりありそうとは思ってたのですが、小学校も同じとはね。繋がりって、面白いものです。
    長谷川健太の活躍は漫画の通り。今では監督としてJリーグで活躍しています。2025の名古屋は5月現在苦戦中ですが、ここから巻き返してくるのかなぁ、と思っています。監督業の中で、キャリアスタートした清水でだけタイトル取れて

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    2025年05月25日
  • ちびまる子ちゃん 8

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    ちびまる子ちゃん8巻。

    はまじと噂になる。ノストラダムスの大予言。ゆうかい。花輪くんのおウチ。不幸の手紙。静岡といえばお茶。

    小学生男子特有の男女を冷やかすノリが恥ずかしく痛い。覚えがあるからでしょう、ズバリそうでしょう。ここで一緒になって冷やかす丸尾クンに、子供らしいところあるなと安心すると同時に、それじゃあ人望はついてこないよ、と老婆心。
    この後の回で、花輪くんの母親と自分の母親比べて、容姿の差を嘆くところも彼の器が知れますね。まあ、小3だから他人より優れていたいが最優先されるのも納得はするのですが。チグハグさは子供なので許せる部分だと思います。
    ここでもキザで紳士な花輪くんは流石です

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    2025年05月17日