さくらももこのレビュー一覧
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さくらももこさんのエッセイ初期三部作、その一作目が本書であると聞き、「では入口としてここが無難であろう」と、慎重かつやや打算的に読み始めた。読み終えての感想は、「なるほど、こういう調子なのか」であった。
『ちびまるこちゃん』の、あの平和でほんわかした世界を想像していると、思いのほか面食らう。文章は軽やかだが舌は鋭く、観察眼は容赦がない。毒舌とユーモアが自然に同居しており、笑ってよいのか一瞬ためらいながらも、結局笑ってしまう。
中でも忘れがたいのが「週刊誌のオナラ」である。あることないこと書き立てる週刊誌に対し、「女性器を丁寧に言ったような雑誌名のくせに」と反撃するくだりは、現代であれば即座に火 -
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朝井リョウさんをはじめ、近頃の作家のエッセイを読んでいると、しばしば「さくらももこに影響を受けた」という一文に行き当たる。そう何度も出てくると、さすがに気になってきて、本書を手に取った。
エッセイ集なので話題は多岐にわたるが、特に印象に残ったのはインド旅行の話だった。インドに行ったにもかかわらず、人生観が激変した様子が一切ない。悟った風でもなければ、無理に格好をつけるでもなく、終始「日本人のまま」戸惑い、ツッコミを入れている。その自然体ぶりが実に心地よく、行ったこともないのに、なぜか現地の空気が想像できてしまうのが不思議で、思わず笑ってしまった。
もう一つ、別の意味で衝撃だったのが「飲尿をして -
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やっぱり、もものかんづめが天才的におもしろかったのだと思う。自分の感性が落ちているのかもしれないし、時代が違うから気になるのかもしれないが、さくらももこのエッセイに爆笑を求めていたのでちょっと残念だった。
ラジオ体操の章の、小学生の時の夏のにおいが思い出される様子はとても懐かしく感じた。
山口百恵がコンサートしにきた章は、こどもの時のまるちゃんをみていた時のことを思い出した。ひとりひとりプレゼント渡せるなんていい時代だなあと思う。リンダとももえちゃんと言えば、ちびまる子ちゃんだよね。
糸井重里さんが最近気になる。
『自分がやっている行動の中に、そのときはおもしろくないのに後で思い出とし -
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小学生男子レベルのくだらない話をする「男子の会」を勝手に作った。
「うえだ」は人の名前で、TBS社員の「植田」さんも男子の会に選ばれた一人。
その他、資生堂社員の長尾さん、小学館社員の江上さんと山崎君、計4名の男子とさくらももこが「男子の会」のメンバー。
植田さんが男子の会を欠席した時に、話題は植田さんの今後の人生を考えることになる。
そして、植田さんはバリで焼きそば屋を開店することが決まる。
普通は、冗談話で盛り上がって終わりだが、焼きそば屋を開店するための役割分担まで決めて実行に移す。
焼きそばを焼く鉄板や、盛り付けるお皿の購入、店の場所探しや看板作りなどやることは多い。
バリに何度も行 -
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3歳から6歳くらいの時の出来事を書いている。
ももこさんは小さい頃の事をよく覚えていると言っている。
しかし詳しすぎるので随分盛ってるか、あとから作り上げた物語を本当のことだと錯覚しているのだろう。
自分自身も子供の頃は同じような感じで毎日を過ごしていたから、懐かしい気持ちが湧いてくる。。
この本は、辛かったり、悲しかったり、後悔したりと、ネガティブな話題が集められている。
ももこが友達の家に遊びに行き、プラスチック製のビーズ玉を5つ盗んだことを酷く後悔する話があった。
自分も子どもの時に初めてドロボーした時のことを久しぶりに思い出した。(みんなドロボーしたことはあるのかな?)
お母さん -
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ちびまる子ちゃん10巻。
あの火事の話が収録されてます。うまいバランス具合だな、と思いますね。自分の家が燃えて無くなってしまう、という残酷な話なのに、コメディとして成立しているというのは。
翌日の空気読めない丸尾くんの励ます会とか、学校の気持ち悪さが出てますね。良いこと、であれば強行してもよい、みたいな空気感。あれ、気持ち悪いですよね。
たまちゃんと喧嘩したろ、お風呂でカラオケ、紙芝居で散財、父と野球、肝試し、盆栽。
友人を庇って嘘つきになってしまったとくちゃんの話は、こうであってほしいという理想が詰められた話かな、と思いましたね。大野くんと杉山くん、という二人の番長がいてこそ自浄作用がるの -
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ちびまる子ちゃん9巻。
英会話、長谷川健太、ゴキブリ、お月見、姉より佐々木の爺さん、神より団子、へそくりと、ほのぼの劇場。
9巻は長谷川健太回でしょう。本人は、同じ学校にいたということを把握してはいなくて、この回の後に意識したとかなんとか言っていたような。まあ、同じ清水だし同年代ということで、繋がりありそうとは思ってたのですが、小学校も同じとはね。繋がりって、面白いものです。
長谷川健太の活躍は漫画の通り。今では監督としてJリーグで活躍しています。2025の名古屋は5月現在苦戦中ですが、ここから巻き返してくるのかなぁ、と思っています。監督業の中で、キャリアスタートした清水でだけタイトル取れて -
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ちびまる子ちゃん8巻。
はまじと噂になる。ノストラダムスの大予言。ゆうかい。花輪くんのおウチ。不幸の手紙。静岡といえばお茶。
小学生男子特有の男女を冷やかすノリが恥ずかしく痛い。覚えがあるからでしょう、ズバリそうでしょう。ここで一緒になって冷やかす丸尾クンに、子供らしいところあるなと安心すると同時に、それじゃあ人望はついてこないよ、と老婆心。
この後の回で、花輪くんの母親と自分の母親比べて、容姿の差を嘆くところも彼の器が知れますね。まあ、小3だから他人より優れていたいが最優先されるのも納得はするのですが。チグハグさは子供なので許せる部分だと思います。
ここでもキザで紳士な花輪くんは流石です