さくらももこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
エッセイに、凄みのある人柄が滲んでいる。
さくらももこさんは、朗らかで優しく、
笑った声が温かい陽向のような人に違いない。
『もものかんづめ』。なんてかわいいタイトルだろう。
と思ってましたが、なんかところどころ
大木のようなツワモノである
怒りは怒りのままに、自分は自分のままにと
思わず笑ってしまうエピソードにも
意志の強さがでていました。
自分なら折れてしまうところで
折れない。
いまさらさくらももこさんの、
凄さを誰に話せばいいのか
よくわかりませんが、
「意外だねぇ」
と言ってくれそうな人がいないか
試しに職場で話してみます。
他の作品も読んでみます。
#家族への容赦ない
-
Posted by ブクログ
この本を読んでいるとクスッと笑うことが多く、さらには幼い頃の自分と似ていると感じた。
p146ページのお花見で何の芸もない男が突然セミになりますと叫びながら、ミーンというシーンはその状況を想像するとあまりにも地獄空間すぎてクスッと笑ってしまった。
また、ももこが入院食でレトルトのご飯を食べておりお姉ちゃんに【美味しくないでしょ】と言われた時に【美味しいよ】と強がって答えたシーンは上がいる兄弟なら深く共感したシーンだと感じた。
そのような笑ってしまうようなシーンだけではなく考えさせられるシーンも多々あった。例えば、ももこは祖父のことが嫌いだったので、漫画上の祖父は自分の理想の祖父像で漫画上 -
Posted by ブクログ
ネタバレさくらももこさんの『もものかんづめ』。子供の頃に読んだきりだったが、やはり人間の記憶というのは乏しいもので、ほとんどの内容を覚えていなかった。
しかし(不謹慎に思う人もいるだろうが)、さくらももこの家庭の事情をしっかりと自分に降ろして読む『メルヘン翁』はやはり面白い。これだけを目的に読むだけでも価値はある。結婚の話も好き。
あとは、土屋賢二さんとの対談も読み応えがあった。さくらももこさんは、子供の頃から物事や周囲の人に対する捉え方が逸脱しているというか…。
他人と比較して生きづらさを抱えている人の心を、そっとほぐしてくれる。
そして、「原点にさくらももこさんのエッセイ作品がある」と公言している -