さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まるちゃんそのものやなあと思いました。実際そのものなわけなんやけど。
最初の「お兄ちゃんのスカウト」は今読むとつらいものがあります。お兄ちゃんはまだいてくれてはるのでしょうか?
■簡単な単語集
【姉】独身。お金がないらしい。
【甘栗】ももこさんは甘栗好き。台湾の甘栗はショックを受けるほどおいしかったらしい。
【お兄ちゃん】賀来千香子さんの兄。セゾングループで働いていたがさくらプロダクションにスカウトし成功した。
【賀来千香子】友人らしい。
【くいしんぼう同盟】新潮社の木村さん、装幀の祖父江さん、さくらさんとこのスタッフの上野さん。
【健康】ももこさんの健康研究熱はさらに盛んだ。どこまで本気 -
Posted by ブクログ
お気に入りポイントを一言でいうと…
さくらももこと愉快な仲間の悪ノリの極み。
「バリで焼きそば屋さんをやったら幸せ」という会話から本当に焼きそば屋さんを作る。
さくらももこのエッセイを読んできたが、この大学祭ノリを大人になってもやるエネルギッシュさがわくわくした。
なぜこの本を手にしたか考えてみると、自分も同じノリでその日を過ごしていたからだと思う。その日何があったかを簡単に書くと…
彫刻家の友達と共通の友達の結婚祝いとして、絵本を作ることになり、取材旅行をしていた。
取材旅行が終わり、次の用事が終わるまで本屋で暇つぶしでもしようかと考えていたところこの本を手に取った。
さくらももこが、 -
Posted by ブクログ
さくらももこさんが、バリで出会った友人、長尾さんとともに、他の気の合いそうな人を巻き込んで結成した"男子会"の話を面白おかしく書いたエッセイ。
メンバーの一人、植田くんにバリで焼きそば屋をやらせればいいとの冗談からスタートし、本当に男子会メンバー+長尾さんの奥さんが現地に行って、場所の交渉をしたりスタッフに作り方を教えたり、さらにはバリでのテロで日本人は渡航禁止区域になったりと、色々な苦労を乗り越えて、ついにオープンする。
大の大人が下らない冗談を1年かけて実現するパワーもスゴいが、そういうことを一緒にできる仲間がいることを羨ましく思った。