さくらももこのレビュー一覧
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日記の本が好きなので、さくらももこさんらしさを感じつつ、オールカラーのイラストにもわくわくした。
肩に力が入ってない文章のなかに、時々、平和を願う気持ちとか誰かの被害に思いを寄せたりだとか。世の中の緊張感をひしひしと感じて、心配したり憂いたりしながらも、自分の日常を淡々と面白がって過ごしていく感じが、いいなぁと思う。
それでもやっぱり、描けなくなるような時期があったことも書かれていた。
紹介文にも入っている、年が変わったところの日記で、「新しくチャレンジしてみたいことは特にないですねぇ、「いつもの暮らしが今年も無事にできればいいかなぁ」のところがとっても好きでした。
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Posted by ブクログ
ちびまるこちゃんの作者のエッセイ。作者の体験したことなどが面白おかしく語られる。
存在は知っていたが、読んだことがなかったので。
内容は昭和のギャグのため、令和の今となっては恐らく許されないような内容も含まれる。
特に祖父の葬式の話は恐らく現代で世に出ていたら確実に炎上しているだろう。
ちびまるこちゃんも1巻とそれ以降で結構作風が違ったと思うのだが、1巻のキレのまま、子供向け漫画の制限をなくして書かれたような作品の印象を受けた。
おおむねギャグの内容ではあるのだが、作者の考え方などが語られる最終章のその後の話は色々と考えさせられた。
あのノリで文章を書く人が、当時20代でこんな達観した考え -
Posted by ブクログ
小3なのにすでに”自分”が定まりまくっていて、すごすぎる。
私がまる子と同じ小3くらいのときには、お母さんや先生に自分のことを否定されたら、なんか違うとモヤモヤしても、それを言語化できなかったし、自分の軸は定まらず、常に周りの大人たちに影響を受けまくっていた。なのにまる子はお母さんに怒られようとも、まだ9歳やそこらなのに「とはいっても、私は〇〇なんだから仕方がない」と完全に割り切ってしまうのだ。カッコ良い。
こうなると、さくらももこさん自身の子育てがどんな感じか気になる。今度読む予定の「さくらえび」で息子さんとの話が出てくるみたいなので楽しみ。 -
Posted by ブクログ
自分が生まれる前に出版されたエッセイって読むことないな、どんな感じがするんだろう、と思ったけど、ライターのブログを見ているような感覚で共感しながらスイスイ読める。さくらももこが今いたらnoteで殿堂入り記事を連発してるだろうな。
庶民的な生活と時々出てくるVIPな人たち、昭和の熱や親近感の沸くやらかし話のギャップがおもしろい。
序盤の
痔、ポールマッカートニー、遠藤周作、インド旅行計画などが好きだった。
いさお君がいた日々は、キュンとなった。
飲尿の話はびっくり、そんな民間療法が流行ってたなんて。
特に必要のないものを愛でたり、トホホな出来事をおもしろく語れる、おもしろいことの吸収もアウ -
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インドでの写真から始まる。
面白いだけではない。文章構成が最高だ。
〝さるのこしかけ〟の題材は、旦那さんからさるみたい、色気がないと言われたエピソードからついた様子。
痔の疑いがある尻
痔の痛さの比喩がもうさくらももこの世界観だ。壇ノ浦の戦いや農民の一揆、第一次世界大戦
さくらももこさんのエッセイに学ぶ、
水虫はお茶っ葉、痔はドクダミの葉
遠藤周作先生
の作品を読んでみたいと思った。
ちびまる子ちゃんにいそうな人柄だなぁ。とこのエッセイ読んでて思った。
台風台湾
この話はラジオでもしてたなぁ。
インド旅行計画、インド駆けめぐり記
面白い旅エッセイだった。
ガイドの大麻 豊(おおあ -
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私にとって、初めて読むさくらももこさんの自伝エッセイ。
アニメのイメージしかなかったから、驚いた。それも、こんな繊細な心情、それもどちらかというとマイナスの。歯痒さ悔しさ、自分に対する劣等感や不甲斐なさ。
ほんと、なかなか言葉にできない気持ちを言語化するのがとても上手い。
私の子どもの時に同じようなことがあった。子どもの時にはうまく言葉に言い表せない気持ちを、本にして表現されてるので、子どもの私が救われたような、「あなただけじゃない」と言ってくれてるような、そんな気持ち。
あたたかい気持ちにさせてくれる、というよりは、さくらももこさんの人生の一部分を勝手にのぞき見させてもらっている気分。 -
Posted by ブクログ
ネタバレさくらももこさんのエッセイ。初読み。
子供の頃、日曜6時に必ずちびまる子ちゃん見ていました。だからか?エッセイも脳内で勝手にアニメの声で再生される。お得な気分。
初っ端の痔の話で爆笑しました。エッセイもこんなに面白いの?書き方も上手いわ〜。凄い!
30年以上前に書かれた物なので時代を感じる描写もある。夫を主人呼びしている所とか、遠藤周作先生の所とか。一番読んでいて辛かったのは、お見合い騒動。お姉ちゃんが無理矢理お見合いさせられる話なのだが、とにかくお姉ちゃんが可哀想で読むのが辛かった。当時は多分笑い話として掲載されたのだろう。時代の流れを凄く感じました。
とはいえ面白い話の方が多くて楽