さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.02.27
実家に置いてあり、小さい頃から何度も何度も読んだ。朝井リョウさんのエッセイを読んだことをきっかけに(朝井リョウさんもエッセイ内でさくらももこのエッセイが好きだと言っていた)久しぶりに読みたい、、!と手に取った。
10年以上ぶりに読んだのに、読んだことあるのに、ところどころクスッと笑える。さすがだなあと思う。
畳のある部屋で夢中になって読んだ自分自身の「あのころ」も思い出されて、なんとも懐かしい想いに包まれて読み終えた。
自分の幼少期の思い出も相まって本作が好きなのもあるんだろうなとしみじみ感じる。
つぎは「さるのこしかけ」を読むつもりだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとてつもなく面白かった…。
日常をこれほど面白く書けるなんて、どんな風に世界を見て生きていれば可能なんだ?と思った。
さくらさんの家族は、「ちびまる子ちゃん」でも描かれているように、とても個性的だ。
でも、漫画になっていない、有名でないそこら中にいる人たちだって、みんな個性はあるはず。
人が生きる日常の中には様々なドラマがあって、普段はそれを見落としているというか、視界には入っているけど意識できていない、という感じがした。
こんな言葉があった。
> **こうしてみると、私の人生ムダだらけだと思っていたが、ムダな事こそネタに使えて大切なものだと、恥かしながら我が人生に光明あり、 -
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もうほんとおもしろい。この頃の味のある絵が大好きだった。関節無視した、でもちゃんと全身を描いていて。最新になるにつれミニサイズ化しただの可愛い絵柄になっちゃったのが残念。ももこのほのぼの劇場も大好きだった。ももこの冷静に大人を観察してるのがうなる。この頃の辛辣な感じが大好きだったなあ。
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Posted by ブクログ
柔らかくて優しい文体に、あまりの素直さまっすぐさ(たまに短絡的すぎてクスッとしながら)に、癒しと勇気を貰えた。
さくらももこさんの青春が、事細かに描かれてて当時の日記を読んでるかのような感覚になった。思い出して書いてるとは思えない、鮮やかさ、、!
自分の手元に置いて、たまに読み返したくなる本。
「なれるかなれないかは、一度やってみないとわならないではないか。やらなかったら確実になれないが、やってみたら、やらない場合よりもなれる確率はある」
「自分には少しムリかもとか合ってないかもと感じたら、微調整を考えてみることも大事」
自分に起こる出来事をよく観察して、面白がったり、考え込んだり、楽しんだ -
Posted by ブクログ
三島由紀夫は産まれたときの記憶があるらしい(ホントかよ)が、さくらももこも負けていない。「二歳半ぐらい」からの記憶をたどった記憶力おばけの真骨頂、といった感じの本。
父ヒロシの事故のこと、友人をぶってしまったり、ランドセルに傷をつけてしまった日のこと。子供特有の逃げ場のないせつなさが、ドライなんだけど鮮やかな筆致で描かれている。
あとがきがまた素晴らしいので、まずはそこから読んでみるのがおすすめ。
「実は自分はすごくシンプルだったんだという事を、たまには思い出した方がいい時もある。
(中略)経験をし、その意味に気づき、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆく事、これが大人になってゆく