さくらももこのレビュー一覧
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さくらももこの聡明さが文章の節々から伝わる。
エッセイ内で語られる内容はどれもバカバカしいのだけど、それを伝える言葉の良い回しに知性を感じる。頭のよい人が語る馬鹿げた話は心地いい。
こんな人が周りにいたら誰もが好きになっちゃうだろうな。
エッセイを読むのはそこそこ好きなんだけど、ものによっては、自分のオシャレユーモアセンスに酔ってる態度が鼻につく文章などもたま〜に見かけることがあり、ヘッ!っと心の中で思うこともあるのだけど、名実ともに最上のエッセイ本を読んでしまった為、エッセイを読む際の一つの指標ができてしまった感。
スズムシの話と週刊誌の話がお気に入り。
スズムシの鳴き声を楽しむために近 -
Posted by ブクログ
大好きなさくらももこさん。初めて著者のエッセイを読んだのは小学生のとき。「もものかんづめ」で心を鷲掴みにされ、以来大人になった今も魅了され続けています。
いつもながら楽しくて笑顔になるエッセイ。
オランダ、福島、京都、バリ、大阪、新潟、香港、山口、福岡、富良野……と軽いフットワークで日本から世界まで、あちこち旅の様子が綴られています。
食いだおれ旅に、行き当たりばったりの旅、ときには一人で、気負いなく現地の人や仕事仲間と打ち解けた様子で楽しまれていて、読んでいてとてもリラックスした気持ちになります。
以前読んだエッセイにも繋がる“富士メンバー”も登場して思わずニンマリ。さくらさんの周りを -
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もともとコジコジは、一言でいうとシュールなところが大好き。今回、禅とのコラボだったので、コジコジと禅ってすごく合いそうと思って購入。
コジコジ…。白雲自在、両忘、如実知見、無為自然、隻手音声、明珠在掌。ありのままそこにいて、ありのままにすべてを感じ、ないものは何も求めない。見習いたい。結構悪いところがあるんだけど、それもまた何事も取り繕わない故であって、楽しく生きるにはそれくらいがいいのかもしれない。……できないけど。
見開き1ページに、禅のことば、その言葉の解説、ページ背景にことばに合うコジコジの漫画の一場面ととてもシンプルなつくり。どれも言い得て妙という感じで、とても面白かった。 -
Posted by ブクログ
行きたい所があれば迷わず行って、食べたいものがあれば悔いなく食べて、会いたい人がいればすぐにでも会いに行く。そんなさくらももこさんの自由で愛らしい生き方が詰まっているエッセイでした。1999~2002年までに発行されたムック本『富士山』に掲載されたエッセイをまとめたもの。ミッフィーの作者、ディック・ブルーナさんに会いに行った時「私も、72歳になったころ、ブルーナさんみたいにちゃんと素敵な人になれてたらいいな」という一文に胸がじーん…としてしまいました。帯には大爆笑と書かれていたけど、大爆笑を求めて読むと肩透かしかも。それよりもっとほんわかした人生の喜びのシーンの数々を一緒に楽しませてもらうよう
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小学生の頃、抱腹絶倒しながら読んで、そこから幾度となく読み返している大好きなエッセイです。
大人になった今読み返してみると、ひとつひとつのエピソードのおもしろさもさることながら、それに対する見方や表現が唯一無二だなぁと感じます。
また、「その後の話」で語られている、「血が繋がっているからといって、無条件に愛情が成立するわけではない」という考えにも深く共感しました。
どれも笑えるけれど、お気に入りの話は、「乙女のバカ心」と「底なし銭湯」。はじめて読んだ時から、なぜかずーっと頭の隅に居座り続けているのは、午前・正午・午後の試食魔の話。笑
よほどインパクトが大きかったのでしょうか...? -
Posted by ブクログ
【学びたいこと】
幼い頃からちびまる子ちゃんが好きで親しんできた。
今日は知識を得るための読書ではなく、純粋に「読む楽しさ」を味わいたい気分である。
本書を通じて、改めてさくらももこの独特なユーモアや世界観を堪能したい。
【本の概要】
本書は、さくらももこによる初のエッセイ集。
「ちびまる子ちゃん」の作者として知られる彼女の日常や感性が、ユーモラスに描かれている。
【感想】
・比喩表現が豊富で、一つひとつが印象的かつ面白い。情景や出来事が自然と頭に浮かび、読んでいて引き込まれる。
・比喩:「野口英世並みの熱意で研究」「ボーッとし具合ときたら、水族館の水槽の中をグルグル泳ぐマグロのよう」