さくらももこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
子供の塾の課題図書だったので、一緒に読みました。
ちゃんと読んだのは初めてだったかもしれない。
さくら先生が繰り出す言葉の数々がたまらなく、
楽しく読みました。
静岡でバイトをしていた頃の話「健康食品三昧」と、
高2の時に友蔵じいさんが亡くなった「メルヘン翁」のお話が好き。
でも、小学6年生の課題図書にこの本選ぶってどうなの、と親としては思うのですが
たまの知久さんと週刊誌沙汰になった話と
アメリカでタクシー運転手にコカインを勧められる話など...親の考えすぎなのか、子供からは特に質問を受けていないので、まあ、いいか。
時間が経っても色褪せないさくら節にたっぷり笑わせてもらいました。
巻末は哲学者の土屋先生との対談。
土屋先生の著書は読んだことがないのですが、
現在81歳なんですね。
ヨシタケさんのイラストが入った本を出されているようで手に取ってみようかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
さくらももこの、少し距離を置いたところから人間や社会を眺めてる感じが好き。
日常の出来事をここまで面白くする笑いのセンスの根っこには、このドライな観察眼がある気がする。
「メルヘン翁」「結婚することになった」が個人的ベスト。土屋賢二氏との対談もたいへんよろしい。
「"身内だから"とか"血がつながっているから"という事だけで愛情まで自動的に成立するかというと、全くそんな事はない。かえって血のつながりというものが、わずらわしい事である方が多いとすら思う。」
「もう、学生時代には戻りたくない。画一化された"学校"という組織の中で生きる時間は非常に苦痛である。学生の頃は「そういうもんだ」と思って過ごしてきたが、そういうもんの外に出た今、意味のない抑圧が多すぎると痛感する。」
(『その後の話』) -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもの頃のキラキラした思い出がぎゅっと詰まった、宝箱みたいな一冊だった。
さくらももこ先生ならではの、独特の感性とテンポの良いユーモアがどの話にもあふれていて、読んでいると自然と顔がゆるむ。
特に好きなのは、ラジオ体操の話。
ぐうたらなまる子、叱りつけるお母さん、ふざけて場を和ませる父ヒロシ。この三人の掛け合いが本当に面白くて、声を出して笑ったなぁ。
家族のほっこりした空気がそのまま伝わってくる。
それから、「自分の部屋が欲しい」という話の中で、さくらももこ先生がこんな言葉を残している。
ーーー
こんなかんじの記憶をもとにして、私の漫画はできているのである。虚しい思い出も、今となっては役に立つのだ。日々虚しさを感じている方々は、いつか何かの役に立つ日も来るかも知れないと思ってがんばってほしい。
ーーー
この言葉がすごく好きで、大人が子どもの頭を撫でてくれるような温かい気持ちになった。
さくらももこ先生のエッセイで語られるお話は、どれも平凡な日常を描いたもの。だけど、先生の人生において笑いをとても大事にしているからこそ、先生の目を通して描かれる世界はとても面白くて魅力的、だからこそ多くの読者を惹きつけるんだと思う。 -
無料版購入済み
1巻に比べて登場人物のキャラクターもはっきりしてきて、ちびまる子ちゃんの型ができてきた感じ。
ちょっと毒のあるセリフもあれば、ほろりとする場面もあったりしてやっぱり面白い