あらすじ
ベートーベン「運命」のメロディとともに肛門を襲った強烈な痔を完治させた、驚きのドクダミ療法。台風直撃、さらに食中毒にも直撃された台湾旅行。そして、「ノー・プロブレム」な国民性に振り回された、初めてのインド…。日本中をわかせた、あの爆笑エッセイ第二弾! デビュー前夜の妄想炸裂な日々を熱く語り合う、巻末お楽しみ対談つき。
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Posted by ブクログ
朝井リョウさんが好きなだけある。
最初から最後まで、とにかくユーモアにあふれている。そしてももこさんのバイタリティのすごさに感動する。きっと、そこにまるこちゃんの愛される秘密があるのだろう。
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さくらさんのエッセイは笑えるという意味での面白さは抜群だけど、それだけでなく、“人生における大切なもの”が込められていることがある。
「インド駆けめぐり記」という短編の中の、少女と手を繋ぐシーン。
> 彼女は自分が学校に通っていることや、おとうさんやおかあさんのことなど一生けんめい話していた。私が「あなたはとてもかわいいね」と言うと、彼女はパァァと輝くような笑顔で私の手を頬に当てていた。彼女の頬は熱くも冷たくもなく、ただしんしんと生きていることが伝わってきた。栄養失調で茶色く変色している髪が風で揺れている。どうか逞しく幸せな人生を送ってほしいと願いをこめて彼女の頭をそっとなでた。(p71)
>
私たちが日々忙しなく生きているこの間にも、インドでは少女が逞しく生きているかもしれない。
そう思うと、胸が切なくなる。
対談で周防監督も言っているが、さくらさんのように日々を鋭く面白く描き出すことは、とても難しい。
ぼんやりと生きていたら、すーっと流れていってしまう。
エッセイを書ける人は、「あ、これネタになるかもしれない」と思って生きているのだろう。
それは何も作家や芸人だけでなく、誰でもできたら良いことだと思う。
少しだけ人生が豊かになる。
辛い時にも、面白いことを見落とさないように生きていたいものだ。
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ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんのエッセイが気になり、読んでみました。バスの中で読んでいたのですが、くすっと笑ってしまうぐらいとても面白く、こんなにも面白いさくらももこさんの文章、エッセイが卓越されていて素晴らしかったです。こんなにも、小学校の時の記憶や旅行の記憶から、体験談として面白く書くことや話すことが難しいのに、さくらももこさんは、さらっと面白く書かれていて、圧巻でした。印象に残ったエッセイは、旅行話がとても好きなのでインドのエッセイです。まだ、「もものかんづめ」を読んでないので読みたいです。
大好きすぎる
さくらももこらしい“ゆるくて鋭い”視点が光るエッセイ集。日常のちょっとした不思議、子どものころの感覚、人へのツッコミなど、どれもクスッと笑えるのに、どこか温かくて共感できる。言葉のセンスが抜群で、軽い読み心地なのに「わかる〜!」が連続する心地よさがある。特に自然や生き物に向けるまなざしが優しくて、読み終わるとちょっと世界が面白く見える。疲れてる時に読むと元気をくれる一冊。
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『もものかんづめ』がとっても面白くて、さくらももこさんのエッセイをもっと読みたいと思い、こちらも読みました!
本作もたくさん笑いました!!!
お気に入りのエピソードは「痔の疑いのある尻」、「台風台湾」、「ミッキーマウスの繁殖力」、「夢が叶った悪夢」、「近所のじいさんの消息」、「お見合い騒動」、「おさるの住む家」です⭐︎
特に、「近所のじいさんの消息」と「おさるの住む家」は好きすぎる!!
痔をドクダミで完治させたり、飲尿療法をしていたり、信じがたいエピソードも他と同じように淡々と書かれているのがじわじわきて面白かったです!
「まる子三ヶ年計画」ではアニメのまる子についてのさくらももこさんの想いが書かれていて、胸が熱くなりました
「実家に帰る」では、実家を出ることの寂しさみたいなものも書かれていて、自分がひとりで暮らし始めた時のことを思い出して共感しました
Posted by ブクログ
さくらももこさんの独特の視点が本当に面白い!
フッと笑ってしまう面白さがずーっとある感じ。
『前世日本人の疑い』の話がお気に入り^_^
日常の中で起きた些細なことを面白く捉えられるって素敵だなと思う。自分も日々生活していく中で小さなことでも面白がってみたら世界の見方が少し変わるのかなと思うのでやってみようと思った。
さくらももこさんのエッセイ全部読みます!(宣言)
Posted by ブクログ
さくらももこ展に行ってみよぉーっと思ったので予習しなきゃー!って感じで、はじめてさくらももこのエッセイを読んでみた。体験談をおもしろくお話ししてくれる知り合いの話を半笑いで聞いてるみたいな感覚でさらさらーっと読めちゃった○
Posted by ブクログ
インド旅行のお話が印象的でした!
旅行中は日本との違いがありすぎてグッタリ、といった感じだけどいざ帰国してみると寂しかったりする。笑
これを機に他の方のインド旅行記も読んでみたくなりました!
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好みの問題だと思うが個人的にはもものかんづめより好きなエピソードが多かった。変わらずふふっとなるシーンが多く、1週間の仕事の疲れが無かったような感覚になる。実際は疲れているからどこにも出かける気にもならないが、それくらい元気を与えてくれるエッセイ。いさおくんのエピソードなんかは筆者の感受性の豊かさが存分に出ていて読んでいるこちらが嬉しくなった。くだらない事でもいいから笑いたいなぁ、最近笑えてないなぁっ人にぜひ読んでもらいたい。
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相変わらずおもしろすぎた。
家族のことが好きなところも、愛あるエピソードばかりでほほえましい。
前世日本人の疑いとインドの旅行の話が好きだった。
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小学生時代の思い出、デビュー後のインド珍道中などが書かれている。
どの話も面白くて、クスクスと笑ってしまった!
さくらももこさんの日常の視点やモノの見方、それを面白く表現する能力が凄いなと思った。
本のタイトル「さるのこしかけ」の由来が意外で笑ってしまった!
「おさるの住む家」が特に好きだった!
Posted by ブクログ
読むとどうしてもちびまる子ちゃんを想像しながら読んでしまうので、イメージしやすく面白い。
ミッキーマウスの繁殖力、ぐうたらの極意、飲尿の話し、いさお君の話が好き。
馬鹿馬鹿しくて面白い話が多いが、心温まる話もあって好き。
Posted by ブクログ
あと先考えてない感じが、他人事だから笑っちゃう。
相変わらず飲尿だけは理解できない。
コロナ禍まで生きていたらとんでもない治療法などに手を出してたのではと、心配になる…
Posted by ブクログ
2026.3冊め
今年の読書の始まりは、さくらももこさん。
サクサク読めるし、途中笑いが止まらなく
なったりして漫画家であるけれど、
文才もかなりのものだとおもわれます。
一年の始まり位、何も考えずに
読める本って良いですねー
兎に角、楽しめます。
Posted by ブクログ
本当にこの人のエッセイは面白い。
きっと常人なら見逃してしまうような日常の出来事も、さくらももこさんにかかればあっという間に面白い話にしてしまうのだろう。
一番好きなのは、死んだことにされてしまった近所の爺さんの話かな。
何も考えたくないような時に読むのがおすすめ。
Posted by ブクログ
もものかんづめより面白さがアップしていた。
インド駆けめぐり記で出会った子供達の話は読んでる方も切なく感じたし、前世日本人の疑いは絵があってそれが面白くて笑ってしまった、いさお君がいた日々も面白かった。
新婚旅行でスペイン行くはずだったのに夫がビートルズに会いたいって強制的に急に場所変えたのはちょっと引いた…
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インドの話が特に面白かった。
フジも可愛がられているようでよかった。
お母さんがお姉ちゃんにお見合いを強制する会話とかはアニメのお母さんの声で再現されてしまう笑笑
Posted by ブクログ
楽しくかわいいと勝手に抱いていた想像よりももっと笑える感じでびっくり。ここまでハチャメチャな人だったとは、本当にまる子が大きくなっただけとでもいうか、自由。
Posted by ブクログ
自分が生まれる前に出版されたエッセイって読むことないな、どんな感じがするんだろう、と思ったけど、ライターのブログを見ているような感覚で共感しながらスイスイ読める。さくらももこが今いたらnoteで殿堂入り記事を連発してるだろうな。
庶民的な生活と時々出てくるVIPな人たち、昭和の熱や親近感の沸くやらかし話のギャップがおもしろい。
序盤の
痔、ポールマッカートニー、遠藤周作、インド旅行計画などが好きだった。
いさお君がいた日々は、キュンとなった。
飲尿の話はびっくり、そんな民間療法が流行ってたなんて。
特に必要のないものを愛でたり、トホホな出来事をおもしろく語れる、おもしろいことの吸収もアウトプットも上手な作者の才能に憧れる。
人生を楽しむのがうますぎる。
Posted by ブクログ
インドでの写真から始まる。
面白いだけではない。文章構成が最高だ。
〝さるのこしかけ〟の題材は、旦那さんからさるみたい、色気がないと言われたエピソードからついた様子。
痔の疑いがある尻
痔の痛さの比喩がもうさくらももこの世界観だ。壇ノ浦の戦いや農民の一揆、第一次世界大戦
さくらももこさんのエッセイに学ぶ、
水虫はお茶っ葉、痔はドクダミの葉
遠藤周作先生
の作品を読んでみたいと思った。
ちびまる子ちゃんにいそうな人柄だなぁ。とこのエッセイ読んでて思った。
台風台湾
この話はラジオでもしてたなぁ。
インド旅行計画、インド駆けめぐり記
面白い旅エッセイだった。
ガイドの大麻 豊(おおあさ)さんの名前から始まり、インドのどの犬も気持ちよさそうに寝ていること、物乞い、貧富の差、大嘘をつくインド人、なんでもノープロブレム、旅先での出会いと別れ。
世界中を駆け回った友人は、インドが好きと言ってたので、インドに振り回されたのは以外だった。
この前出会った人も、まずインドはどこの国に最初に行くかで、嫌いかそうではないかに分かれると言ってたなぁ。
ミッキーマウスの繁殖力
小学校の頃、ハムスターが流行った。
でも、ハムスターって自分の子ども食べてしまうんだよ。(エッセイではおねぇちゃんが、ジロジロみられるとノイローゼになり自分の子どもを食べてしまうと。)と聞いて、恐怖心を持ったのを思い出した。だからこれを読む時もなんか恐れ多かった〜
見当ちがいな熱血
ネーミングセンスの天才だ。
どう考えても違っていると思われる方向に突っ走る者が時折いる。〝目隠しイノシシ野郎〟
名前の分からない物の買い物
今の時代は不思議だ。
擬音やジェスチャー、人に聞いてみる。
そんなことが、今はこれが解決してくれてる。
なんの曲か気になったら、なんの曲かわかってくれる。忘れないようにとメモも取らないし。
不思議な時
☆いさお君がいた日々
とても良かった。特殊学級にいる子の話だからそう思うのか、
また、わたしが現在想像もしていなかった、障害者支援施設で福祉に従事していることもあり、
さくらももこさんは一体どんな感性なのかなぁと気になった。
いさおくんが脱走したとき、まださくらさんは小学生なのに、いさおくんの気持ちを尊重した。
「いさお君が行ってみたい所に行ってほしい。いろんなものを見て自由に楽しんでほしい。誰もいさお君の邪魔をしませんように。」
最後にいさお君の卒業文集を見たさくらさんの感想が、自分の何かを掴むかのように、彼の尊さを感じていて、心がぎゅっとなったエッセイだった。
巻末のお楽しみ対談は周防正行映画監督だった。
さくらももこさんの交友関係は面白い。
相変わらず、家族話は面白いし、
〝すごく会いたい、会いたくない〟では、
お互いの憧れの人の話をしていた。
今回は、なんだか読書が進まずに辛かった。
でも読めて楽しかった。
文章から伝わってくるもの。
読みながらそれを想像したりして、違う世界へと連れてってくれて、読書はいつまでも最高だなぁ。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ。初読み。
子供の頃、日曜6時に必ずちびまる子ちゃん見ていました。だからか?エッセイも脳内で勝手にアニメの声で再生される。お得な気分。
初っ端の痔の話で爆笑しました。エッセイもこんなに面白いの?書き方も上手いわ〜。凄い!
30年以上前に書かれた物なので時代を感じる描写もある。夫を主人呼びしている所とか、遠藤周作先生の所とか。一番読んでいて辛かったのは、お見合い騒動。お姉ちゃんが無理矢理お見合いさせられる話なのだが、とにかくお姉ちゃんが可哀想で読むのが辛かった。当時は多分笑い話として掲載されたのだろう。時代の流れを凄く感じました。
とはいえ面白い話の方が多くて楽しめました。所々入っているイラストもキュートで懐かしい。エッセイもこんなに上手で面白いのは知らなかった。もっとまるちゃんのエッセイ読んでみよう。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイは「もものかんづめ」を一部読んだことがあるくらい。本書で初めて最後までちゃんと読んだ。心や体が疲れたときにも読みやすい軽妙な書きっぷりだけど、たまにすごくグッとくる話もあった。
本書と、辻村深月さんのエッセイ「図書室で暮らしたい」を交互に読んでいたため、書き手が違えばこれほど見える世界や感じるものが違うんだなぁと当たり前のことを改めて感じた。
さくらももこさんのほうは基本的に楽しくてバカバカしくて、たまに寂しかったり悲しかったりする。
インドの話は数十年前のことだと思うが、日本なら考えられないようなさまざまな無茶苦茶っぷりは、2年前にインドに行った身としては「あのインドならこういうこともあり得るな…」と感じた(笑)
ただ2年前に行ったときはさすがに空港職員はちゃんとしていて、特に荷物検査はめちゃくちゃ厳重だった。(一緒に行った友人はなぜか引き留められ、持参した折りたたみ傘を開閉させられていた…)
他にもおよそ30年前のこの時代ならではのテキトーさがエッセイ全体を包んでいて、また今ならば批判されそうなことも率直に書かれていて時代の違いを感じた。
巻末の周防正行さんとの対談で、さくらももこさんがどんなおばあちゃんになりたいかという話があった。
調べてみるとさくらももこさんは53歳のときすでに他界されていることを今更ながら知り、なんだか切なく寂しい気持ちになった。
Posted by ブクログ
もものかんづめ読み終わってすぐこちらも読破。
飲尿流行ってたの信じられないな、一年続けたの流石すぎる。エッセイの内容が日常であること、もはや抑えて書かれていることが最後の対談で話されていて更に衝撃!こんなファニーなさくらももこさん及びファミリーの一部を世に公開してくれてありがたい。
Posted by ブクログ
2025.12.27
売れたので慌てて読み返した。
飲尿療法、今となってはどうなんだろう…。当時は衝撃だったけどそんな健康方法もあるんだなァくらいに思ってたけど今思うとやっぱりありえないな笑
当時読んだエッセイがあーコレコレ、と懐かしく思い出されました。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんをはじめ、近頃の作家のエッセイを読んでいると、しばしば「さくらももこに影響を受けた」という一文に行き当たる。そう何度も出てくると、さすがに気になってきて、本書を手に取った。
エッセイ集なので話題は多岐にわたるが、特に印象に残ったのはインド旅行の話だった。インドに行ったにもかかわらず、人生観が激変した様子が一切ない。悟った風でもなければ、無理に格好をつけるでもなく、終始「日本人のまま」戸惑い、ツッコミを入れている。その自然体ぶりが実に心地よく、行ったこともないのに、なぜか現地の空気が想像できてしまうのが不思議で、思わず笑ってしまった。
もう一つ、別の意味で衝撃だったのが「飲尿をしている私」である。健康のために飲尿療法をしている、という話を大真面目に語られて、しばし本を閉じた。1990年代当時なら普通だったのだろうか。いや、さすがにそんなことはないだろう。今の時代なら安全面だの何だので、とても書けなさそうな内容だが、当時は許されていたのだろうか。これほど真剣に飲尿を勧めてくる文章を、私は初めて読んだ。なお、実践する予定はない。
全体を通して、肩肘張らず、見栄も悟りもなく、ただ日常を面白がる姿勢が一貫していて、その飄々とした語り口に、なるほどこれは多くの作家に影響を与えるわけだ、と妙に納得した。