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Posted by ブクログ
さくらももこのエッセイ。私はちびまる子ちゃんにもさくらももこさんのエッセーにもフラットな感情なのだが、朝井リョウさんが勧めていて久々に読んでみた。たまたま朝井さんが言っていた「ひろしが歌の歌詞を間違いまくる話」が収録されていてよかった。
フラットな読者として分析すると(多分もう百万人が同じ分析をしてると思うが)、さくらさんは子供の頃の話を子供の気持ちのままで分析できる人なのだと思う。不思議と母はこのときこんな気持ちだったに違いないという母への思いは少なく、これを自身も子供を持った身で書けるのはすごい。どうしても親目線で考えてしまうもの。
私は子供の頃はなぜ一家庭の平凡なエピソードが、しかもリボンという媒体で人気が出るのだろうと不思議だった。自分は妹ながらまる子的な要素がなかったためでもあり、また時代も違うのであまり重ねられなかったのかもしれない。
大人になって読んでみると、これは発達グレーというか個性的な子供の話…?と思ってしまい、それを特性ではなく怠け(←当時はそうだったから仕方ない)として捉えてしまうお母さんと、母に理解されないためにかえって意固地になる子供の悲しいエピソードに読めてしまった。漫画家という職業に華開いたからよいものの、違っていたらどう育てたらいいのだろうと考えてしまう。つまり私は大人の立場で考えてしまっているわけで、子供のころのタイムカプセルをそのまま持ち続けられるさくらさんは、やはり稀有な存在だったのかもしれない。
Posted by ブクログ
筆者が本書で述べていた数々のセリフに強く心が動いた。
『思いがけない展開になることがこれからの人生でもいっぱいあるのだ。新しい展開になるたびに、その都度ベストを尽くしてゆこうと私は思っている。たとえ結果が見えなくても、新しい展開になった時は潔くそれを受け入れベストを尽くすしかない。思いがけないなりゆきの繰り返しの中でいろんな事を学んでゆくのが生きる意味かなとも思う。』
『人生とは希望と失望の繰り返しだ。夢を描いてわくわくしても、なんだこんなもんかとあきらめたり妥協したり、力が抜けたりする場合がいっぱいある。でも、そこでガックリしたまま途方に暮れっぱなしではいけない。途方に暮れてたって単に時間が無駄になるだけだ。ガックリしたらすぐに「さて次はどうしよう」と考える時こそ自分の成長するチャンスなのだ。』
人生は自分が想定していた通りになるものではなく、それが良い方向に行くときもあればよくない方向に変化する。良くない方向の時にはネガティブにならずに、変化したときの状況に応じ、行動すること、その行動力を鍛えていくことが大切なんだなぁと感じました。
思いがけない出来事があることも人生の醍醐味なのかな?
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