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いつも食べきれなかった給食。父ヒロシに懐メロを教えるのに苦労したお風呂の時間。おこづかいをつぎこんだ紙しばい屋。黄金の小学三年生時代――まる子だったあのころのつきない思い出と、爆笑エピソードの数々。涙が出るほど笑ったあとは、ほんわか胸があったかくなる、ベストセラーエッセイのシリーズ完結編。巻末Q&A収録。
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Posted by ブクログ
もう20年ぶりくらい?久しぶりに読んだけどどの話もちゃんと覚えていて、かつまた笑えるのが凄すぎる。風呂の歌の話は何度読んでも笑っちゃう。なんでこんなにおもしろいんだろう
さくらももこのエッセイ。私はちびまる子ちゃんにもさくらももこさんのエッセーにもフラットな感情なのだが、朝井リョウさんが勧めていて久々に読んでみた。たまたま朝井さんが言っていた「ひろしが歌の歌詞を間違いまくる話」が収録されていてよかった。 フラットな読者として分析すると(多分もう百万人が同じ分析をし...続きを読むてると思うが)、さくらさんは子供の頃の話を子供の気持ちのままで分析できる人なのだと思う。不思議と母はこのときこんな気持ちだったに違いないという母への思いは少なく、これを自身も子供を持った身で書けるのはすごい。どうしても親目線で考えてしまうもの。 私は子供の頃はなぜ一家庭の平凡なエピソードが、しかもリボンという媒体で人気が出るのだろうと不思議だった。自分は妹ながらまる子的な要素がなかったためでもあり、また時代も違うのであまり重ねられなかったのかもしれない。 大人になって読んでみると、これは発達グレーというか個性的な子供の話…?と思ってしまい、それを特性ではなく怠け(←当時はそうだったから仕方ない)として捉えてしまうお母さんと、母に理解されないためにかえって意固地になる子供の悲しいエピソードに読めてしまった。漫画家という職業に華開いたからよいものの、違っていたらどう育てたらいいのだろうと考えてしまう。つまり私は大人の立場で考えてしまっているわけで、子供のころのタイムカプセルをそのまま持ち続けられるさくらさんは、やはり稀有な存在だったのかもしれない。
さくらももこさんのエッセイは大好き。 昭和を追体験したような気持ちになれる。 なんで子供の頃のことをこんなに覚えてるんだろう。なんで日常がこんなに面白いんだろう。 「風呂で歌を歌う」が特に好きだった。ヒロシが良い味出してる。 「春の小川の思い出」も懐かしさと切なさがあり、自分の子供の頃を思い出しても...続きを読むうあの頃には戻れないんだと思うと寂しくなった。
「あのころ まる子だった ももこの話」なのね! 相変わらずさくらさんのエッセイはぷぷっと笑える。 フェスタしずおかでヒデキかリンダか、そしてドリフがで悩む姿が笑えた。あとがきで健康について語る部分は読んでいて寂しくなってしまった。もっとさくらさんの作品が読みたかった。
文章を読んでいると、アニメのまる子の声が聞こえてくる。 あの漫画は文学でいえば私小説だったことが実感できる。
筆者が本書で述べていた数々のセリフに強く心が動いた。 『思いがけない展開になることがこれからの人生でもいっぱいあるのだ。新しい展開になるたびに、その都度ベストを尽くしてゆこうと私は思っている。たとえ結果が見えなくても、新しい展開になった時は潔くそれを受け入れベストを尽くすしかない。思いがけないなり...続きを読むゆきの繰り返しの中でいろんな事を学んでゆくのが生きる意味かなとも思う。』 『人生とは希望と失望の繰り返しだ。夢を描いてわくわくしても、なんだこんなもんかとあきらめたり妥協したり、力が抜けたりする場合がいっぱいある。でも、そこでガックリしたまま途方に暮れっぱなしではいけない。途方に暮れてたって単に時間が無駄になるだけだ。ガックリしたらすぐに「さて次はどうしよう」と考える時こそ自分の成長するチャンスなのだ。』 人生は自分が想定していた通りになるものではなく、それが良い方向に行くときもあればよくない方向に変化する。良くない方向の時にはネガティブにならずに、変化したときの状況に応じ、行動すること、その行動力を鍛えていくことが大切なんだなぁと感じました。 思いがけない出来事があることも人生の醍醐味なのかな?
小学生の時に実家で読んだフレーズが頭から離れずもう一度買ってしまいました。ひろしに歌を教える話が特に好きです。「えきりのごし」この6文字でどれだけ笑ったことか。本当にさくらももこさんの、難しい言葉は何一つ使っていないのだけれどこの世にたった一つだけの文章を書く力はすごいなと再認識。
おもろい。普通にニヤニヤしながら読んでた。 この頃の自分のこと何も覚えてないな。 あとがき読んでから三部作の最後ということを知ったので前二作も読みますね。
「目立つ少年と地味な少女の話」 おじさんになった今、このエッセイの深さがわかる。 地味な男子は、ただのおじさんになっただけだけど。 子どもの頃だったら言いたいことはわかるけど、ここまで心に刺さらないだろうなぁ。 「あとがき」 ただ単に自堕落な行動が書かれているだけなのだけど、なぜか腹も立たずに面白...続きを読むい 最後は、今となっては切ない。
小3なのにすでに”自分”が定まりまくっていて、すごすぎる。 私がまる子と同じ小3くらいのときには、お母さんや先生に自分のことを否定されたら、なんか違うとモヤモヤしても、それを言語化できなかったし、自分の軸は定まらず、常に周りの大人たちに影響を受けまくっていた。なのにまる子はお母さんに怒られようとも、...続きを読むまだ9歳やそこらなのに「とはいっても、私は〇〇なんだから仕方がない」と完全に割り切ってしまうのだ。カッコ良い。 こうなると、さくらももこさん自身の子育てがどんな感じか気になる。今度読む予定の「さくらえび」で息子さんとの話が出てくるみたいなので楽しみ。
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