さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「たびたび」を読んでいるはずだが、「たべたべ」かと錯覚するほどに著者は食べまくり飲みまくる。脳内で再生されるのは、まるちゃんの姿であちこち旅するさくらももこ先生だ。かわいい。
いつも仲間に囲まれ行きたいところに行き、配慮すれども遠慮はせず(朝井リョウ先生の特別寄稿が腑に落ち過ぎる)、相手の懐に飛び込むのが上手で子供みたいに素直。
クスリと笑えて、あーやっぱり面白かった。と同時に沸き上がる寂しさ。涙が出そうになる。もっともっとさくらももこのエッセイを読みたかった。
と、巻末の新潮社のさくらももこ作品リストに『ふじさん 単行本』「2026年夏ごろに発売予定!」の文字。こちらも待ち遠しい。 -
Posted by ブクログ
さくらももこの聡明さが文章の節々から伝わる。
エッセイ内で語られる内容はどれもバカバカしいのだけど、それを伝える言葉の良い回しに知性を感じる。頭のよい人が語る馬鹿げた話は心地いい。
こんな人が周りにいたら誰もが好きになっちゃうだろうな。
エッセイを読むのはそこそこ好きなんだけど、ものによっては、自分のオシャレユーモアセンスに酔ってる態度が鼻につく文章などもたま〜に見かけることがあり、ヘッ!っと心の中で思うこともあるのだけど、名実ともに最上のエッセイ本を読んでしまった為、エッセイを読む際の一つの指標ができてしまった感。
スズムシの話と週刊誌の話がお気に入り。
スズムシの鳴き声を楽しむために近