さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もともとコジコジは、一言でいうとシュールなところが大好き。今回、禅とのコラボだったので、コジコジと禅ってすごく合いそうと思って購入。
コジコジ…。白雲自在、両忘、如実知見、無為自然、隻手音声、明珠在掌。ありのままそこにいて、ありのままにすべてを感じ、ないものは何も求めない。見習いたい。結構悪いところがあるんだけど、それもまた何事も取り繕わない故であって、楽しく生きるにはそれくらいがいいのかもしれない。……できないけど。
見開き1ページに、禅のことば、その言葉の解説、ページ背景にことばに合うコジコジの漫画の一場面ととてもシンプルなつくり。どれも言い得て妙という感じで、とても面白かった。 -
Posted by ブクログ
も〜〜う、夢のような共演!
さくらももこ特有の皮肉った部分は一切なく、ほのぼの部分を何倍にも膨らませて子供の頃から大好きだったまるちゃんとコジコジが絵本の中でひたすらほのぼの遊んでいます
内容は月毎にテーマがある(1月は正月など)短編絵本集という感じ
1人目の子がお腹にいた時に見つけて速攻で全4巻集めました
絵や色使いもとても繊細で丁寧に描かれていて全てのページがさくらももこ展か何かで使われていそうなほど素敵です
元ネタが漫画なんてまったく知らない我が子供達も大好きな絵本でよく読み聞かせをしています
自分が子供の頃読んで育った漫画のキャラが形を変えて自分の子供達が読むなんて…これもなんだか夢の共演なのかな
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Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ4作目。
タイトルからしてとても良い。ひとりずもう。ももこさんの中学、高校、漫画家デビューまでを振り返った一冊。
彼女のエッセイのすごいところは、自分が思ったことをすなおにそのまま書いているように見えること。
本当は誰もが心のなかに存在するのに、こんなこと書くの良くないかなぁ、ちょっと恥ずかしいなぁと思うようなことを、1ミリも格好つけずに書いている。実際は格好つけているところもあるのかもしれないが、読者にそれを全く感じさせない。
私も文章を書くことは好きだけれど、こんなに自分の心をすっぴん状態でさらけ出すことはなかなか難しい。意識的にも無意識的にも、やっぱり格好つけてしまうし、話をいい方向に持っていってしまう。
4作目にして、そのすごさがとてもよく分かった。
「果たしてこんな私でも人生で一度ぐらいは恋人ができるのだろうか、という根本的な憂いも 抱き始めていた。」
「私は何もしない青春を送る者なのだ。今さらどうにかできるもんでもないし、こうやって十七歳の日々が単に過ぎてゆくだけなのだ。」
私も高校生のとき全く同じことを思っていた。漫画やドラマでは、高校生たちは恋も友情も部活もあらゆるイベントであふれているのに、現実ではなにも起こらない。
こうしてピチピチのJKとしての日々を、誰の目に留まることもなく消費していく。悲しいような、なにかとてつもなく勿体ないことをしているような気持ちだった。
家と学校の往復しかないリアルな高校生活は、残念ながらそんなものだ。けれど大学生、社会人と歳を重ねていくにつれ、どんどん外の世界へ足を伸ばしてゆけるようになる。そうするとさまざまな出会いも、おもしろい出来事もどんどん生まれてくる。高校生の私には、もうちょっと待ってな、あなたが望むような青春はこれからやってくるよと言いたい。
誰もが知るももこさんも、自分と同じような高校生活を送っていたと知って、ぐっと近い存在になった。
本作の後半で、ももこさんが漫画家になるまでの道のりが描かれるのも見どころだ。
呆れて笑っちゃうくらいのぐうたらJKだったのに、本気で漫画家を目指すようになってからとんでもない熱量で、寝る間も惜しんで描き続ける。ちびまる子ちゃんがさくらももこさんへと変貌していく。読んでいて眩しさしかなかった。
また時間を空けて読み返したい。 -
Posted by ブクログ
2026.02.27
実家に置いてあり、小さい頃から何度も何度も読んだ。朝井リョウさんのエッセイを読んだことをきっかけに(朝井リョウさんもエッセイ内でさくらももこのエッセイが好きだと言っていた)久しぶりに読みたい、、!と手に取った。
10年以上ぶりに読んだのに、読んだことあるのに、ところどころクスッと笑える。さすがだなあと思う。
畳のある部屋で夢中になって読んだ自分自身の「あのころ」も思い出されて、なんとも懐かしい想いに包まれて読み終えた。
自分の幼少期の思い出も相まって本作が好きなのもあるんだろうなとしみじみ感じる。
つぎは「さるのこしかけ」を読むつもりだ。